初読みの作家さんでした。声優好きには溜まらない設定そうだなーと思い、購入してみました。
攻め役として人気の声優・冬目響季は、実は受け役に憧れていた。でも可愛くない声質から諦めていた。そんな時、共演した受け役で人気の声優・新居流星から、攻め役の練習したいので、付き合って欲しいと言われる。ただの練習だったのに、冬目は新居のイケボに反応してしまいー…。
〜始まる、人気の受け役声優×人気の攻め役声優、という美味しい設定のお話。
ちょっとオレ様っぽい冬目が、まさに喘がされている姿は、可愛くて必見です。新居くんもわんこ攻めっぽくて、良。
しかし絵柄は線も細くて綺麗なのですが、全体的に白っぽいのと、ラブコメタッチでごちゃごちゃしているので、若干読みづらさを感じてしまいました。ちょっと残念。あと元々、新居は冬目に憧れてたみたいですが、どこでLOVEに変わったのか、冬目も新居を何キッカケで好きになったのか、曖昧過ぎて(?)となりました。声が好きなら、それでいいのかしら!?…いいのか(笑)
声優好きならハマるかもです。気になる方は是非。
上巻と一緒に同時発売された下巻です。
引き続き新選組の時代にタイムスリップした沖田総司の末裔・沖田総介のお話。
新選組副長・土方歳三(攻)・α×沖田総司の末裔・沖田総介(受)・Ω
下巻は初っ端からあの「池田屋事件」です。でも史実とは全然違うのでご注意を。以下、完全ネタバレでご紹介します。
最初は留守番だった池田屋に、応援のため駆けつける事になった総介。そこで傷ついた土方さんと合流。隠れている間に「伴侶にならないか」といきなりプロポーズされる。しかし、そこに土方の暗殺を目論む斎藤一が現れる。強くなりすぎた新選組を弱体化させるため土方を殺す様、上に命じられたのだ。ところがこの件を知っていた近藤との密約により、斎藤は土方に逃げる様促す。このまま総介を新選組には置いておけないと以前から考えていた土方は、その案を受け、総介と共に新選組を離脱。京を離れ、2人で仲良く暮らしました…とさ。END。
えーーーーーー!?土方歳三が早々に新選組を離脱!?北海道にも行かないの??…と、目が点になるラストでした(笑)新選組ネタでそれはないよー(笑)
そして、そのまま話は現代へ。今度は総介の叔父・沖田響と、沖田総司のお話へ。2人は早々にセフレになり、なんだかんだで恋人へ。過去に戻るなよ、と響が引き止め、現代でハッピーエンド。
最終的に、タイムスリップで入れ替わった総介と総司が、お互い本人として、そのまま成り代わった…ストーリーになったわけです。
ちなみに、響×総司編の途中で『土方歳三と沖田総司は新選組を辞めて2人で密かに暮らしていた』的な、新しい史実が発見された事になっています。
それでも回収しきれない、このモヤモヤよ…。
全体的に設定は面白いし、絵柄は綺麗だし、嫌いじゃないんだけどなー。ラストはもっと丁寧に書いてほしかった。下巻が急にせかせかと話を進めてくるので、それだけが残念でした。もっと超大作で描いてたら、名作になった…かもしれない。
表紙絵通りのエロ可愛さです♡
逆にそれ以外は残りません。でもエロ可愛いので、許せます。いや、許しましょう(笑)
陥没乳首がコンプレックスな可愛い先輩・望月と、それを治してくれるイケメン後輩・我那覇の、大学サークルストーリーです。
陥没乳首がメインになるかと思いきや、そーでもなくって。意外と早めに解決する乳首問題から、恋人になるまでのすったもんだがメインかな。でも乳首が正常に戻ったら戻ったで、服に擦れるのが慣れなくてビキニ着ちゃったりとか、そのままセックスしたりとか。なんだかんだで、最後まで乳首ひっぱってます(笑)
2人が沖縄出身ということもあって、たまに方言が入るのですが、うーん、方言嫌いじゃないけど、流石に沖縄は分からな過ぎて、個人的には邪魔でした。伝わらないから、沖縄弁の横に通訳が入るから、読みずらい読みずらい…。普通の会話なら、まだいいけど、セックス中は文字数多すぎて、イラッとしてしまいました。お願いだから、普通に喘がせて!!!(笑)
…ということで、乳首と方言が大好きな方には、オススメな一冊です。
タイトルの通りラブコメです(笑)
受けの子が割とわーきゃーやってるので、頭の中空っぽにして、一気に読むべし!!
