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2024年を代表する近未来SF大作ドラマCD

ここまで重厚でシリアスなBLCD久々かも…!

超人的な力を持つイキガミ(人間兵器)と、その唯一の癒し手であるドナーのお話『イキガミとドナー』スピンオフです。かなり切ない展開もあるため、ハンカチの準備をしてお聞きください。

キャスト感想

柴田@河西健吾さん
受け。春人くんのドナーで官僚
クレバーな大人なのに、どうしようもなく放っておけないオーラを漂わせるずるいお人でした。落ち着いた低音がとても色っぽくて、あんな誘われ方されたら滝くんも流されちゃうだろうな…と唸ります。
大変なことが沢山あり感情を押し殺したような役ですが、確実に心の細やかな揺れ動きが伝わってきて凄かったです…!河西さんが柴田さんで本当に良かった!物語の奥行きを完璧に再現してくださいました。

十年前で時が止まっていた(ように見える)本編がつらかった分、特典での「恋人に聞きたい50の質問」にて食い気味にあの単語を言い切るところはクスッと笑えます。柴田さん結構積極的ですね!

春人@八代拓さん
攻め。柴田さんのイキガミ
ふわふわ儚くて……純粋で……かわいらしくて……春人くんの柔和な笑顔‪がそのまま浮かんでくるような八代さんの声音がぴったりでした!
こんな良い子に一途に思われたら絆されない訳ない!けど立場との板挟みで愛情を返せないのがしんどい…。結婚式のシーンは幸せであればあるほど泣けてくる罠…。ただ柴田さんが言えなかったあの言葉も、春人くんはちゃんとわかっていた気がします。

滝@山下誠一郎さん
攻め。イキガミ
柴田さんへの揺るがぬ愛!健気!わんこ!感が誠一郎さんのまっすぐなお声から伝わってきました。滝くんは田舎でお兄さん達に愛されてすくすく育った純朴ボーイなのですが、いざ春人くんを前にすると嫉妬からかいつもより刺々しい態度に変わるのも可愛かったです。
個人的に勝てないとか不憫とかは全然思わなくて、滝くんなら安心して柴田さんを任せられる!がんばれ!頼んだぞ!くらいの気持ちで聞いてました。長い追いかけっこお疲れ様でした!

鬼道@中島ヨシキさん
前作攻め。吉野のイキガミ
成長いちじるしい前作主人公感。隙あらば吉野にキスしていちゃつくバカップルぶりも、柴田さんへの不愛想なエールの送り方もツンデレ可愛くて……!コメディ担当のはずなのに、鬼道が言う「(吉野の優しさと比べて)柴田なんかこんくらいだ」で笑い泣きしてしまいました。
素直になれない者同士だけど、なんだかんだ疑似親子のような絆がしっかり根付いている鬼道と柴田さんの関係が大好きです…。柴田さんの十年は意味あるもの。

吉野@斉藤壮馬さん
前作受け。鬼道のドナー
吉野はそりゃモテるよ〜〜絶対に番犬鬼道が離してくれないけど!!!
相変わらずの慈愛みあふれる優しいお声でみんなのオアシスでした。柴田さんへの誠実な励ましも、ボーナストラック「もっと早く、もっと遅く」(同窓会回収エピ)や特典ミニドラマ「言葉の地図」(滝くんの恋愛相談)も吉野の温かさが出てて良かったです!

小池@小林千晃さん
今回の過労賞笑 小池として吉野や滝くんと恋バナしたり、旅先の柴田さんにちょっかいかけたり、テレビ報道関係だったり至る所で綺麗な特長あるお声が聞こえてきました。たくさんの兼役お疲れ様です!


いちばん心に残ったエピソードは「送り火」です。
柴田さんにとって春人くんも滝くんも大切な存在なんだなって…。寝言…。同い年で芸歴も一緒だという八代さんと誠一郎さんが演じてくださったので尚更、子供みたいに他愛ない喧嘩をする攻め2人が微笑ましかったです!切ないですが!
春人くんへの想いごと全部、柴田さんを受け止める滝くんはほんま懐の広い男ですよ…幸せな未来いっぱい紡いでね(´;ω;`)

イキガミの孤独な宿命や柴田さんの復讐に関しては前作&原作コミックスを履修した方がわかりやすいので、このシリーズの壮大な世界観まるごと楽しんでいただけたらと思います。癒しとLoveをお求めの方はぜひ言葉の地図セットを!!

