グラン・ギニョール

Grand Guignol

グラン・ギニョール
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神27
  • 萌×215
  • 萌6
  • 中立11
  • しゅみじゃない14

--

レビュー数
16
得点
224
評価数
73
平均
3.4 / 5
神率
37%
著者
 

作家さんの新作発表
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媒体
BL漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイコミックスDX
発売日
価格
ISBN
9784799730263

あらすじ

「僕の執事になって欲しい」
ドイツ旅行中の須蛾子爵に請われ、国を捨て彼の忠実な僕となったコンラート。
「男娼」と噂されるが、互いへの愛の"高潔さの証"として決して交わろうとはしなかった。
だがある晩、コンラートは怪しげな屋敷に連れて行かれ、主人の欲望を満たすために目前で、「醜悪な痴態」を演じることを強要される…!!
描き下ろし32ページを加えて、華麗なる性の饗宴が開幕する。

表題作グラン・ギニョール

須蛾 聡 子爵
コンラート ・ネルンストドイツ人の執事

同時収録作品グラン・ギニョール

阿木乃男爵
コンラート・ネルンスト ドイツ人の執事

同時収録作品グラン・ギニョール

阿木乃男爵
須蛾子爵

その他の収録作品

  • ロマンティック
  • グラン・ギニョールー序幕ー
  • グラン・ギニョールー青幕ー
  • グラン・ギニョールー赤幕ー
  • グラン・ギニョールー黒幕ー
  • あとがき

評価・レビューするAIの精度がアップいたします

レビュー投稿数16

BL業界の成熟のためにも本作続刊希望します!

耽美、絶望、諦観。こんな言葉が全編を通して漂いそれが足元にまとわりつき、時には身体全体にまで立ち昇る、そんな作品でした。絶対に最低あと一巻は出版されなくてはいけない作品です。

昨今高評価を受けてる作品内容とは離れてるためオトナの事情が出てくるのは理解出来ますが、このような作品をすっと受け入れるくらいBL業界は成熟してるのではないでしょうか?映画やテレビ、小説などにも言われてますが大ヒットを狙っていってもそれらの層が薄くなるばかりではないかと。映画「ブロークバックマウンテン」もあんなにヒットしたのでこの作品も一般紙でも充分理解が得られるのではないでしょうか?どちらの作品も男同士が世間の抑圧された禁秘の世界の中で愛の形を隠したり歪ませたりしてその愛を守る様を描いた作品に違いないから。

先生があとがきにオトナの事情があってもご自分も2巻出版に努力される事、読者の皆さんにも""本作の2巻希望とTwitterかメールをお願いします。誰かやるだろうと思ってると5人くらいしか来ないんですよ""なんて冗談交じりに書かれてたので真に受け過ぎかと思いましたが、それでも1人でも多くがいいに違いない!とこれからメール、ポータルサイトとココにレビューして2巻熱烈希望と拡散するつもりです。

2

救いが欲しいです。

あらすじだけで、ウホウホ購入。
確かにあらすじ通りなんですが、何でしょう、この読後感の悪さ。
悲劇は好きですしバッドエンドも悪くないんですが、絵だけでなく描写として硬質なのでうわべだけでドロドロした何かが流れていく気持ち悪さがありました。
これがお好きな方にはたまらないのかもしれないですが、私はもう少し人間味が欲しかった。
登場人物に誰一人として感情移入できないまま、終わってしまいました。救いも一切ないです。

狂った世界には、読者に近い視点が必要な気がします。一点でも癒されるところがあれば、よかったのに。
話が微妙に中途半端なのは大人の事情があるっぽいですが、それは同人誌からの再録ではない商業作品としてどうなんだろう。
絵は綺麗でしたが、期待した物と違ったのでこの評価で。

