「“助けて”と言われると断れない性分で――」

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  • 今日も明日も、家族です。 1

今日も明日も、家族です。 1

kyou mo ashita mo kazoku desu

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表題作今日も明日も、家族です。 1

平尾春馬(ヘラぴ)
比嘉なぐる

あらすじ

孤島出身の“なぐる”と、東京生まれ東京育ちの“平尾”、そして二人の最愛の息子である“とわ”は男三人アパートで暮らしている。
平尾は家事ととわのお守りを担当し、なぐるは沖縄料理店に今日も出勤していく。

とわがまだ生まれる前の話、なぐるは暴走族のヘッドで、仲間を守るために喧嘩三昧の日々を送っていた。
その強さと優しさで慕われる一方、身を削るような生き方に周りはいつも心配が尽きなかった。
事情を知らない平尾はバイト先のカフェでなぐるを見かけ、一目惚れした勢いで求婚。
暴走族を辞めさせるため、そして恋を成就させるために、奔走するのだった――。

【描き下ろしあり】

作品情報

作品名
今日も明日も、家族です。 1
著者
博士 
媒体
漫画(コミック)
出版社
一迅社
レーベル
gateauコミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784758025034
4.4

(168)

(112)

萌々

(34)

(15)

中立

(2)

趣味じゃない

(5)

レビュー数
21
得点
743
評価数
168
平均
4.4 / 5
神率
66.7%

レビュー投稿数21

間と表情で伝えきれる表現力!

発売されれば必ず買う!の作家買いですが、子育てだし首輪がオメガバース?と勘違いして、苦手コンボかと思い読み始めるのが遅くなりました。
が、杞憂でしたね数ページで引き込まれました。
唯一無二の博士さんの世界。

強くて美しい受けのなぐる と 心優しく平和を愛し、なぐるにゾッコンなヘタレ攻め平ぴ と 彼らの子供 とわくん
これからゆっくりと彼らの子供の事を知っていくのでしょう。

キャラ的に受けが今までで1番好きなタイプ!
最近は小柄でショタっぽい子多かったんですけど、美人で男前。
おまけにエロも強い!

元々綺麗でバランスの取れた体躯の体や、お顔も美形で立体感ある作画ですけど、脇やモブの表情が本当に上手い!
特にお年寄り!皺を描くのが平面的な方、結構多いけど違和感が無い。
ケンカシーン多めなので集中線も多いし、BL漫画で珍しいんじゃ無いかな・・・
背景も素材そのままだと博士さんの作風にはマッチしないであろうから
柔らかい線で落とし込んでるし、バイクも良く出てくるので作画自体コストありそうだけど丁寧だし、コマ運びも緩急あって読み易い。

各キャラの性格的輪郭もハッキリしてるし、間合いや表情の切り取りが上手いのでセリフでは無く、読者がその空気や余白を感じとれる感覚がすっごく好き。
故郷への思いと孤独を超えて大好きな人と家族を作り守る。
博士風ハートウォーミングなのかな?

次巻が待ち遠しいーーーーーーー!

16

ほんわか不思議な博士先生ワールド

博士先生の絵はとても可愛い。独特な線で優しくほんわかした雰囲気があります。デジタルなのかアナログなのか知らないのですが、アナログのような柔らかい線が魅力的だと思います。特にキャラの目、瞳が輝いています。
だけど!エッチです。めちゃくちゃエッチです!!
そのギャップがとっても大好きです!!
R18版だと「こんな可愛い顔してごりごり!!」ですが、この作品はまだR18出てないようですし、シーモアでは白抜きでした。でもでも!!コミックスの描き下しでは薄っすら見えるサービスありです!

あらすじも読まずに博士先生だからと購入して読んだので、チョーカーをしている受けを見て「あれ?オメガバだっけ?」と思いましたが、違いました。
子どもはふたりの子どもでも、どちらの子どもでもないようです。でも顔は攻めのヘラぴに、性格は受けのなぐるに似ているように感じました。

今作は「子育てBL」なので、好みが分かれると思います。
でもちょっといわゆる「子育て」とは違うような… 1巻では日常系のようにふんわりとした家族のお話ですが、ヘラぴが幼いせいもあるのか、子どものとわは身体は小さいけど一人前のような感じがします。そうなぐるに育てられているのかもしれませんね。

登場人物の紹介のような感じでキャラが次々に出てきます。ヘラぴとなぐるとの関係がメインでお話が進んでいき、詳しくはキャラのことも物語の行方もまだわかりません。ワクワクしながら読んでいると、あっという間に読み終わってしまいました。もっと知りたい!もっと読みたい!どうなるの??そんな思いです。
ほんわか不思議な博士先生ワールドでした。
つづき、早く読みたいです!

14

つよつよ受け

作品が最高なのは言うまでもないんですが、まず伝えたい。電子限定特典がなんと10P以上たっぷりありましたよ!!知らなかったからビックリした。そして内容もふたりの夜のイチャイチャ…
もうこれだけでも電子版を買う意味があるくらい最高でした。

博士先生の作品、実は久しぶりに読みました。
デビュー作がわたしの中で神作品なのですが、その後の何作かはあまり自分の好みではなくてしばらく読んでなかったんです。受けがかよわい?系になっていて…
ガタイが良いか、内面つよつよ受けが個人的に好きなので。
しかし今作は受けが強そう!ということで久しぶりに購入したら…

やはり最高でした!!
博士先生の独特の世界観がやっぱりクセになるし、好きなんですよね〜
出てくる全キャラ愛おしいし。
背景まで好き。
博士先生はやはり天才だなぁ

続きが楽しみです。

13

博士先生らしいえっちも読める

博士先生のえっちって、動物的なイメージがある。そして可愛い顔をしていてえっちが激しめ(笑)
とわくんが、ちょっと動物っぽくて可愛い。子どもって可愛いですよね。

1巻面白かった。でも、謎だらけ。
2人の出会いが明らかになって、2人が一緒に暮らす理由も明らかになったけど。
とわくんって、誰の子どもなんだろう。
ヘラぴの甥っ子になるんだろうなと思うんですけど。
へらぴは、良いところのお坊ちゃんなんでしょ?
大学を勝手に辞めた息子をどう思ったのか。

なぐるは、とわくんを見て、故郷を思い出したんだろうな。あの頃の空と海の青さだったり、子どもたちの甘いにおい。
ヘラぴの愛の言葉より、とわくんの存在がなぐるを明るい世界に引き上げてくれたんですね。
続きが気になります。ハマーはこれから、どう絡んでくるんでしょう?

作品全体的に博士先生らしい、テンポというか、リズムみたいな話の流れ方があって、すごく楽しかったです。
早く続編が読みたい。
なぐるも、ヘラぴも、とわくんもみんな好き。
大家のおばちゃんも良い人で好きだな。

13

さすが博士先生、独自の家族もの、泣きたくなる

家族ものはあまり好んで読まないというか、子供がかわいいんでしょ、感動するんでしょ?はいはい、ってなるんだけど、さすが博士先生、独自の世界観での家族もの、だけど本当の家族って感じがする。まだ1巻ではとわが何者か明かされないんだけど泣けてくる。なんでかわからないけど博士先生の漫画を読むと泣きそうになる。
一目惚れも博士先生が描くと不自然じゃない、あ、これは恋に落ちる、ってのを説明なしで納得させられる。そう、説明のセリフがほぼないのに全てが腑に落ちる、不思議な神技をお持ちの先生だと思います。早く続き読みたい。

12

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