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可愛い天使にほだされて

今回はIR企業のCEOと再開発反対派の居酒屋の孫息子のお話です。

攻様の息子に気に入られた受様が攻様の心も射止めるまでと
その後の家族旅行を描いた短編を収録。

飲食店を営んでいた受様の両親は仕事が忙しく
受様はいつも祖父母のもとに通っていました。

祖父母も居酒屋を営んでいましたが
日中は仕込みの時間で手伝いをしたがる受様を
可愛がり、様々なことを教えくれたのです。

祖父の居酒屋は桜木町の西側に広がる
猥雑な夜の町の一角にあり
この春、調理専門学校を卒業した受様は
祖父の居酒屋を手伝っています。

今、山下ふ頭には新しくIR施設が開業予定で
桜木町付近も再開発の波が押し寄せていますが
受様の祖父達は今の商店街を愛しており
再開発には反対の立場にいます。

受様は少しでも西口に観光客を呼び込もうと
祖父の店をイメージしたかもめの着ぐるみを着て
チラシを配りますが、なかなかうまくはいきません。

ところがそんな着ぐるみに何かが突進してきて
受様はしがみつかれて身動きできなくなります。

さらには
漆黒スーツとサングラスの外国人まで近づき
威嚇するような口調の早口英語で迫られますが
着ぐるみの受様には何が何やらわかりません。

とうとう転んでしまった受様の視界に映ったのは
金髪の天使のように愛らしい幼児でした。

どうやら黒づくめの男達はこの子を受様から
引き離そうとしているようですが
受様は誘拐の可能性もあるかもしれないと思うと
幼児を離す事ができません。

そんな受様達の様子に周囲がざわめき立つと
涼やかな男性の声が響き、
周囲のざわめきが更に大きくなりました。

その美声の主は幼児の父親で
受様は彼の息子に気に入られた着ぐるみごと
彼らと共に移動させられる事になってしまいます。

この美声の主こそ今回の攻様です♪
攻様はベイエリア全体の大規模再開発案を打ち出す
アメリカのIR企業のCEOでした。

しかも攻様は息子が着ぐるみを気に入ったので
言い値を払うから置いていけと迫るのです!!

しかしその着ぐるみは体格の良い男達には着られず
攻様は2時間後に戻るから息子の世話を頼むと
言い残して去っていってしまいます。

受様は大人だらけの部屋に残された男の子を
放っておけず着ぐるみ姿で相手をすることになり
すっかり男の子に気に入られてしまうのです。

攻様は受様の祖父の店を潰さない事を条件に
期間限定で受様に息子のシッターを依頼してきて!?

受様の地元の再開発に名乗りを上げる企業のCEOと
再開発に反対する居酒屋の孫息子との恋物語になります♪

受様は息子のシッター役として雇われるのですが
攻様がお酒と睡眠薬で飲んているのを見つけると
ついつい口を出してしまい、
攻様の抱き枕役まで務める事になってしまいます。

