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エキスパートレビューアー2024 ソムリエ合格

女性あさだ2枚さん

レビュー数75

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山田愛

ファン待望の書籍化の帯が印象的。
良い作品だと噂は聞きながら読めていなかったので、単行本化が嬉しい。

主役2人の真面目さが滲み出るシーンと、エッチの激しさのギャップ!山田くんの美形に描かれていないビジュアルと相まって生々しさがすごい。山田愛強めの担当さんに見つけられたというお話に大変納得する。

タッキーよハイターの隣にコーヒーを置くのはいかがなものか。会議室で山田の山田を口に入れ、その後手作り弁当をしばらく持参してくる男、相当変だと思う。なぜ山田がおかしいみたいツラをしてられるんだ瀧宮よ。それをからかわれてると受け取る山田も捻じ曲がりが過ぎる(山田は回避行動かも)。

1話にも登場し、多分3話でラーメン食べてて、電子描き下ろし漫画にも登場する彼が気になる。タッキーの嗅覚は鋭い。この懐っこさは山田と相性がいいぞ!そして山田は惚れっぽいぞ!

これぞ

発売2ヶ月足らずで電子書籍でもう花音のクーポンが使えました。花音はセールが多い。

2巻でもう要らなくなったのではと思ったら、しっかりおもちゃの登場シーンがあり、3巻こそいよいよ要らないだろうと思いきや、やっぱりタイトル通りの商品がご提供されるという信頼感。繋がっているとばっちり知りながら、遠くにいる彼氏とあえてソレを使って楽しむという、まさにプレイを見せつけられる読者。エロシーンを定点で描くのって流行ってるんですかね。前からある手法ではあるけれど、商業BLの単行本作品ではあまり見ない気がする。

佳門先生の作品を読んだなぁ、という3冊でした。

3巻完結の2巻

いつの間にやら2巻が出ており、さらに3巻が出ていました。一旦2巻で綺麗に終わっています。正直ここからもう波乱はなくて良くないか?というほど綺麗に。

1巻でおもちゃなくとも出来る関係性になったので、おもちゃの存在意義はなくなるかと思いましたが、そこは佳門先生、ネタバラシがてら、手の届く距離に生身のお尻があるにも関わらず、あえてオモチャを使用するという技。相変わらず、男性向けっぽいエロシーンに反して、ロマンチックさはBL漫画っぽいのがなんとも面白い。描き下ろしや電子限定おまけはしっかり着衣なところとか。

表紙

表紙を見ると元気(金髪)が渉にめちゃくちゃ惚れてるように見える。この顔!愛しい人を見る顔!と思って中身を読み始めたら渉から元気への矢印がとっても分かりやすく出てる。読み進めるうちに成程大好きな関係性だなと気づく。

渉はメガネオフで髪もさっぱりさしてるビジュアルの方が好きなので、終盤収録の大学生初エッチが大変よかった。元気くんから誘ったところも含めて大正解です!!!元気くんのためとはいえ、社長にはその鬱陶しい前髪を切っていただきたいが。

毛玉

9巻で割と辛辣なレビューを書きました。あえて既刊を読み返さず読むことで、自分にとって美しい思い出と、満足な読後感を得た気がする。9巻の絵柄に怯んだけれど、10巻は戻っていたような。

そうか、1巻から10年も経ってしまったのか。1から10までの全てを、1巻の時点の自分が読んでいたら、感想は違ったことでしょう。作中の皆は10年経っても若々しく、揃いも揃って成功しているけど、現実はもっと現実である。勿論この作品に現実描いてくれとは思わないけど。実際彼らはまだ確かに若いもんな。
真冬はまだ若いのに十分とか言ってんなよ、という価値観の自分には、一連の描写をうまく受け取れなかったし、彼がそう考えるに至った10年は描かれていないわけだし。

それはそれとして、春樹推しの自分はこれからも5巻を何度も読み返すことでしょう。春樹のふらっとから秋彦の指輪に至るまでが読めたらよかったなぁ。

ツレないツレ

絵が上手い!!!!!
まずそれがくるのも失礼なんじゃないかとすら思えるほど絵が上手い。商業単行本だしてるから正真正銘のプロなのに野生のプロという言葉が頭をよぎるのは、恐らくBL漫画界には少ないタイプの絵のうまさからだろうか。

