凍りつくようなアイデースの地に嫁いだロシェと皇帝イスハンの冷たい大地での熱く情熱的な二人のお話。
出会いから嫁ぐまでのロマンチックな逢瀬、数々の困難を共に戦い乗り越え手にした幸福に感動
何があろうとこの二人は決して諦めずずっと一緒に…と願う。
特にまだ幼いロシェの可愛いこと忍び込んできたイスハンと過ごす束の間の逢瀬が可愛くってキュンキュン
この作品の前二作を読んでるのでロシェとイスハンのこの後を知っているのだが、それ故に結びつきの強さ、お互いへの強い思いが書かれた今作が読めてとても良かった。
イスハンの後宮の話の評価が分かれているようだが個人的には全く気にならず。
特に後宮でのイスハンの詳細な様子や特定のお相手の登場などとということもなく、サラッと書かれているという印象でしかなかった。
全体的に見れば後宮の話は無くてもいいかな…と思うが、あったからと言ってこの作品に対する評価には影響はない。
この終わり方だとまだ続きがありそうなので期待したい。
ステラ兄様のお話も絶対読みたいので期待!!!