攻様の息子は生れながらに高い能力を持つ"ギフテッド"で、
父の言語能力と母の数学分野の能力を受け継いだ
大人びた子供でした。

攻様を慕いながらも多忙な彼を煩わせまいと
我儘も言わない子供に受様がほだされていくのは
もう仕方がない事ですよね♪

そして可愛いわが子が懐いていく受様に
攻様が興味を引かれていくのもまた当然というか、
必然なのでしょうね。

横浜の西口をも含む再開発事業が絡みつつ
攻様の息子を橋渡しとして近づく2人に恋に
ハラハラ&ドキドキしながら楽しく読ませて頂きました♪

攻様の息子の懐き方が半端ないなぁとは思いましたが
受様と両親、攻様と両親との関係、
攻様と息子の関係に共通点が見えてきて
丁寧に練られているなと感じました。

みずかね先生のイラストも凄く素敵でした (^O^)/
特に攻様の息子がとっても可愛いいです♡

その一言は危険

本品は『玉の輿ご用意しました(2)』の
コミコミスタジオ特典リーフレットです。

本編後、書き下ろし小説に掛けたような小話です。

青依と一緒に料理をした印南ですが
背後から抱き着かれて「かれいしゅうがする」と
言われてしまいます。

思わず「そんな年じゃないぞ!!」と口にした印南に
青依はびっくりして・・・

B5版中折で表紙はカバーイラスト、
カレーに掛けたラブイチャです♪

青依の口にした「かれいしゅう」とは
「加齢」ではなく「カレー」のにおいらしく
服にも染みついていると言いたかったようです。

印南はそんな青依の手を取って
「にんにくと玉ねぎのにおいがする」と言い
「風呂に入れば落ちるか」と言う青依を
強引に風呂に連れて行く

・・・というコミカルなお話でした♪

青依的には思ったままの感想でしょうけど
年下の恋人に「かれいしゅう」と言われては
印南でも平静ではいられないですよね。

青依が意趣返しされるのも仕方がないかな (^-^)

真夜中の楽しみ

本品は『恋する豹と受難の猫』のコミコミ特典ペーパーです。

本編後、ケインがお菓子を作るお話です。

国の変革で忙しい日々を送るリヒトールですが
長年住み慣れた離宮が一番落ち着き
数日に1度針きゅうでゆっくり寛ぐ日を設けています。

王宮の厨房で働くケインも
リヒトールに合わせて休みをとり
2人で過ごしています。

今日は2人で夕食を取った後
リヒトールの所望でケインにプリンを
作ってもらっています。

作り置いて冷やされたプリンも美味ですが
出来立ての温かいプリンは格別です。

深夜の離宮には甘い香りが漂い・・・

B5サイズ両面にてリヒトール視点の後日談です♪

リヒトールがケインの肩越しに鍋を見つめていると
「蓋を開けちゃ嶽目ですからね」と牽制されます。

リヒトールは以前、
スープのようなものがどうやって固まるのかと
ケインの目を盗んで蓋を開けて
指を差し入れようとしたことがあるのです。

気づいたケインに「こら!」に怒られたリヒトールは
その剣幕に驚き、王太子をりつけてしまったケインも
蒼白になってしまったのです。

リヒトールにはそんなケインも新鮮で
もつといろいろな顔を見せて欲しいと思い
プリンが出来上がる時間を楽しみつつ
ケインを唇を味わう

・・・という恋人たちのラブイチャが楽しい短編でした。

お気に入りのお菓子を作ってもらうワクワクと
恋人との時間を楽しむワクワクが程よく絡んでいて
幸せが溢れてくるようなSSです。

リヒトールにとってはケインもまた
甘未という展開にムフッとさせて頂きました (^O^)/

ささやかな幸せ

本品は『ホントウは恋のはじまり』の初版限定挟込ペーパーです。

本編後、会社で雑談からの出来事です。

依頼されたカフェの広告の参考にと写真を探していた石塚が
「家で作ったホットケーキが食べたい」と言い出します。

石塚のリーダーである立花は
「向かいのカフェでも食べられるだろう」と言いますが
石塚は家のホットケーキはもっとシンプルらしく
色々載っていないものが食べたいようです。

