チル76さんのマイページ

萌×2作品

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女性チル76さん

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そっかぁぁぁぁぁあーーー…・・・

表紙で物語っちゃったかぁーー…!
この表紙だったら相当期待して読んじゃう訳ですよ
これはずーっとこのシリーズを追って来た読者なら当然ですよね?

そんな逸る心を焚き付けるらぶい表紙にドストレートな「大好きだ」の帯
震える指でめくった8巻、最終巻

先ずは緒川先生、長期シリーズを描き切って下さって素直にありがとうございましたとお疲れ様でしたとお伝えしたい
とても濃い時間を先生のお陰で過ごせました

感謝しています、これは嘘偽りなく心の底からそれこそ「大好きだ」です!
でも、だからこそ、、、この8巻、駆け足が過ぎません???
なんかずっと10秒切るのを目標に走って来たハズなのにいきなり8秒台で走っちゃってない???って位駆けてませんか………?
私が鈍足なのかな、、、ちょっと追い付けないっす(。・_・。)…なまま最後のページに辿り着いてしまいました(´ε`;)ウーン…マジカ…。。。

こんな着地なんだろうなっていうのを裏切られた、とかじゃ全くないんです
ただシンプルに端折り過ぎじゃない?先生、これで描き切られたんですか???っていう「物足りなさ」が拭い切れない
正直8巻を読み終わった後に絶対なると思っていた「カーストヘブンロス」
読む前に思い描いていた「ロス」とは違う「寂しさのロス」が今は渦巻いていてちょっとだけ苦しいです・・・

仙崎×巽、描いて下さってありがとうございます
嬉しくない訳ないんです!でも、卒業式のあの後から車中までがぶっ飛び過ぎてて・・・間が気になり過ぎて吐きそうです (*´д`)ハァァァァ…ウッ…

他にもいっぱい素敵に気になるCPや人物をあれだけ描いて下さって、惹き付けて下さって来たからこその置いてけぼり感がツライっす
4巻で登場のゴスの秋尾と柔道部の臣くん(だと思う2人)をサラっと1コマ描いて下さっているのに…なぜ?なぜ…けいちゃんとゆかりちゃんCPは大昇以下の登場なん?しかも中盤のみ、、、

あーーー・・・「なんで?」を言い出したらキリがない位にハマっていた世界だからこそなんだか悔しい最終巻だったです
この内容ベースで全9巻にして欲しかった、、、という、作者さまの産みの苦しみを知らない読者ならではのワガママな感想でホントに申し訳ないですが、、、
好き過ぎて憎くなっちゃう拗らせ感情でしょうかね( ゚Д゚)…憎くは全くナイですが♡
粘り強く緒川先生がこのシリーズが終わったからこそ描ける「仙崎×巽」のAfter Drop Out The Game Storyを待ちたいなって勝手に思っています
そこに絡めてまた刈野にも梓にも久世あつにも…この世界で会った彼らにまた触れられる日を願ってます

そんな期待をお伝えしたいので評価を著しく下げて先生や出版社に「思わしくない」なんて思わせたくないので激甘めに萌2評価にします!激甘なんでホントは萌~中立な最終巻でした

半分読んでしまった・・・

わーーーーん…4巻まで読んでしまったよぉ…(ノД`)・゜・。
まだ半分?もぉ半分?
勿論、もぉ半分!終わって欲しくないのに終わりが近付いて来るのが寂しい…(一気読みする時にしか得られないジレンマですね)
でも、私は知っている
5巻以降、なんか本が厚くなっている事を…(ΦωΦ)フフフ

4巻になってやっとメインCPについて書こうと思います
自分でも驚きますが刈野×梓についてほぼ書き残してなかった!
このCPは間違いなくこの梓の「強さ」が最大の魅力だしきっと刈野も潜在的にこの梓の気高い強さに惹かれて仕方ないんでしょうねぇーーー♡
このゲームの中で2人がどう心を繋げていくのかが楽しみで仕方ない!!
緒川先生が1巻あとがきで仰っていた「答えとハピエンを用意する」という言葉を頼りに見守っていきます(*´з`)~♡

この学校はこのゲームによって多くのひずみを産みながらもこの中だからこそ解放していく子達も居る、という陰影が色濃く出てますねぇ…
集団心理と個の尊重、マジョリティとマイノリティ、、、この辺を考え出すと否応なく重くなって来ちゃうねー…

今の所サブCPがラブを補ってくれたりするので重くなり過ぎずに見れてるけど糖度が不足するとこの辺が浮き彫りになってきて苦しくなるのかなぁ~?なんてちょっと不穏な空気を感じて少し先に進むのをビビり始める4巻でした

すごーーーい!!