萌えとキュンは人によりけりかなー。
生徒会長の満月(受)は素行不良な同級生・羽風(攻)の更生をすることなったが、なかなかうまくいかない。そんな時に素行不良の原因が満月に構われたいからだと羽風に聞かされる。実は中学から仲が良かった2人。羽風はずっと満月に片思いしていたのだ。えっちな事を1回する度に、1つ更生する事を約束した羽風は、どんどん素行が良くなり、もともと頭が良かったため成績も学年2位に!(1位は満月)。友達も沢山出来、人気者になった羽風に、満月は何故かモヤモヤするようになりー…。
ストーリーはありきたりですが、勢いがあって読みやすいです。他にもう一組、副会長の立花×羽風の友達・小鳥遊のお話があります。こっちはもっとラブコメ色強し。心して読むべし!
個人的には羽風×満月が好きかな。
感想はそれくらいしか残らないです(笑)
人外BLってあんまり好きじゃないんですが、表紙絵が可愛かったので、お試し購入してみました。中の絵柄もとっても可愛くって、癒やされました。満足です。
人類がイヌ科かネコ科に別れている世界。平凡なイエネコ大学生の葵は、子供の頃から夢見ていた理想の王子様をやっと見つけた。相手はなんとAV界人気No.1の俳優・狼の雪央。雪央出演のAVで抜いてるだけでは物足りなくなり、葵は思い切ってAVの世界へ。裏方として働きながら雪央に出逢うため頑張っていると、まさかのドタキャン受俳優の代わりに出演させられる事になってしまい、いきなり大ピンチ。ところが攻俳優として現れたのは、あの雪央で…。初めてのセックスがAV本番、でも理想の王子様で処女喪失。夢心地でふわふわしていたら撮影が終わった後の雪央は、理想と違い、とんでもなく性格が悪かったー…!?
と、可愛い絵柄と反して、なかなかの詰め込み過ぎ、とんでも設定BLでした。理想の王子様がAV俳優って(笑)しかも王子様設定の俳優だから、それを素と思い込んでるって、どんだけ夢見てんのよ!とツッコミを何度入れたくなったことか…。でも可愛いので気持ち大目に見れました。
現実は理想の王子様じゃなくて幻滅、でも仲良くなったら良いところもある事を知って、理想の王子様じゃない雪央を好きになる。雪央は雪央で、カースト上位の狼である故に抱えるコンプレックスや悩みで、性格歪み気味だったが、葵に出逢って変わっていく。
お話は割と王道ストーリーなんですが、そう。これ。人外である必要もAV界である必要もないんですよね。イヌ科ネコ科もカースト制度っぽいだけで、他には何にもない。種族価値のみ。狼が上位。ネコは下。自分の力で稼ぎたかったからAVらしいけど、希少価値高いイケメンなら別にモデルでもいい。なんの為に尻尾と耳が付いていたのか…。作者の趣味でしょうか。尻尾と耳がある以外は、普通のBLだったのが、勿体ない。どうせだったら、普通のBLで読みたかった(笑)
絵柄は本当に可愛いのでオススメです。えっちもエロ可愛い♡次回作は是非普通の人BLを期待したいです。
柚原チヨタ先生のデビューコミックスです。初読みの先生でしたが、実に可愛らしい絵柄で読みやすかったです!
ただストーリーは、もう少し何かあっても良かったんじゃないかなーという感じでした。悪くはないけど、すっごい良い訳でもない。
飲み会で酔っ払っちゃった花森くん(受)は、学校でも人気のイケメン七澤くん(攻)にお持ち帰りされてしまう。しかも夢の中だったのか現実なのか判別できない程度で、エッチな事をした記憶もある。目を覚まして困っていると「結婚を前提に付き合う事になった」と七澤くんに聞かされ、さらに困惑。逃げ帰るも、七澤くんは全然別れようとしてくれない。それどころかどんどん近づいてきてー…。
てな感じで、ストーリーは結構面白いんです。実は七澤くんは花森くんのことがずっと前から好きで、酔っ払っちゃった花森くんにつけ込んじゃったパターンなんですけど。そう、それは良いんです。めっちゃいいんだけど、それがちゃんと明かされない。今書いてるんだし、明かされてるっちゃあ明かされてるんだけど、なんかさらっと流す感じになってて。え?もっと盛り上がってもいいネタじゃない?と拍子抜け。七澤くんがクール過ぎるのか、花森くんに寛大すぎるせいか、全体的に「承転」が無さすぎて不完全燃焼のまま終了しちゃった気分です。
まー、本人たちがいいなら、いいですけどね(笑)もっと七澤くんのアピールが熱烈だったら、萌2だったかも。
他2作、読切も掲載されています。
個人的には2作目のツンデレヤンキー西晴くん(受)が、一番好みでした。
協力書店で購入時に、数量限定で付いてくる特典ペーパーです。
A6サイズ。モノクロ片面。