そこからホットケーキ談義となりますが
木曽は話を振られても素っ気なく・・・

B5サイズペーパー片面にて
深田がホットケーキを作るお話になります。

木曽は元々愛想のない人なので
石塚も立花も気にしていませんでしたが
木曽があまりよい子供時代を過ごさなかった事を
知る塚田は本当は興味があるのではと思います。

そしてその夜は木曽のマンションに行き
塚田家のホットケーキを作る

・・・という塚田が木曽にささやかな幸せを
プレゼントしたいと思うお話でした。

"普通"を味わってこなかった木曽に
自分にできる事なら何でもしてあげたいという
塚田の想いが伝わる優しいSSでした。

一緒にいても離れても

本品は『森の神様と強がり花嫁』のフェア書店特典ペーパーです。

本編後、亜耶がお弁当を作るお話です。

蒼星が森を見回る支度を終えて部屋を出ると
いつもは庭で待っているルプとウルスの姿がありません。

栗鼠たちも亜耶の姿もない事をいぶかしく思った蒼星は
全員が揃っていそうなところは台所かと向かうと
ウルスの後ろ姿と亜耶の声が聞こえました。

賑やかな話声が聞こえてきて・・・

B5サイズ4つ折り片面にて蒼星視点の後日談となります。

どうやら亜耶たちは
蒼星のためにお弁当を作っている様子です。

見回りは何度かしていますが
弁当を作ってくれたのは初めてで
蒼星はうっかりすると泣いてしまいそうなくらい
嬉しくなります。

亜耶は一緒に見回りに行けない代わりに
あんがい寂しがり屋の蒼星のために弁当を作って
同じご飯を同じ時間に食べようと提案したのでした。

こんなに自分を喜ばせてくれるのは亜耶だけだと
蒼星は喜んで弁当を受け取る

・・・というほのぼのとした小話でした♪

蒼星が台所を出るまでに
亜耶を恥ずかしがらせるもう一騒動あるのですが

そういうやりとりをかさねていけるのも
蒼星にとっては楽しいばかりらしく
もうご馳走様以外の感想はないかな (^-^)

※他店舗特典(レビュー済)
コミコミ特典は亜耶が仕獣達とごっこ遊びをするお話です。

貴方と一緒なら

本品は『花降る町の新婚さん』の
フェア書店特典ペーパーになります。

本編後、初秋のある日のお話です。

夏の忙しさにかまけて手入れを怠ったせいで
ログハウスの周りは大人の膝を隠すほどに延びた
夏草の茂みがそこかしこにできていました。

貴重な休日に草刈りとは
なんともつまらないとは思いつつ
2人は互いの実家から道具を借りて
作業に当たる事にします。

昴流はみやのの庭では活躍の場がほとんどない
瑛人が借りてきた草刈り機に興味津々で!?

B5サイズ4つ折り片面にて
2人が草刈りにいそしむお話になります。

瑛人が許可をとった昴流は小躍りするほど喜んで
草刈り機で草を刈り始めます。

瑛人袴を手にして入り組んだところで
生えた草を刈っていましたが
アケビを見つけた昴流に呼ばれます。

高い所になっているアケビを取ろうとして
肩車をした挙句、バランスを崩して
2人で尻もちをついても楽しくなってしまう

・・・というほのぼの&微笑ましいお話でした。

なんでも楽しむ恋人と一緒なら
嫌な仕事をする時間も楽しくなるのですね。

本品も仲良し新婚さんでした (^-^)v

かわいいは最強!?

本品は『えっちなお尻じゃダメですか?2』の
コミコミスタジオ特典小冊子になります。

本編後(かな!?)、会社での奥海のお話です。

ある日の会社にて。

内田が挨拶して退社していく藍を見送っていると
なぜか悪寒を感じてしまいます。

もしかして風邪!? と思った内田ですが・・・

B6版サイズで表面はフルカラー、中面モノクロ印刷にて
藍の退社後を描いたお話です♪

悪寒の正体は社長である奥海で
藍の様子が気になって声を掛けたようです。

特に社長が心配することもなく
一生懸命やっていると答えた内田でしたが

奥海が心配しているのは藍が「可愛すぎる」事らしく
内田は内心、後藤の早急な引き取りを願う

・・・という奥海の藍バカぶりが炸裂する小話でした。

可愛い=惚れる=取られる!? ってことのようですが
奥海が思っている程、藍はモテるのか!?

恋愛対象としてはボケボケすぎるし、
引く気のない奥海と対する勇者もそういない
と思うのは私だけでしょうか!?