オタクが延々と早口で捲し立ててるタイプの作品です。恥ずかしくなったら負け。メタ要素まで出てきて、コメディなんだろうけど絵がうま過ぎてコメディが周回遅れ気味。んで4話から急激にシリアスが追いかけてきて、コメディと読者が振り落とされる。と思ったら恋次郎の解像度がさがる。
そんなこんなで一貫性は薄いんだけど、ページ数がもりもりで絵も美しいので満足度は非常に高いです。作者のやりたい放題を楽しむ作品。

この世界の構造の全てを理解した、全知全能の鎌足くんではダチに不足だったのだろうか…十分変え難い友達なのに。でも彼は"BL漫画の主役さ"には欠ける(と恐らく彼自身も思っている)ので、BL漫画である以上そのルートはない。恋愛巧者の彼は最高のダチポジションなのだ。あれ?結局最高のダチは鎌足くんじゃん?ってのをきっと狙って描いてる。

恋次郎さんは普通にめちゃくちゃ可愛い。足の長い可愛い生き物だーーー!!!ありがとう顔面保証。本命は小出祖父の方は友達。

冒頭の『ろくでなしBLUES』っぽい何かは、『うつけものBOOMBAR』だったBOOMBARってなんだ。
おきりこみは群馬の郷土料理らしい。随分治安悪いな。学業に準じろよ。あともっとイチャイチャしてるとこ見たかったんですけど!!!

収録作どれも好き

企業戦士インキュバスおじさん(元野球部@電子限定おまけ漫画ネタ)で1冊全部でもよかったんですよ、ってぐらいツボです。イイモ先生、さすがのところをついてくる。昇進おめでとうございます。健気で可愛い。

そんなわけで1冊でもいいんですよと思っていたら、無灯くんと夢野くんも最高に可愛かったので勝ち確定。メガネで真面目な無灯くんからツノが生えてきて、その上あのがたいの鬼に…最高か。照れて焦って出てくるツノが大変エッチ。これで攻め。可愛いでかい攻め最高。

そして3つめ。3作品それぞれで、キャラクターのビジュアルも、話の雰囲気も、愛の関係性も全く違うところがすごい。素敵な1冊をありがとうイイモ先生。

7巻

ついに!2人の気持ちが通じ合った7巻です。
この場所に辿り着けてるガチファン二階堂よ仕事をしろ!一星を乗せたタクシーの運転手の可愛さよ(カバー下)。

さすがゲイ同人界隈の性癖公開自己紹介と、少女漫画のピュアさを併せ持つこの作品、告白巻は同人ターンすら清らか全年齢でした。
今時アイドルとゲイ同人の沼掛け持ちなんてあり得る話なので、あっという間に一星くんと骨肉先生が出来てることがバレそうだし、雄っぱい同人誌と一星の雑コラが出回るのも時間の問題…というような下品な話は無いことになるのだろうか。

6巻

二階堂さんまで可愛いと思わせてくるなんて、この作品やるな、と思ったけど、そらこの作家さんなら、おじさんのチャームを描くのはうまくて然るべき。そして闇堕ちする二階堂さん。

このまま完結に向かっていきそうな展開ですが、今のところ9巻まで出てるのでまだまだ続きそう。2人がくっついてからの展開させ方が想像できないけど、どうするのか楽しみ。骨肉先生、怨念で漫画描いてるタイプだと満たされちゃったら描けなくなるのか、あるいは浄化されて新たな境地が開けるのか。

巻末に収録されていたエッセイ的なもので、薄々気づいてはいたが作家本人の怨念が乗っかってたのねと。そらあの解像度の高さにもなりますよ。

5巻

実写化してたんですねこの作品!
2,3巻のレビューでありがちな展開って書いちゃいましたが、ドラマ化するにはこの分かりやすさって良いんだろうな、と思う。むしろ自分が楽しんでる同人活動ターンの方はドラマ化すると分かりづらいのかな。いや、今時どんな界隈であれ推し活をしてる人が、同人活動を全く知らないで生きてるということもないのかな。

さて、『田舎に住む男子高校生カップルくんまとめ本』を読む骨肉先生が今回のハイライト。性根は腐ってないし、めちゃくちゃ純粋な猫屋敷くん。髭フラ先生もこういうのにハマっちゃうのであろう。これもまたありがちな展開ではあるけれど、この作品で得られるものが分かってきたので、連続で読んでだいぶハマってきました。