電子限定描き下ろし漫画付き
これは思いがけずいいお話でした。
(思いがけずと言ったら失礼なんですが、試し読みの段階ではコミカルな感じだったので)
あまりに面白く且つちんこがエロいので(すみません…でもアングルがいいんですよ〜)、続きが気になったため購入したのですが、ラストまで読むとまた感触が違ってきて…
予想をよい意味で裏切ってくれる、とても温もりのある作品でした!
自己管理が出来ず、締め切り前に体調を崩してしまったエロ漫画家の加賀は、担当にほぼ強制的に、加賀のファンでもあるというアシスタント兼お世話係の〔るい〕をつけられることに。
少し屈折している加賀は、他人と同じ空間にいるのが苦手なため、るい自らがアシスタントを断るように仕向けますが、るいは断るどころかキラキラした目を向けてきます。
最終手段として、原稿を描きながらオナニーするところを見せつけ、変態を装って帰ってもらおうとするも、
『先生の漫画のちんこに似てる…』
と、手元のちんこを覗き込んでくる、るい。
加賀先生、冒頭から変態的に飛ばしてくれてます。
しかし、まったく怯むことなく、オナニーのお手伝いまでしてしまうるい。
そして、そのキラキラした目に見つめられ、あっという間にるいに惹かれ、落とされてしまう加賀。
最初は、(るいくーん!何故にそんな感じ?不思議ちゃんなの?大丈夫?)と、少し心配に。
加賀も、見た目はキレイなのに、なんとなーくおかしいし。
でも前半はそんなやり取りがコミカルに、そしてちょっぴりえっちに描かれているため、(展開早いな)と思いつつも、するする〜と作品世界に入り込むことが出来ました。
無事にアシスタントに採用されたるいと加賀は、お互いの気持ちを確かめ合い晴れて恋人同士に。
初エッチは、描写がいやらしくてとてもよかったです。
裸で向き合う2人とか、ナチュラルにエロいんだよなぁ…
特にお風呂のシーンは、初めて一緒にお風呂に入るあの(どの?)独特の照れや、初めて体に触れ合うドキドキに溢れていて、たまらなくよかった!
でもその後、幸せに浸るベッドの中で、
(ああ、なんだろう。終わりの始まりって感じがする…)
と、加賀が感じるシーンが印象的で。
欲求が満たされていない飢餓感から創作するタイプの加賀は、幸せで心も体も満たされたことにより、逆に仕事がうまくいかなくなっていきます。
るいと満たされた生活を送りたい加賀は、漫画家をやめ、転職することを考え始め…
ここからの、るいの長年の想いの詰まったエピソードがとても素敵でした。
まさか過去の2人にこんな繋がりが…!
加賀に対する、単なる一ファン以上の想いが、るいの原動力になっていたんですね。
るいのパワーと情熱には驚かされました。
最初は2人のラブへの展開がやたらと早いな…とか、るいがエロ漫画家のファン?なんかぽくないな…と思っていたけど、最後まで読むとなるほどそうだったのか!と、ホロリ。
実は運命的とも言える2人の関係にグッときました。
ビジュアル的には、昔の少女漫画か!ってくらいにキラキラどデカイ目のメガネくんはあんまり好みではなかったんですが、ちょっとした仕草とか、感じやすくエロいところとか、見れば見るほどに可愛く思えてきて…
メガネ外すとめちゃくちゃ可愛い…好き♡
攻めの見た目はすんごい好み。
あ、性格はなんか微妙におかしな方でしたけど(笑)
言動が面白すぎる。
でも、ちょい屈折してて嫉妬深くて、ちょい下衆でちょいヘタレでちょい変態な感じ、嫌いじゃなかったですw
(ちょいなところがポイントです)
年齢が35くらい?なようですが、そうは見えないかなぁ。若いです。
電子限定描き下ろしは、資料のためと称しての動画撮影エッチ。
あ、お尻の穴がー!|ω・`)チラ
えろ可愛すぎて萌え死んだ!
博士さんの3冊目は【エロ漫画家×アシスタント】。
個性的な作風の作家さんがベタなカップリングを描かれると、ベタなんだけどベタじゃなくていいですねー♡
手放しできゅんかわめちゃ萌えな2人でした!