0

ぐいぐい惹きこまれる

どのような過去を辿りこの、結末を迎えたのか。
独特の世界観で描かれるさまに引き込まれました。
触れることを禁忌とし、焦がれる気持ちを耐える日々。
愛するがゆえに暴走する行動がよりエロスを際立たせている。
触れられないからこそ、せめて官能に打ち震える姿が見たいと
他の男に好きな男を抱かせる刹那。
いや、刹那でもないのか。
ときにして人は~という部分が多く垣間見える。
愛する人の願いはかなえてやりたい。
しかし、他の男に抱かれろと命じられ「NO」と答えてしまう。
けれど。。な葛藤シーンがすごく好き。
お前も犯されるんかーいwwwな展開またおつ((´∀`))ケラケラ

とってもいいところで終わってしまっている本作。
続きがでるかいなかはーなんて言わないで
ひたすら2巻を切望いたします。

5

間接セックスは官能的。

落ちぶれ貴族と、ドイツから連れ帰った執事。
お互い惹かれあって肉欲にも囚われているのに、関係を持たないことが愛の証って…?
ヨクワカラナイけど、関係を持てない焦れ感と、第三者を入れた間接セックスという設定を楽しめばいいんだなと、アンソロジーを読んでいましたが、、、

まとまったコミックス、初読みの1話で高潔な愛の証が踏みにじられ、さらに決定的なオチがついていて、そこから過去にエピソードを遡っても、オチがちらついてしまいます…

あとがきによると、大どんでん返しを考えているようですが、あのオチからどう覆すのか?
鬼才・本仁先生がつづる大どんでん返し読んでみたいです。
でも大人の事情があったにしろ、語るべきことが語りきれてない無計画さは否めないわけで、悲劇で魅せるなら構成力をもっと大事にして欲しかった…

構成は残念に思ってしまいますが、第三者を通したセックスシーンはとても官能的です。

1

本仁戻の至高

本仁先生節炸裂の本作。
歪んだ愛は真実の愛と二人だけは信じている、耽美の極みと言ってもよいのではないのだろうかと思います。
時代と人種と身分の差で、二人は愛し合っていても絶対に体を繋げることはしない。
でも高まる欲望を、第三者を介して晴らしていきます。何それ!見たかったやつ!
とても酷いことを望むのですが、そうさせるのは君なんだよ、と。見たかったやつ!

幸せハッピーエンドを望む方には少しキツイ作品かも知れませんが、こういう形の愛もあるのかなと思います。
続編は本仁先生のやる気次第なのでしょうか……?お手紙やアンケートを送りましょう。
よい作品でした。

3

倒錯的な愛の行方

あくまで直接「愛し合わない」二人
その特異な愛し方は男爵も交えてよりエスカレートしていきます。
スーツ姿や美しい体のラインも素晴らしい。
たしかに白塗りの先をのぞけたらより、またさらに官能きわまっただろうな、と。

神としなかったのは
ネトラレとしてどこかでみた何か・シーンセリフをつみかさねているんじゃないかと
たとえば執事の立場が女性に置き換わったなら、、とか
自分はblにいつも何を求めているんだろう、と考えてしまいました。
私は(という訳で、意見には個人差があります)エロ+セリフ萌え(またはドラマチックな展開、何だろ急なキスとか?)
のこの二つの濃厚な絡み合いに期待する私としては
残念ながら後者を感じなかった。ある面さっぱりした表面的な、人間のドロドロを感じるとか人物に感情移入してみれなかった。
やはり作者様のいう日の目を見ていないラストシーンに何かかくされているのでしょうか。
自分が攻としてはコンラートを愛せない(ということでいいのでしょうか。このカミングアウトも衝撃的)
その後の展開に期待します。

2

絵が相変わらずのクオリティ

カバー折り返し部分の作者コメントからして本仁さんだなぁと(笑
表題作まるまる一作の単行本です。
そして本来はまだあと数話あるとのことなのですが、なかなか続刊が大人の事情で難しいようです。
なので、本仁さんご自身が出版社へ猛プッシュして欲しいと書かれておりますよ。
わたしはこういうはっきりと書かれる作家さん、大好きです。