週末のお泊り時でしょうか。浩太にパジャマを用意する司のお話です。ある日は、「今日のパジャマはこれね」と笑顔でチェック柄でやや大きめの襟付きパジャマを渡し、「おー、ぶかい」と浩太も着てみせます。別の日には、「今日はこれ」と白Tに短パンを渡され、「うん」と大人しく着る浩太。そしてまた別の日には、「はいこれ」と当たり前のように熊の着ぐるみ?のようなパジャマを渡し、浩太も着てはみるものの、さすがに「…」なリアクション。それでも司は「可愛い〜」と満足そうな笑顔を見せるのでした。
さてはてドSなところはどこ行った??と言わんばかりのデレさにびっくり(笑)でも可愛らしい特典に、癒やされました。
博士先生あまり読んだことなかったのですが、可愛い表紙絵に惹かれて購入。チャレンジしてみました…が、受けのアシくんがちょっと無理だった…。
可愛いんだけど、可愛いんだけど!!バランスの悪い大きすぎる目と小さな身体。これって少女漫画でしたっけ?的で萎えてしまいました。攻めの漫画家先生はとっても格好良かったです。
レビューが沢山あるのでストーリーは省きますが、大まかに言うと締切ギリギリ生活環境最悪なエロ漫画家のもとに、ファンだというアシスタントが来て、そのアシスタントの可愛さにうっかり先生が手を出しちゃう話です。
展開もとっても早く、出会ってその日に手コキ&キス。でもアシくんは先生のファンなので大歓迎。のちにその理由も明かされるのですが…ん?だから受けのビジュアルが少女漫画みたいなの?ってな感じ。
アシくんの学生時代が描かれるシーンもあるのですが、先生の漫画を買うために、参考書のお金で漫画買ったり、母親の財布から金抜きっとたりするシーンがあって、漫画好きなら絶対やっちゃダメなやつじゃん!!って思ってしまったのも、残念なところ。漫画で繋がるお話なのに、めっちゃ美談みたいに描かれてて、そりゃ純愛じゃねーよと思ってしまいました。
ただエロシーンだけは素晴らしかったです。全然激しくもないんだけど、丁寧に描かれていて、エロい。薄っぺらいアシくんの身体が、突然エロい男に大変身。そこだけは好きでした(笑)
アニメイトで購入時に付いてくる、数量限定の特典ペーパーです。
A6サイズ。モノクロ片面。
実は本編のラストで、メイドの一人が女装男子だった事が発覚したお屋敷。…ということで、同時に男性用のメイド服がある事も発覚。どうにか秋那に来て欲しい朔久は、ぎゃんぎゃん煩いほどお願いをしてくる。「ねぇ絶対似合うから一生のお願い、こんな屋敷そう無いと思うよ!??」あまりの煩さに半ばヤケクソで、秋那はついにメイドデビュー。その可愛さに朔久は『OMIASHI』とダイイングメッセージ残して卒倒(笑)「秋那、次からその服でいいよ」という朔久に、秋那はもちろん「絶対嫌です」と答えるのでした。
秋那のメイド姿がめちゃめちゃ可愛くて、こちらからもずっとその格好でいて欲しい!とお願いしたいくらい。美人イケメンのメイド姿が見れて得する特典でした。
綺麗な表紙絵に惹かれて購入。初読み先生でしたが、表紙絵通り線が細くて好みの絵柄でした。ただ全体的に白すぎて若干見づらいです。ベタとかほとんどない。みんな髪が白いかトーン貼りなので、ボヤッとした印象に。もっとメリハリ付けたら、感じも変わるのになー、もったいない。
可愛いものが好きな次期当主・朔久に尽くす、元ヤン美人執事見習い・秋那。2人は従者という関係だけでなく、実は身体の関係もある。でもそれは恋愛じゃない、多感なお年頃の朔久の命令だから。そう秋那は考えている。けど朔久は秋那の心ごと欲しいと考えていてー…。
これだけ書くとめっちゃ面白そうですよね。年下ご主人様攻め×年上美人執事受け。最高のシチュエーション。私もそんなほのぼのしたイメージを考えて購入したのですが、何か違った。2話くらいまでは面白かったのに、朔久の兄が登場したくらいから、段々おかしくなってくる。実は兄と秋那はもともと関係があった。秋那は孤児院で虐待を受けていた。一時期、ウリもやっていた。朔久は好きで可愛くしていたわけじゃなくて、死産した双子の妹の代わりを演じていた。それを押し付けてくる母親は病気。
おいおいおい。萌要素全部ぶっ飛んだぞ。もともと読切だったものを連載にしたらしいので、その代償でしょうか。どんどん新しい設定をこじつけた割に、全部きちんと回収出来なくて、最後は無理くりハッピーエンドにした感がハンパない終わり方でした。しかもブラックな内容なのに、絵が白いから雰囲気湧かない。どれもが軽く見えてしまう。編集さんのミスですね。作家さんの絵にあった内容を考えてあげましょう。絵柄は可愛いのに、勿体ないのオンパレードでした。デビューコミックスだったらしいので、次回作に期待したいです。