キラッキラなまなざしでポジティブに全肯定してくれる受けによってカラッカラに乾いてヒビ割れた地面みたいだった攻めがグイグイ潤ってくのが、もうねー微笑まし可愛すぎて♡♡♡
たぶんねー、るいくん(受)の養殖じゃない天然の“あざとかわいい”感がすごく良いんですよこれ。
で、それを受け視点ではなく攻め視点で描かれるので、まんまとあてられる加賀(攻)のちょろさと卑屈ゆえの葛藤がダダ漏れで加賀萌えが捗ります( ´艸`)♡♡♡
2人ともが世間ズレした感じのキャラなので、トーンは終始背景にかわいいお花がふわふわ飛んでるようなほのぼの感で癒されます。
あらすじ読んでエロかな?と敬遠するなかれ。
個人的にめっちゃ萌えたポイント語っていいですか?
この2人、まだエッチもしていない段階で一緒にお風呂に入るんですよ( ´艸`)
向かい合わせの距離感で自分の服は自分で脱ぎ脱ぎして、そこで初めて相手の裸を見るんですけど(もちろん2人ともしっかり勃ってる)、そこからすぐにHになだれ込むでもなく、2人でお湯に浸かってほのぼの〜としてるんです(*´◒`*)
え、なにこれ、こんな展開なかなかなくない?え、めっちゃ萌えるんですけど!!ってジタバタしました。
もちろんこのあと最後までします。
ハッキリ絶賛しよう。
めっっっっっちゃくちゃ萌えた!!!!!
死ぬほど萌えた!!!
間違いなく今年読んだ中で一番萌えた初エッチ描写だって断言できる。
ゆっくり愛し合ってじっくり幸せに浸ってる感じがめっちゃいい!
初めてだからと余裕なくして突っ走る系のエッチ描写が私あんまり好きじゃないので、このゆっくりじっくり感が余計にグッときました♡
で、エッチはそんな感じでガツガツしなかったのに、メンタル面は全然余裕のない子供っぽい加賀さんがまた可愛いんですよ。
卑屈だけど根が素直なキャラなので、嫉妬したら素直に「嫌だった」とか子供みたいに言っちゃう。
なんだこのかわいいの暴力。
後半に1話だけるいくん視点で描かれています。
かわいいかわいいってジタバタしながら読んでたら、ここで思いのほか泣けるエピソードがきて博士さんニクいなぁって思いました。
るいくんは小学生の頃に何気なく読んだ加賀の漫画で救われて、その漫画が打ち切りになってしまった後、絵柄もPNもジャンルも変えていた加賀を何年もかけて執念で探し出した子。
ファンの強さってあるよね。
敬愛する作家をこのまま死なせてはなるものかと献身する絶対的な強さ。
好きだから、そこには迷いもない。
エロ漫画家とアシスタントのエッチなお仕事BLかな?って手にとった作品が、いつの間にか作家とファンの素敵な相互愛のお話になっていてジーンとしました。
・・・と心洗われるEndマークを見届けたら、コンマ1秒後にはいいエロが待ってます!
描き下ろしで超濃厚な睡眠姦♡
修羅場明けで寝ているるいに同じく修羅場明けで疲れマラの加賀がムラムラに任せて愛撫を始めると、寝たままかわいい反応と寝言を返してくれるるい。たまらなくなって挿入するんだけど、るいの中のあったかさに加賀スヤァ…。しばらくして気持ちよくなって起こされるるい。抜こうとするも腰がっちりホールドで加賀はスヤスヤ起きる気配なし。その間にイイところに当たってイかされるるい。結局加賀が目覚めるまでそのままでじっと待つ優しいるいなのでした。
たった7ページでエロエロ激萌えのダブル睡眠姦が見られる超ご褒美ショートでした♡
電子特典のショートは、資料と称してるいにミニのプリーツフカート履かせてなんやかんや言いくるめて最終的にエッチなハメ撮りをするお話です。こっちもよき萌えエロでした♡
はぁ〜可愛かった〜〜〜!
この土日で最低でもあと3回は読もっと!( ´艸`)
【電子】ブックパス版:修正○、カバー下○(イラスト)、裏表紙○、電子限定描き下ろし(4p)付き
年末にすごい本が来ちゃったな~という気持ちでいっぱいです。
本当に面白い。この面白さは癖になる面白さです。
笑えて泣けて萌えもエロもある。これはまさにBLの福袋!!