あの時にグラヴィスは

本品は『背中を預けるには1』のコミコミ特典小冊子です。

本編幕間、グラヴィスの執務室での出来事になります。

グラヴィスから借りたマントを返しに防衛宮に行き、
ルーカスに襲われそうになったレオリーノですが
間一髪でグラヴィスに助けられます。

グラヴィスはその力でルーカスの執務室から
自身の執務室に飛びますが
レオリーノはショック状態から抜け出せません。

そして何もできない自分を嘆き
「この手にはもう何の力も持っていないのです」
と嘆くのです。

その言葉はグラヴィスは
華奢で脚も弱いレオリーノが
大柄な男性に対して抵抗できなかった事を
嘆くだけではなく

レオリーノはイオニアに力があった事を
知っているのかと激しく心を揺さぶられ!?

A5判カラー表紙(カバー同イラスト)2段組12頁の
大ボリュームでグラヴィスから見たお話になります♪

パニクるレオリーノが
つい漏らしてしまった一言で
グラヴィスに疑念が生じるのですが

単なる偶然かもしれない発見よりも
大人の男達に脅かされてきた青年を
追い詰める事は出来ないと

グラヴィスはレオリーノを
落ち着かせる事を第一とするのですが
その割には唇を奪っちゃうのですよね。

グラヴィスの胸の内とは矛盾した行動に
とっても萌えました♡

次巻も特典付きだと良いな o(^O^)o

仲が良すぎるのも

本品は『アドレアの祝祭~聖獣王と幸運の番~』の
ミコミスタジオ特典小冊子です。

本編後
西の王子達と本編カプの2本の短編が収録されています。

巻頭の「西の王子と守護の番」をご紹介します。

あたたかな子の光を感じながら
窓際で文字を追っている時、テオドールは
心が躍ります。

西のガーディアンにはお小言をもらいかねなくても
父である先代領主に「農民の様なことを」と言われても
古今東西の文献から知恵を集める事は
自分の仕事だと思っています。

そしてアドレアがより豊かになるように実践する事こそ
「アドレアの食糧庫」を預かる者の務めだと思っています。

ワクワクとページをめくっていたテオですが
ロベルトの世話する手乗りドラゴンの姿が
視界に入ってきて・・・

A5判カラー表紙(カバー同イラスト)2段組12頁の
大ボリュームで2組のつがいの日常が語られています♪

ルイーダはテオに気付かれないようにと器用に
柱の陰に身を隠していましたが
いい天気のおかげでくっきりと影が出ています。

この間テオと遊びすぎてロベルトに
「テオ様の邪魔をしてはいけない」と叱られた事を
気にしているようでしたが

ロベルトも意地悪で言ったわけではなく
守護の番として西の領地のガーディアンとして
この地の穏やかな統治を願ってのことなのです。

そこにルイーダを探してロベルトがやってきて
テオとルイーダの中の良さに嫉妬する

・・・と言うお話でした♪

ロベルトは嫉妬している事を認めませんが
どちらに嫉妬しているのが伝わり
テオが喜ぶという楽しいお話でした (^-^)

主カプのお話は戴冠式から1月後のお話で
アンリがノアとジークフリートに嫉妬するお話です。

こちらもどっちに妬いたかが鍵になって
ラブラブなお話でした♪

無意識の・・・

本品は『愛たい情とうさぎの病』の
フェア店特典イラストカードで
表面はカバーを使用したカラーイラスト、
裏面に番外SSを掲載しています。

本編後、紫生の笑顔についてのお話です。

紅ノ輔のお昼のお弁当を食べていると
友人から紫生の笑顔を見た事がない
と言われます。

皆は紫生はいつも無表情だと言いますが・・・

ポスカサイズカードサイズで
紫生についての小話です。

そんなことないぞ
またに俺を見て笑ってることあって
笑いのツボはわかんないけどな

それを聞いた友人達は
「惚気??」と固まる

・・・という紫生の笑顔よりも
紅ノ輔の天然さの方が気になるお話でした。

友人もつっこめないほど
仲良しさんってことみたいです。

※他特典(レビュー予定)
アニメイト特典は2人の通学中のSSです。