これぞオメガバース!!という感じがすごくする作品でした!!
オメガバースを積極的に読むようになったのも去年位からなので有名作でもオメガバースの既読作品は多くない方の読者です

つい最近気になっていたオメガバ作品が完結しました
読んでみたかったのであらすじを確認してみたらこちらの作品が元となっていて私が気になっていた作品はスピオフである事を知り、急いでこの作品から読んでみました♪

オメガバの世界観満載で、エロさも甘さも第三の性別に翻弄される悲哀を含めたドラマティックさも世界観の強さが溢れるお話しでした
そんな中で運命とも言える再会や番う意味などを追っていけるストーリーが楽しかったです
正統派のオメガバ作品というあらすじに納得なお話しでした
楽しかったですがやっぱり鬼ごっこみたいな感じの表現でのΩの貶め方はまだ慣れていないのでちょっとだけ理不尽過ぎるなぁ。。。と思ったりしたのでオメガバ不慣れ目線での評価という感じです
逆に言えばこれも正統派の主流なんでしょうね


とにかく印象に残ったのは攻めの蒼士のスパダリ感がとんでもなかった所です!!
あんなに強靭で一途なメンタルで常に守られてたら惚れちゃうよね( ´3`)~♡ポっ///

オメガバースの世界の高校生ってすごく高校生感が少ないですねw
寮生活とか学校内描写も少なかったから余計そう感じたのかもですが…
高校生にして既にどう見ても蒼士はスパダリだし、あと伊勢崎先輩は策士なんだか腹黒なんだか達観?諦観?したかのような後半に見せる顔が大人にしか見えない…
この人のお話しがこの後読めるって事ですよね?
楽しみでございます♡

いやぁ。。。オメガバの世界観ってすごいわぁ~!!
激しかったですヮ(゚д゚)ォ!

修正|ライトセーバー気味な白抜き、、、折角の迫力ある絡みのシーンがこの修正は勿体ない気がしました。。。(ebj)

ハロウィンとバンパイアハンター

前半は葵ちゃんの恋の行方と”こいの湯”でのハロウィンイベントのほのぼのエピ
ほっこりモードで恋のお話しが進むのかな?なんて思っていたけれど、、、なかなかあちこちで恋のフラグは立ちまくってるのに一向に回収される兆しはなし。。。
なかなかのスローペース!!

そして後半にかけてまたまた新キャラ登場です!!
バンパイアハンター討伐隊隊長(ランキング2位)芹沢雷蔵登場
なかなかの渋めな(?)男臭さのある隊長さんが登場します
おちゃめな一面もありますがバンパイアとの因縁は闇深そうで。。。
バンパイアと人間の共生を考え始めている坂本にとってはなかなか難しい上司になりそうな予感。。。

今回の帯にビックリ…!
実写映画化&アニメ化だそうで。。。
ほんと。。。
「驚き、桃の木、吸血鬼‼」
(見事な三段オチ‼この帯のセンスがエグイっ笑)

絶妙な匂わせ作品

先ず、愛を感じる系の作品ではありません
義理の父親×息子(思春期な学生さん)のお話しです

あらすじにもありますが、受けの哲平くんは色素薄い系の見た目と雰囲気から無自覚に人を惹き付けてしまうタイプ
母の再婚相手の一樹もどうやら惹き付けられている兆候が顕著で日常的にわざとらしく肩や手が哲平の体に触れてくる。。。
一樹と母の仲は良く、魅せ付けるように哲平の前でイチャつきを見せ、煽るような義父

そんな一樹の視線や行動などがとにかく気持ち悪い哲平(そりゃそうだ…!)
出張で母が家を留守にしたある夜、とうとう一樹が哲平の眠る部屋へ…!