試し読みして気に入った方、ぜひ最後まで読んでみて下さい!
何かがきっと心に残ると思います(…いや、エロが残る可能性もあるんですけどね)。
自己管理ができず仕事中気を失った主人公・加賀けんぢ(職業:エロ漫画家)。
いつも「救心」が手放せない(っていうかこの若さで救心…!!)加賀を見かねた担当編集は、お目目キラキラ、純情そうな少年・文月るいを加賀のアシスタント兼身の回りの世話係として採用。
人間嫌いな加賀はるいに辞めて欲しいので、まず足の踏み場もない自宅を披露。
でもるいくんは「家事の時間まで制作にあてるなんて職人の仕事場って感じでかっこいい」と感動。
そう。るいくんは加賀先生の大ファン!!ちょっとのことでは怯みません。
ここで加賀、最終手段。『俺、オナニーしながら描くと調子が出るんだよね』と言って自分の股間を見せつけますが…。
加賀、読みが甘すぎました。るいくん加賀のちんこを凝視。
「先生の漫画のちんこに似てる」と嬉しそう。
「こ、こいつ、強い…」と根負けした加賀は、まじまじとちんこを見つめるるいくんに「触る?」ときき、手コキさせたあげく、るいくんにときめいてしまいます。
男相手にときめいた自分にショックを受けた加賀は、るいくんのアシの仕事を「ごめん」と1度は断るものの、気づくと外に飛び出し、るいくんを追いかけ…。
やっぱりアシの仕事を続けて欲しい。
そして、るいくんに「キスしていい?」と。
路上での素敵なキスシーンになるハズ…なんですが、珍しく走った先生が崩れ落ち「救心くれ」となるところがまたこの作品の魅力だと思います(笑)。
ともかく加賀先生をまるで神様のように崇拝してやまない文月るい。
彼は一体天然なのか、ややアホなのか、にこにこしながら加賀に接する姿は健気そのもの。その理由は後に明らかになってくるのですが、彼はやや幼くピュアそうに見えながらも、なぜかそこはかとなくエロいです。
第3話で初めて2人が結ばれるお話が丸々一話分載ってるのですが、ものすごく初々しくてその初々しさがなぜかもう、本当に堪らないんですよ!!
取りあえず萌えたい。短時間で萌えを補充したい時は3話だけ読んで補充しています(笑)。
るいくんのお部屋のお風呂に2人で入るのですが、結構狭くてみっちりくっつかないと入れない。そのお風呂の中であんなことやこんなことをするのがもう本当にきゅんきゅんくるわエロいわ、幸せだわでパニックになるほど。
このまま2人の幸せな日々が続けばいいのに…。
しかし、この幸せが崩れてしまう日は、もうすぐそこまで来ていました。
今まで自分の満たされない気持ちを原動力に漫画を描いていた加賀でしたが、るいと付き合い気持ちが満たされてしまったことで、面白いエロ漫画が描けなくなってしまった。
「漫画が描けなくなってしまった俺でも好きでいてくれる?」という言葉に頷けないるい。
(以下、第5話。ここから重要なネタバレ有りなので、未読の方ご注意下さい。)
小さい頃から、歳の離れた姉の少女漫画を読んで育ったため、少女漫画大好きな小6に育ったるい。
問題集を買いなさいと母親からお金を貰っては(母親には怒られつつも)、少女漫画を買い、ある先生の作品にとても感動します。
しばらくすると、その漫画の続きが本屋さんからなくなってしまい、ショックを受けるるい。
その時初めて打ち切りのシステムを理解します。
もしかしたらあの先生は少女漫画以外の本を描いているかもしれない。
中学時代は毎日本屋に寄り、高校生になると本屋でバイト。
それから数年後、エロ漫画売り場で見つけた先生の漫画!!
アシ募集に受かってようやく加賀先生のもとに。
もうこれだけ必死なるいくんが本当に本当に健気過ぎて、ああ、だから最初あんなふうに加賀先生が何をやろうが彼は全く怯まなかったんだなぁ…と理由がわかってきます。
自分でも限界を感じていた加賀は、
漫画家辞めてきたとるいくんに打ち明けます。
「先生は漫画描かなくちゃダメです」と諭するいくん。
加賀が選ぶ結末、そして、これからの2人の関係は…?