須蛾子爵とドイツ人執事のコンラート。
この二人が主軸のお話ではあるのですが、体の関係ともなるとまた違ってきます。
二人は直接的な体の関係は持たず、ただお互いへだけはストイックに生活しています。
ただそれを崩壊させる直接的な出来事が冒頭の『ロマンティック』。
そして過去の壊れゆく過程を描いたのが『グラン・ギニョール』です。

最初わたし子爵はコンラートを普通に愛していると思っていたんですが、かなり病んでます。
でもこれって、コンラートが子爵とは体の関係を持たないでいた故のことなのでは…
最初から高潔な人物のように子爵をまつりあげなければ、話はまた違ってきたようにも思います。
内容はかなりハードです。
BLという軽い言葉では表現できません。
JUNEだと思います。
あ、ちなみに修正は真っ白抜きです。
確か本仁さんはご自身のツイッターで局部も描かれていたというようなことを仰っていたと記憶しているので、ひじょうに勿体無いです。
時間もかかっているでしょうし。

個人的にツボったのはコンラートの知己の白川伯爵。
台詞にもありますが、まさに白川伯爵はノーブルなんですよ!
本仁さんの描かれるキャラとしてはお顔も薄めです。
今後彼に転落がないことを本仁さんにお願いしたい(涙

2

ただただ官能的

「耽美主義」を再読してあとがきで気づきました。
長年待ち続けた須蛾子爵とコンラートのロマンス。
なので完全なるプラトニックラブだと油断してしまいました。
愛し合っているからこそ交わってはいけない。
子爵の倒錯的な思考がどれほど崇高で精神的に満たされようとも、体に募る欲望を抑え続け、中傷に耐える理性は日々擦り切れていく。
周囲の悪意に耐え切れず、理想とする関係を捨てることもできず、催された淫靡な儀式。
間接的に交わる行為の背徳さ、欠片でも触れたいと焦がれてしまう刹那さ。
ギリギリの誘惑と挑発に魅せられ、「ロマンチック」へ至るまでの狂気を固唾を飲んで見守ることしかできませんでした。

2

醜悪で美しい。

この作品に描かれている愛し方は、
まず恐らく万人が理解できるものでなく、
嫌悪する人も、拒否感が先に立つ人も、
もしくはこの感覚自体、理解が出来ない人も居るかと思います。

身体は交われずとも、視線を交わし、言葉を交わし、心を通わせる。
ただ、お互いその身には欲望が存在し、
熱くなる身体と滾る欲望の向かう先、昇華の仕方が万人とは異なるという事。
そんな二人の情念の行きつく先は一体どこなのか…

卓越した画力で生み出される精巧で耽美な愛の世界。
肉体の交わりだけがSEXではない。
服を着たまま、言葉を交わしただけの二人が、
何故こうも扇情的でエロティックなのか…

本仁先生、渾身の作品です。
グラン・ギニョール
それは人の業と情念が渦巻く醜悪で美しい、怪しくも甘美な世界。

3

絵が素晴らしい

精緻な絵で展開される、貴族様とドイツ人執事のねじれた愛憎物語。
設定的には古式ゆかしい耽美な世界で、もう、このおどろおどろしい程美しい絵だけでお腹いっぱい。
ストーリーは、冒頭で語られた結末に向かって、二人が破滅への道を堕ちていく様を描いていくのだろうが、残念なことにこの本ではその途中まで。
絵は、ほんとに細部まで素晴らしくエロい。
きっちり着込めば着込むほどエロいってところが、ほんとに凄い。
ただ、その細部まで余さず描ききる画力ってのが、どのキャラに対しても遍くフルで発揮されちゃっているので、女性キャラが出てくると一気に怖い系のレディコミ化して見えてしまって、萎えるというか、辛い物があるのが残念。

3

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