手首をネクタイで縛り哲平の体をまさぐりねっとりと舐めあげる一樹
抵抗する哲平
そして…!?
という感じで進みます

結論を書いておくと哲平くんの警戒心の高さが功を奏し一樹の撃退に至り、体を触られた(舐められた)以上の事は起こりません

ただ、、、去り際の一樹の言葉が哲平の中の何かに鉛の様に刺し込まれたかのような描写がゾクッとした読後感を感じさせます
これを機に哲平の中の何かが目覚めていてもおかしくない、と思わせる最後。。。

何ともダークさが漂う作品でした
この引きの最後がとても良い余韻をくれる終わりで印象的‼

あとがきによると作者さまの初の同人誌で2020年に出されたものを23~24年にかけて清書して電子書籍化したのが本作との事

その後の哲平くんが非常ーーーに気になる所です
どこかで続きを読めたりしないのでしょうか?若しくはこの配信を機に続きを描いて下さったりしたら嬉しいな~と思える作品でした
└…と、書いた後に気になって作者さま検索したら続きらしき作品が存在してました…!しかもあらすじ読んだら完全にこのお話しのその後って感じでした!!(相手は義父ではなさそう&作品トーンも多分今回のようなダークさはなさそう⁈)
折を見て是非、続話も購入させてもらおうかと思います

とても雰囲気のあるイラストも良かったです(о´∀`о)
今回の評価は萌2ではなくて☆4つ、という評価です(3.5以上4未満)萌要素とは違う意味で気になる作品を読ませていただきました

修正|修正不要描写(シーモア)

ギャルと浴衣と哀愁と…

4巻は意図せずギャルのヤマンバちゃんとママをクソオヤジから守ってあげてしまう森さん♡
それでも全く森さんにはなびかないヤマンバカオルちゃんの言葉の暴力が炸裂!
森さんもギャルにはメンタル抉られるのかなwww?

森さんの浴衣姿がお美しい~♡
相変わらず勘違いしちゃってるから期せずして葵ちゃんと2人きりのデート(みたい)になってしまい葵ちゃんは大喜び
そんな葵ちゃんの気持ちには通常運転で気付くハズもなく、森さんは葵ちゃんから李仁くんを離してやったぜ!と達成感すら感じてる。。。
勘違いとすれ違いコントがずっと続いてますw

でも、昔から李仁くんと2人で過ごしていた夏祭りの時間がなくなってしまった事に哀愁を感じてる「人間の部分」が残ってる森さんがちょっと切なかったな~

何やらまたまた最後に新キャラが出て来たな
誰かしら???

次々魅了しちゃう森さんに強敵現る?!笑

1巻で葵ちゃん、2巻でフランケン、3巻では坂本先生、、、
森さんは李仁くんだけでいいのに…‼
なぜかどんどん人を魅了しちゃう森さんwww
それでも森さんは李仁くんのぴゅあさにだけ、そのとんがりtnkが反応します(笑)

森さん、、、あんなに美しく妖艶なのにやっぱりヘンタイで…やっぱりずっと漂う残念感……サイコーです( ⑉¯ ꇴ ¯⑉ )笑笑笑

バンパイアハンターとバンパイアが真剣に負けられない戦いという名の「ババ抜き」に興じる平和な世界線www
なんてほんわかしてるのかしら。。。
森さん大丈夫…⁈アナタの大好きな李仁くんを本当にお気に入り認定な強敵が現れちゃったみたいですよ???
葵ちゃんじゃないってナゼ気付かないwww
森さんの敵は、、、まさかのギャルーーーっ!?

平和な立野家、ほんと楽しそう~
3代目(李仁くんのパパ)、とても好きです(о´∀`о)

奪う事から積んで行くこれからを想う

原作の凪良先生の作品に触れるのは実は初めてです
もちろん先生のお名前も作品の存在も存じ上げていたのでこうしてコミカライズで拝読出来るのを楽しみにしていました

「物語」を読んだなぁ~、と思える作品でした
非日常感のある恋愛詐欺師の仕掛ける恋
こう書くとエンタメ感を想起させる場合もあるかも知れませんが、この作品では一時の恋の楽しみや金銭としての即物的な消費の為の恋愛詐欺師ではなく、ある意味人生の復讐ややるせなさを、持たざる者が持つ者から回収し、奪っていく…というエンタメ感とは交わらない感情の伴う行為としての恋愛詐欺師の蓮のお話しです