諦めて、いつしか忘れ去ってしまおうとしていた夢。
るいくんに出会わなければ、加賀はずっとエロ漫画を描き続けていたのでしょうか。
最初ギャグマンガを読んでいたはずが、きゅんきゅん、エロエロ、人生観…と、たくさんの感情で心が揺さぶられる最高の一冊でした。
そして、また最後描き下ろしでいちゃエロに帰ってくるという(笑)。
なんだろう、読んだ後のこの満たされた感じ!!
…もう一回だけ3話読んで萌え転がってから寝ます。
たくさんの方にこの萌えを味わって欲しい!
評価はもちろん神評価で!!
ののみさま♡
こちらこそありがとうございます。
これで、年末もホクホク温かに過ごせそうですね♡
こんにちは☆
はいー!私も一昨日から萌え転がりながら読んでいますー‼︎
まさに年末にやって来た『神BL』ですね♡
とっても共感しました。
タイトル見て、買うのためらってたんです!
読んで良かったです!
ありがとうございます♡
これはまさしく「神」!!!!
前作が大好きで作家買いしようと決めてました。
(残念ながらラブホテルの上野さん?は全然合いませんでした。絵は大好き。話(原作)つまんない。)
さすが、博士さん、期待を裏切りません。
正直、話自体はよくある感じです。
エロ漫画家とアシなんてシチュエーション、ほんとよく見る。
ですが画力と細かな描写でそれを見事に覆してるかんじ。
個人的に「一途な受け」に当てられ「一途になる攻め」が大好き。
今回の本はまさにそれ。
一途すぎて筆跡で特定しちゃったり、思い出にしちゃったり、読んでてすごく楽しかった。
ただ、お願いがあります。
本が薄い、もっと読みたい、もっと読ませてほしい!
続きを…ここからの続きをお願いします…
もっと、分厚くしてください…
絵の可愛さと帯の「またセクハラするかもよ、好きだから」という妙にエロかっこいい台詞に心を掴まれて購入しました。
エロ漫画家の加賀さん(攻)、自己管理が行き届かず締め切り間近に倒れてしまった事により、担当さんにアシスタント(文月くん・受)を付けられてしまいます。
パーソナルスペースに他人が居るだけでストレスが溜まっていく加賀さん。なんとかして辞めさせたいのですが文月くんが良い子全開でなかなか言い出せず、オ◯ニー姿を見せて辞めてもらおうという荒技に。家に人居るの嫌なのに人にオ◯ニー見せるのは平気なのか…?それでいいのか…?そんなもんなのか…?
文月くんは可愛らしい外見ですが、加賀さんのオ◯ニー見せられて「先生の漫画のち◯こに似てる…」とか言っちゃうし「触る?」と聞かれて「いいんですか?」「手一生洗いません」「思い出をありがとうございました」とか言っちゃう純粋<<<<<天然な青年です。そんな文月くんの可愛さと純粋さに負けて(きっとこの時点で既にベタ惚れ)追いかけて「やっぱり明日来てください」と言いキスをする加賀さん。2人の穏やかで幸せな日々が始まります。
………と思いきや、なんと文月くんに加賀さんの気持ちは伝わっていなかったのです!!!!!天然怖い!!!!!好きじゃないとキスしないし君以外に手コキもさせないと大の大人が歳下の男の子相手に外なのに声張って主張してるの滑稽で笑えました。微笑ましい…
加賀さんおそらく30代半ばだと思うんですが、童顔だし発言や行動も若いですよね。文月くんが自分以外と楽しそうに喋っているのを嫌がったり(この時の「すっごい嫌だった」の剣幕たるや…)それに対して文月くんが先生のアシスタントだからと弁解すると「アシだけど恋人だろ」と必死に言い返しますし…個人的にエッチ始まる前の「はい君から誘った〜俺無罪〜」がめちゃくちゃ可愛くて悶えました。
きっとこの2人は約10年前、売れない少女漫画家とその漫画のファンという、知り合う前からお互いを本能的に求めていたのだと思います。2人を出会わせてくれた担当の深見さんには感謝です!!文月くんを採用してくれて本当にありがとう!!新たなスタートを切った加賀さんと文月くん。一度諦めてしまった少女漫画の道、2人なら心配いりませんね!