上手いものは上手い

大人気原作に、演技が巧みなベテラン声優さんの布陣、そりゃ売れますよねって納得の結果ではあるんですけど…。
正直、最初は原作の少女漫画ちっくな可愛いイラストと大人っぽい声に違和感がありました。元々フィカパの朗読用に描き下ろされた作品だそうで、その時のキャストさん続投なので、私が勝手なイメージを抱いていたのが100%悪いのですが…。

攻めの瀬ヶ崎はキラキライケメン気象予報士で裏の顔はドS。と見せかけて感情表現が不器用すぎる一途な人。絵的にはもっと線の細い中性的美声が合うかな~って思ってましたが、小野さんのひねくれ悪ガキ感がじわじわ癖になります。大変外ヅラの良い人間で、その他大勢モブに向けた無感情な大人っぽさと、受けに向けた情緒赤ちゃん具合のギャップが聞き所かもしれません!

同時視聴会の際に先生が「(瀬ヶ崎は)ずっと拗ねて甘えてたよ!!!」とフォローされていて、なんだバブヶ崎だと思っていいんだと腑に落ちた途端に可愛く聞こえました。

受けのダヨちゃんはやたら憂いを帯びてフェロモンだだもれモノローグでした…。山中さんのお声だと可愛いよりは綺麗が若干先立つ気がしますが、濡場のクオリティ保証的にはそれはもう素晴らしかったです。特に誤解しちゃったダヨちゃんが一人電動オ…ホでギュオンギュオンしてるところ、aeぎ声の技術はBLCD界全体見渡してもトップクラスですよね…上手すぎます…。これは小野さんも?なんですがゼリー口移しのSE技術やばい!

山中さんはダヨちゃんの「だいきらい」って台詞が、どうあがいても「大好き」って言ってるようにしか聞こえないところもプロかったです。繊細な感情の揺れ動きを演じていただくことで、二人のすれ違いがより楽しくなりました。

最初は私の脳内のイメージとややズレがありましたが、やっぱりお芝居が上手い方たちのドラマCDは健康に良いですね!初読時には気付かなかった魅力に辿り着けました!

坂田さんの初受けありがとうございます!振り切れてて素晴らしい!

坂田将吾さんの初受けがえちだって評判を聞いて買ったら、めっちゃえちでした。

おわる先生の作品は頭空っぽな下ネタ全振り導入に見えて、最後はほっこり良い話に着地するので、うまい具合に感情移入できる萌え円盤の印象です!キャラもいい子でストレスフリー。淫魔受けかと思いきや実は…っていう小ネタも面白かったです。

そんなエ口エ口アッパー原作で乱れまくる坂田さん、本当に初めてですか…?間違いなく初めての子が読むセリフではない!

若干の荒削りさはあれど、個人的には下●さんや●上さんのプロさに近いものを感じました。勃起を指摘するボイスと咥えボイスのあむあむ感かわいかった!そりゃ攻めも欲情しますわ。
やや声張ったまま裏返しすぎ感はあれど、初めてでこんな激しく蕩けちゃうの凄い…ゆるかわびっち受け喘ぎの匠…。程良く掠れて通りすぎない声質が受け声に有利かと!音域も中くらいで役を選ばなさそうです!

ちなみに伊東さんは終始爽やかで、オタク設定ではあれど超リアコボイス。受けをやさしくリードしつつ、決める所はびしっと決めて良いお仕事してくださいました!
フリートークの「奪っちゃった」の言い方もかっこよくて是非聞いてみてください〜〜!

市川蒼さんの受け役が増えますように…

市川蒼さん、初メイン受けなのに最初からめちゃくちゃお上手でした…!えっちなお兄さん風台詞回しと、実は初心でピュアだとわかる受け喘ぎ、どっちも最高で射抜かれました。

「入った?」という声の震えや、喉の奥から漏れる気持ち良さそうな音(ん…んん〜〜ッみたいな)が本当に自然でえろかわいかった!!!『あったかいね』トラックを聞いてください。
ただ声を出すんじゃなくて、場面によって感じ入る表現が見事に演じ分けられててビックリしました。これもフリートークで仰っていた「めっちゃ勉強してきた」成果なのでしょうか…?

市川さんいわく「初めてが瑞生で良かった」とのこと。納得です。アニメでよく見るキャラと全然違いましたが、役と演技のフレッシュさが神バランス。今後ももっとたくさんの作品で市川さんの受け演技を聞きたいです!!!お願いします!!!