相手から奪ったお金は通帳に数字として残るけれど、今回の相手の加賀谷さんからは数字以上に彼から注がれる時間や想いが蓮の中に積み上げられていく

でもいくら多くを積まれても嘘から始まった土台はグラグラ…
足場の不安定さはそのまま先が見えない2人を映し出す様で、ずっと靄の中の2人の恋の駆け引きにもなり切らない切ない時間を進みます

どんな終着を迎えていくのかと進むと、、、
あぁ、これぞ「物語」だな、と思える
良い所だけで進むのではなくしっかり起伏のあるお話しで確実なドラマを感じさせて下さる展開でした

とても小説ベースの強みを感じるなぁ、、、と展開の妙を感じる1冊でした
蓮の救済される過程が大変丁寧
丁寧だからこそ加賀谷さんサイドの背景ももっと知りたくなります
何よりもこれからの2人、加賀谷さんと透としての2人が共にお互いに与え合いながら積み上げる時間と想いをもっとみたいな…と思わずにはいられませんでした
…これは原作に進んだ方がいいのかも知れませんね |д゚)…⁉
原作ありきの作品はやはり原作あっての…‼という所はあるかな?と感じるので原作未読だと本来感じるべき奥深さはもっとあるのかも?と頭を過る感覚が残ったな、というのも私なりの感想です

今回凪良先生の作品の世界に触れられた体験が出来て良かったです

「最後の魔法使いの恋」と「if」と「キャラのルーティーン」

13巻は3部構成のバラエティに富んだ内容でしたね

前回から大分大詰めというか次へのステップへのフラグが立ちまくりだった柘植くんと湊のお話しがトップバッターでかなり進展!!といった開幕
いいなって思ったのが湊くんのグループ活動がイキナリスター感出す流れじゃなくて、ちゃんと下積み中の描写があるのがなんか新鮮で好きです
フィクションの中のリアル味みたいな感じがあってこういう設定に好感が持てます

お話しに本筋としては、、、2人のコレカラはだいぶ安心してお見守りモードに入っていけそうで良かったね(ღ˘͈︶˘͈ღ)といった流れで次巻に引っ張られる感じです

中盤以降は「if」として初期の頃の安達くんとのやり取りを、黒沢さんの魔法使いバージョンを黒沢さんのおかしめテンションで振り返る、というコメディ色の強い楽しいエピソードが3話程続きます
ただただおもしろいな♪って笑って楽しめます

そして最後は各キャラ達のMorning Rootin'や日中の過ごし方なんかを四コマなどを交えながら描くこれまたオモシロパートが続きます
主役、サブキャラだけじゃなくて豊川の主要社員達の日常も覗けて楽しい時間でした

もぉぶっちゃけ安泰期のくろ×あだの2人だからね、、、(о´∀`о)
こういう楽しいお話しが多くなるよね
これはこれで大事!楽しいし、無理矢理お話しを引っ張り過ぎてキャラが薄まってしまうよりいいと思います
このシリーズ、柘植くんと湊が落ち着いたらどうなっていくのかなぁ~

次回もそんなドキドキも抱えながらお待ちしたいと思います!!
(最新刊に追い付いたーーー!次からはリアタイでイケる!)

お仕事BLとしてのお話しも良き!

株式会社豊川、いい会社~
チームで動くお仕事って楽しいですよね
地道に仕事で信頼を重ねていくって大事だなぁ~と思える素敵なお話しでした

仕事を通して知って行くパートナーの良さやプライベートで知る脆さなど、この2人の夫夫感がとても増していて大変良いお話し
しかも!過去にない積極的な安達くん!!
ってかこの2人、ほんと名前呼びに不慣れだなwww

いいお話しに時折挟まれる黒沢さんの痛めな所がやっぱり楽しい♪
ここ数年というかBLであまり見た記憶のない「攻めのウィンク」!!!(笑)
いくらイケメンでもウィンクを繰り出す攻めはイヤです、わたしwww

一方、、、最後の戦士、もとい魔法使いとしての在り方に迷いが隠せない柘植くんサイドはシリアスターンへ。。。
う~ん。。。タイミングが悪かったなぁ。。。(*´д`)アァァ……
早めにFixして欲しいな。。。!

さ、気になるので早く13巻に行こう!!