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お話もおもしろいよ!

ストーリーの「転」がり方というか久住くんの転がされ方というか、やっぱうまいというのか。


コナンドイルのホームズ赤毛連盟(非BL)でも、百科事典をまるっとうつす高額なアルバイトを突然失って困る依頼人の話があったけどその話を思い出した。あれも事実が解決して、おぉおぅと思ったけど、そんな気分になれます(?)

新種のオメガバース捕獲!!

私も見事にはまってしまいました。おもしろかったです。
オメガバースには抵抗あるほうで、もっと登場人物たち運命に抗えよ!!とか思ってしまいます。(オメガバースがそういう運命の二人という設定なので、身もフタもない文句なのですが)「そういう運命」がなんか明治の古臭いの恋愛みたいで、何かに縛られるなんて、つまらないとか、思っていました。
目と目があってすぐにカップルになるのも、恋に落ちるきっかけネタを知る楽しみを奪われたようで、(そこが各作者様の力量拝見という気がして)損した感じがしていました。
 相手を小学生設定にする、という基本的わかりやすい設定でも、ストーリー展開で前半特にぐいぐいよませてよかった。なんかキャラクターは超魅力的、もちろんカワイイ、そしてしっかり者。キャラクター二人の好感もてるさっぱりした性格がよかったのかな。
自分のアルファオメガを隠さず生きてるとか、攻めが成長するまでちゃんと待つというのはオメガバースの運命に抗って?生きてるから良かったのかな、と思いました。
 
 

全身全霊できみを愛するを華族社会でやるとこうなる

お前がそばにいてくれるなら
僕は何だって

どこかにありそうなラブストーリーのセリフですが2巻で出てくるところ、すごい好きです。
どこにもない重みを感じます。全身全霊で、ってこう努力するんだよ、と知られされているような展開になっていきます。

絵もすごいきちっと描かれていますよね。すごい、と思います。
絵もかため、かみのけもきちんとしている
さわると堅そう!?

堅苦しい貴族社会のイロイロ、
学問を究め
社交でも頭角を現し、
株式に精通し、
資産を基盤に事業に邁進する。


こちらも実際のトコロ、貴族の複雑な人間関係など、読むのに骨が折れたりも、
暁人と桂木が5巻の夜会でそれぞれ何をねらっているのか、とか複雑で、何回も読み返さなければ、となってしまいます。
が、がんじがらめの旧来の社会で自分の地位を固めるサクセスストーリー(?どう暁人が決断するのかはエンディングのお楽しみでもあります。)
としても、すごい二人、成長してるな、と見守りたくなります。

ただ、アイシテルの言葉をささやけばいいんだ、では片付かない
有言実行タイプのハートの強さに惚れること間違いなしです。

はじめから与えられた位置から数段飛び越えて、
自分で愛する自由をつかみとっていく

なかなかないカッコイイ人物像だと思います。

倒錯的な愛の行方

あくまで直接「愛し合わない」二人
その特異な愛し方は男爵も交えてよりエスカレートしていきます。
スーツ姿や美しい体のラインも素晴らしい。
たしかに白塗りの先をのぞけたらより、またさらに官能きわまっただろうな、と。

神としなかったのは
ネトラレとしてどこかでみた何か・シーンセリフをつみかさねているんじゃないかと
たとえば執事の立場が女性に置き換わったなら、、とか
自分はblにいつも何を求めているんだろう、と考えてしまいました。
私は(という訳で、意見には個人差があります)エロ+セリフ萌え(またはドラマチックな展開、何だろ急なキスとか?)
のこの二つの濃厚な絡み合いに期待する私としては
残念ながら後者を感じなかった。ある面さっぱりした表面的な、人間のドロドロを感じるとか人物に感情移入してみれなかった。
やはり作者様のいう日の目を見ていないラストシーンに何かかくされているのでしょうか。
自分が攻としてはコンラートを愛せない(ということでいいのでしょうか。このカミングアウトも衝撃的)
その後の展開に期待します。

気持ちが凝縮されたセリフに圧倒

読んでセリフだけでもすごくないですか。もちろん主人公を取り巻く環境、人間関係、10代の若者の先のみえない未来など、題材的には見たことがないわけでもない。しかし、この絡み合い具合が独特の世界観からにじみ出てくるのでしょう。。そこらの40代の不倫カップルにみせて説教(!?)したいくらいの、わ、こんなこと高校生が言えるのね。。
これでもBL初作品でいらっしゃるとは本当に驚き。美しい野菜でも確信をつく(といってSMの何をしってるかという私ですが)愛あるSM、、、わー初めて読んだ、気がしてました。杉本彩の映画とか、、、すいません、大家の名作もなんか私わかってなかったわ、そこらの官○小説じゃ気付なかったものがそこにあった気がしました。愛かな。。。
正直美しい野菜のときとか、表紙絵とかみたとき思ったのは今の主流に絵柄ではないな、という気がしていました。そこでスルーさせちゃいけない!!こちらは瑞々しい若者の、魅力色気も満載だと思います。最後の方は洗練されてる気がしました。いや、この方は読んでくとにじみ出てくる、こういう色気はほかにないなあと思う。

窮鼠はチーズの夢を見るも大好きなのですが、「渡る世間は鬼ばかり」的に語りつくすリアルな心情、(すみません、この文章いろんな作品がぼっとでてトっ散らかっています。)こちらはそぎ落としたセリフのパワーというか想いの力に圧倒されたいと思います。
「お前なんて知らなきゃよかった」