そして島﨑信長さんは10月発売の「みなと商事コインランドリー Vol.2」でも感じましたが、まっすぐな年下攻めが本当に良いです…!!
一見クールでかっこいいのに、先輩への感情でいっぱいいっぱいになっちゃうところ可愛すぎた!謙ちゃんの素直な感情が伝わってきて、島﨑さんの攻め役に期待していたものを100%聞けました。ありがとうございます(五体投地)

☆ ☆ ☆

原作のアンニュイな雰囲気が音で再現されてて、DKらしいエモでピュアな会話の生々しさにドキドキしました……!

声優さんファンの方か、原作ファンの方、王道アオハル好きさんに特におすすめです!

私は島﨑さんの端正な声質が好きなのと、市川さんの初受けが気になって購入しましたが大満足です♪♪
西山宏太朗さんは攻めの兄役で出番は少ないものの、仲良しフリートークを盛り上げてくださり好感度が更に上がりました!初めての話は楽しい!必聴です!
(遊佐様のお名前も一瞬出て、あの時は初々しかった島﨑さんが良い先輩に…と微笑ましくなりました)

シリアスな幼馴染DKがお好きな方へ

原作のやや湿っぽい雰囲気や薄暗さ、思春期故の葛藤、性に対する好奇心や嫌悪感の再現が半端ないCD。

志井と環は榎木さんと山下さんでないと、この生っぽさは出せなかったはず。苑生先生の収録レポによるとボイスサンプルの名乗りの部分で決められたそうで、声質から魂からもうキャラでした。

榎木さんは色々考えてるけど表情に上手くリンクしない志井感が凄い。淡々とした声のニュアンスでぼそっと面白いこという感じ。特にモノローグが楽しいことになってますよね。環に迫ってる思春期爆発みたいなシーンでも等身大の少年らしさが出てて、共感できるし応援したくなります。抑揚を抑えても可愛げが先立つのは声質の利でしょうか。

あと「実際に壺を売る感じで」という先生のリクエストをばっちり再現した「俺を信じて」発言は、光景が目に浮かぶようで笑っちゃいました。反面、「見てく?」で1人でするのを環に見せつけるところはSEもお上手でぞくっとします。

山下さんは声質の持つ柔らかさや誠実さにくわえ、ひんやりした聖域感が環ならでは。清純派アイドルより清純。潔癖さというか、お母さんの歴代彼氏の呪いとか今度は自分の番じゃって恐怖とか色々あってがんじがらめになってしまい、性的なものに対する抑圧っぷりや志井へのガードの高さが出てました。

志井に無理やり迫られるシーン、嫌だって拒むお芝居の臨場感が凄くて、清らかなものほど汚したくなるような変な気持ちにもなりました。得体のしれない自分に対する戸惑いと怯えが良い…。そして「母さんの子供だよ俺、志井も知ってるだろ」の言い方!!環の深淵を覗いてるようでびっくり。否定したいけどできない魔性の魅力があり、志井の反応にも頷けます。

タクミさん役の今井文也さんは、初めてドラマCDでお声を聞きましたが良い意味で今時の若者っぽい軽薄さがあって声もかっこよかったです。一応志井の童貞卒業の相手?ってことになるかな?なのでもし地雷の方がいれば各自自衛してください。私は好きですこういう展開も。環がかなり難しい家庭環境のACゆえ、もしかすると志井の方まで引きずられてしまいかねない怖さがある中で、志井に外部の価値観を与えてくれる人生の先輩であり、恋バナにも付き合ってくれる兄貴分。物語の雰囲気を明るくしてくれて心が助かりました。

今井さんのお芝居はチャラさと落ち着きが丁度良くて、押し付けがましくない色気があり良かったです!絡みはそこそこ分量ありましたが、遊びと割り切った関係なので吐息の表現多めかな?

上手く言えず恐縮ですが、とにかくすごいものを聞いてしまった…という感動でいっぱいです。1巻から約2年の月日を経てCD化してくださり誠にありがとうございます!

反則級にかわいい初恋

受けのユウくんは今(18歳)も過去(小5)も両方土岐さんが担当。小刻みに震えるチワワのような反応が逐一きゃわいい!!赤い髪という派手な風貌の割に、育ちの良さ由来の天然っぷりを隠せてないユウくんがハマってました!

ただ増田さんの咲さんが、ラフな雰囲気でずるいお兄さんぽくキャラメイクされてるので、余計ユウくんとの年齢差を感じてしまって…。
18とは言えこんなあどけない受け相手にたつなんて攻めはショタ●ンなんじゃ…?と誤解してしまったくらいです笑 そんなことないけど!

実は受けが過去に攻めの何気ない言葉で救われていて、攻めも受けの一生懸命さに絆されて…という至って純愛でした!

あと、攻めに片思いしてたポジション(よっしー)の阿部さんも可愛かった!こんなショタ声なのに、小学生ユウくんに「ぼく〜」と優しく呼び掛ける回想シーンで何かの癖に目覚めます。
最後は攻めの背中を押してくれますが、「振り向くな!」と言い切った後のへにゃっとした「がんばれ」を聞いて、絶対に幸せになってくれと願いました。スピンオフも音声化希望です;;

基本攻め視点、絡みは約3回ありますが感情の揺れ動き重視。明るい日差しが差し込み、聞いてるこちらの心までポカポカしてくるような可愛らしいお話でした♡

”ただもり”の甘酸っぱい空気を吸うためのCD

爽やかな男子高校生たちによる、恋人ごっこから始まるウブな恋。タイトル回収が綺麗!

攻め:多田くん@阿座上洋平さん
何でもできる分達観してるサボり魔。
意外とあざとかわいい。本気の恋には不器用。

ナチュラル系作品の阿座上さんって、色気垂れ流しというよりも、基本淡白でここぞという場面で声に愛情を乗せるのが上手い印象だったんですけど。
このCDでは何気ない会話まで甘さたっぷり!!!
じわじわなぶりころされるような…常にすごい濃度の彼氏感が漂っていて、守谷くんもそりゃ落ちるなって思いました。

既にレビューしていただいていますが
文化祭で女装した時の「一緒に女の子になろ…?♡」は必聴です!声の低さはそのままに、茶化すようなゆるーい口調の色気やばい!!


受け:守谷くん@山下誠一郎さん
いつも一生懸命な豆柴。すぐに赤くなって多田くんに振りまわされてるけど、実は芯があって男前。

モノローグのウブな雰囲気や反応がザDK。山下さんどどどハマり役。
いや〜〜純でしたね〜〜多田くんから見ると不毛な片想い中のほっとけない子でやや不憫な守谷くんですが、彼のまっすぐさが救いでした。眩しい…

告白シーンの啖呵切るとこなんて本当にかっこよくて、心強くて、あぁ多田くんは守谷くんに出会えてよかったねと謎のお節介心が…… 。
周りのお友達も良い子達ばっかりでしたがきっと守谷くんの人徳ゆえ。

あと2話多田宅お泊まり回の、「する」や「うん」みたいな短い返事の言い方が逐一可愛かったです。おぼこい。
恋人ごっこ関係なので、素股、抜き合い、べろちゅーなど真面目な子がどんどん染められていっちゃう過程に滾りました。



通常盤巻末キャストコメント
芸歴も年齢も近い同世代演技トークをがっつり聞けて有難いです!

阿座上さんは元々キャラクターをガッツリ出すか、ナチュラルな方面でお芝居をするか、どっちでいくか考えていたらしいのですが
現場で山下さんの第一声を聞いて、背伸びしてない等身大さがいいなと後者に合わせて演じられたそう!

"ただもり"達のリアルにいそう感にはそんな裏話が…!


公式通販特典トーク
原作やキャラの話、お互いを生き物に喩えた話、タイトル回収に盛り上がる話、現在にもつながる文化祭トークが楽しかったです!山下さん壷買わされそうわかる。


ドラマチックな展開というよりは、細かい感情の機微をじっくり丁寧に描くタイプのお話なのでCD化どうかな〜と思ったのですが大成功でした♪
終始空気があまあま、没入感たっぷりで、大変良いものを吸わせていただきました。

小松さんのツンデレ受けがかわい過ぎて仕方ない

5歳差イトコのイチャ甘半同棲生活。
関係が出来上がった所から始まるので、
頭の中空っぽにして聴ける癒しCDでした。

とにかく受けの直がえっちで可愛い。


特殊プレイは受けのコックリング、学園祭での女装(セーラー服)、玩具など。
回数多いし濃ゆいです。
特典ボーナストラックの描き下ろしはtkbプレイ。
攻めのtkb開発しようとして失敗、返り討ちにあう受けでした。


受け:直樹(CV小松昌平さん)
チョロくて可愛いツンデレ一途DK※デレ成分多め

本人は無自覚だろうけど、魔性の誘い受けっぽい台詞の数々が悶絶級。
ちるちるで調べたら小松さん受け2作目だったんですが、とんでもなくBLお上手ですね!?
トロットロに気持ち良くなっちゃう直がいました…。
直の喘ぎ声だけでお値段の元取れます間違いない。

なかなか素直になれず、すぐ拗ねちゃうけど、晴への好きが隠せなくていじらしい…キャラメルを煮つめたような甘~~い声にお腹いっぱいになりました。
ご馳走様です^p^


攻め:晴樹(CV田丸篤志さん)
優しさ全開だけどHの時はちょい意地悪

田丸さんってこういう穏やか口調のお兄ちゃん役向いてると思うんですけど、なんでここまで低めのトーン指定なんだろう?
直との声のバランスでしょうか?
年上でも攻めでも声の高低には関係ないので、持ち味の爽やかさをもっと活かして欲しかったかも…
過去回想とか、直の殺し文句に翻弄されてるときの声はよかったです!

直樹目線のお話で多少すれ違いもありますが、
晴は独占欲つよつよで、直への溺愛っぷりがブレないため安心して聞けました♪

脇の興津和幸さん演じる那智は直のともだちです。
特に当て馬とかではなく男子高校生のゆるい雰囲気。

おもしれー男たちの攻防戦

原作既読です。受けのキャラが好きでCDを購入したため、色々な感じ方があって面白いな~と感じております。枯れ木も山のにぎわいで割とハマった側からのレビュー失礼いたします!

前提として、私はキャラクターの欠陥の部分が大好きです。
完璧じゃない子達が足掻いたり落ち込んだり、好意が暴走してすれ違ったり、自分の気づかないところで誰かを救っていたり、逆に傷つけてしまったり。
そういうままならなさが人間ドラマの魅力に繋がっていると思います。


受け…桐生暁(cv.千葉翔也さん)
売れない俳優/チョロイン/ツンデレ/実は親切/子供っぽい/不憫/放っておけない(阿座上さん談)/否定が全部自分に向いてる(千葉さん談)

想像より低音で、等身大の若い男の子というお芝居。不器用な悪態の付き方が凄く可愛らしかったです~~!確かにぶっきらぼうな雰囲気はこの音域だからこそ。冒頭の役者業が上手くいかずやさぐれてた時と、大前に翻弄されてあわあわしてる時のギャップに萌えました。

頑張ってるのになかなか報われなくて、もっと俺のこと見て!俺を求めて!俺にだけ夢中になって!って全身で訴えかけてくる感じ…いじらしくて応援したくなると同時にいじめたくなります…。おもしれー男…。大前には効いてないけどえっちな誘惑台詞も素敵でした♪

そしてプライド高い割に、肝心なところで自己肯定感低いのが沼!!!
元同級生の女優の子が大前を好きだったと知り、身を引きかけたり…。過去回想の人魚姫モチーフが効いてて泣きそうになりました;;

あと、千葉さんBL経験浅いとお聞きしましたが、そう感じられないほど受け声もお上手でした!喘ぎ方は小林裕介さんに若干近いかな?桐生さんが気持ちよさそうに乱れてました!


攻め…大前鷹雄(cv.阿座上洋平さん)
理系研究者/むっつり/変人/敬語攻め/情緒未発達/掴み所がないメガネ(千葉さん談)/意外とちゃんとしてる(阿座上さん談)

ひと昔前ならこういう天才キャラって頭良すぎてコミュ障がちでしたが、大前は案外バランス感覚に優れてますよね。周りと協調してて人望厚くて。無防備で危うい桐生さんに対して、世話焼きオカンな一面すらある。

基本ド正直だし変わってはいるけど、知れば知るほど良い奴では…?そりゃモテるわ。過去の桐生さんを忘れた理由もまさかの…でしたし笑

阿座上さんの落ち着いた優しい声がじわじわ染みました!普段は何考えてるのかわかりにくい癖に、一番欲しい時に欲しい言葉をくれる大前にピッタリ!
桐生さんが懲りずに男引っ掛けにいったときの、らしくない激おこモードに胸きゅんでしたー!

あといちゃラブ増量盤11.5話の「帰ったら抱きます」やばい。コンビニ店員視点で、あくまで日常の延長にある2人のいちゃつきを見せつけられてるのたまんないです。絡みの切羽詰まってる感も最高でした。愛ゆえに独占欲が強くておもしれー男なのがわかる特典をぜひ♡

フリートークではキャラに対して愛着持って、熱く語ってくださっていました。

フィクション度強めの原作では気にならなかったですが、生身の人間の声で丁寧に再現されると、デフォルメ感がちぐはぐに思えてしまう方もいるのかも。私は三次元ver.の2人の魅力が伝わってきて満足です~

激おこ嫉妬モードの常盤を聞いてほしい

パワーアップしたときゆずのラブシーンに、
進路や修学旅行のグループ分けですれ違っちゃうDK青春感が最高でした♪

やっぱり!!!
常盤が嫉妬してるシーンはゾクゾクしますね!!!!

相変わらず田名部(cv.鈴木崚汰さん)は良い仕事してくれます。
楪の扇情的な姿を偶然見てしまったり、海で楪に告白?しようとしたら常盤に乱入されたりナイス間男でした!ヨッ助演男優賞!

長くなり恐縮ですが
ときゆずの好きなシーンについてもそれぞれ語らせてください…!


受け:楪(cv.土岐隼一さん)

☆常盤に進路を聞くところ
「常盤ぁ…大学、どこ受けるの」
って名前の呼び方からもう破壊力やばい!
密着されてこんな可愛く耳元で囁かれたら、胸キュンゲージ限界突破で叫び出したくなりますって!!よく常盤は耐えられましたね!?いや耐えてないか!

★熱にうかされて誘い受けするセリフの数々
この辺いつもより素直に気持ちよさそうな声が出てる気がする…
凄く細かいんですが、常盤の手に猫みたいに擦り寄るところの息の吸い方が大変エッッッでした

☆修学旅行、常盤の部屋で
「拗ねてんの?可愛げあんじゃん、常盤のくせに」
シンプルにえちおに。
その後常盤にくすぐられて感じちゃうのも可愛い

★「だったら〇〇のひとつでも言ってみろよ…!」
FTで土岐さんがこのセリフに触れていましたが、楪がこういう想いを素直に伝えられるようになったこと自体に成長感じてしみじみしました。全部サビだけどここが大サビです。


攻め:常盤(cv.江口拓也さん)

☆熱出した楪とするときの、実況モノローグ。
基本テンション低くてぶっきらぼうな常盤だけど、実はよーく楪のこと見てるの凄くイイ。
割と心の中では翻弄されてたりもするんですね

★回復した楪のいつも以上にツンツン怒ってる(照れ隠し含む)姿に、
やっぱこっちのがしっくりくるわと噛みしめてるところ。愛しいかよ

☆修学旅行で楪が他の子と仲良くするの邪魔して部屋に連れ込むところ
独占欲強め彼氏だ~~ッ!

★楪と田名部の散歩に激おこモード
ここの声が!本当にやばい!
トーン抑えめで静かに怒ってる分、
めちゃくちゃ嫉妬してるのが伝わってきて耳がゾワゾワしました…!
わざと楪が傷つくこと言ったり、ろくに慣らさず無理矢理したり…とてもゲス。酷かったんですけど
この後、楪の涙と”ある言葉”を受けて本音を吐露するのがとっても素晴らしかったです!!!あまりにずるいかっこよさ…!


特典小話その1『夢でもあいして』
常盤の夢の中で、文化祭の女子用制服を着てる楪が登場。
夢はエスカレートし、女子の下着を履く楪を想像しようとするまでに…。
「そんな見るなよ、バカッ…」と恥じらう夢の中の楪がどえらい可愛いなって思いました(小並感)。寝てる常盤に健気なことしてくれちゃってるリアル楪もcute…!

特典小話その2『あとまであいして』
キスマークについてとか、たまには常盤から脱いでみるとか。
もっかいする?って聞かれたあとの楪の溶けてる感がえろかったです!
普段ツンツンしてる子の悩ましい受け声っていいな~~

おしゃべりCD
収録裏話、好きな台詞について、嫉妬する派?しない派?→ごきょうだいの話、犬を飼ってみたい土岐さんの話、身体測定エピ→江口さんのその身長はいつから?、修学旅行エピなどなど


キャストトークによると2巻から約1年越しのご収録で、毎年の恒例行事と化しているらしいナカしてCD。個人的には2巻よりもさらに面白さと萌えが増してて大好きです!!!
ぜひこれから先も音声化していただけたらすごく嬉しいです…!