BLにハマりたての10代の頃のキラキラした気持ちを思い出したい時に、手に取りたくなる作品です。
男子校、寮生活、ルームメイト。
底抜けに明るい陽キャなワンコ後輩攻め。
黒髪メガネの口数少ない真面目な陰キャ先輩受け。
後輩からの猛アタックに絆される先輩。ふたりのやりとりがとにかく可愛い。
個人的に『あぁ、あの頃の私、こういうの大好きだったなぁ』と思わずにはいられません。
きっとあの頃の私が好きな属性を詰め込んで創作BL小説を書いたらこんな設定で書きそうだな……と、思うぐらい、BLによくある話なんですよ。
だからこそ、こういう王道の話しって一冊ぐらいは手元に残しておきたくなるんですよね。
BL作品に出会いたての高校生ぐらいの方に特におすすめしたい。絵柄も少女マンガっぽい雰囲気なので読みやすいと思います。
貴腐人の方が読む場合は、新鮮さを求めるのではなく、青春っていいな、BLっていいな、を再認識する感じで、懐かしみながら読むのがいいと思います。
表紙とタイトルを見て、なんだコレは!?と思って、単純な好奇心から購入しました。(表紙のインパクトすごい)
そして読みはじめてからも、なんだコレは!?私は何を読んでるんだ!?と思う事が数回ありました(笑)
りんご農家×Nターン帰省のサラリーマンのカプ。物語のベースとしては幼馴染の再会、拗らせラブストーリーなんですが、そこにSF要素が加わるので斬新さがあります。
二人の関係性や取り巻く環境が、あまりに素朴で穏やかな雰囲気なので、SF的な特殊設定とのギャップが面白かったです。(この感じは、ファンタジーやSFというより、世◯も奇◯な物◯に通じるものがある気がします。日常の中の非日常的な)
これは、SFな部分に関わるエピソードはあまりネタバレし過ぎない方がよさそうなので、キーワードだけ書き出すとこんな感じです↓
【種、りんご、芽、接ぎ木、もぎもぎ、受粉ごっこ】
あれ?……書き出してみて思ったんですが、BL用語は一つもないのに、なぜかエロい事はちゃんと伝わる気がします(笑)
個人的に子供の頃の受粉ごっこのシーンが可愛くて好きです。
(寡黙な少年と、距離感バグってる転校生って腐女子の妄想を絵に描いたような幼馴染ですね)
そして書き下ろしの温泉エッチ、萌えました。
エッチシーンで、苗字呼びから名前呼びに変わるのが萌える、BLでよくあるパターンとはちょっと違うんですよ。
いつも「琳」「芽生」呼びの二人が、小学生の頃の呼び方で「宮尾くん」「時田くん」て連呼しながらヤッてるんです。口調も小学生の時に近いのが変態ぽくてエロかったです。
とにかく受に対してクソデカ感情を持っている攻めが、長年の思いを燻らせてる姿を見るのが癖の方や、一風変わったBL作品を読んでみたい方におすすめです!
こちらは『からすの課長さまっ!』の続編です。
先にそちらを読んでいないと設定などが分からないのと、面白さが半減してしまうと思うのでまずはそちらから読むのをおすすめします。
この続編では、晴れて番となった烏丸課長とニトリの新婚生活がメインで描かれています。(番と言ってもオメガバースではありません)
【エピソードごとのあらすじ・感想】
◆烏丸と結婚し、神様の仲間入りをしたニトリ。平日は人間界で暮らし、週末には天国で烏丸と過ごす週末婚状態に。夏季休暇中に烏丸から『鳥の楽園』へ行こうと提案され二人はハネムーンへと向かいます。
そこでは烏丸の幼馴染のハクタカ(鷹の獣人)と初対面する事に。(ハプニングで素っ裸のニトリとご対面。ぷりケツかわえぇ/笑)
鳥の楽園で烏丸とイチャイチャするつもりだったのに、ハクタカが「番として使えるように教育してやる!」と言い出し、ハネムーンは急遽花嫁修行に…(ニトリがんばれ、がんばれニトリ)
ハクタカも烏丸に負けず劣らずエジプト神みたいな出立ちでかっこいいです。鳥の楽園のエピソードは、烏丸もニトリもみんな民族衣装着てて素敵でした。(エキゾチックな雰囲気好きなんですよね)
そして新キャラのカカポが本当にかわいい!顔やフォルムの再現性バッチリで先生の鳥愛を感じます。
◆ニトリの実家の話を深掘りするエピソードがあります。父方の涼泉家は陰陽師の血筋で、息子であるニトリにさえ秘密な事が多く厳しく育てられた為、父の事は苦手な様子。
色々あって父に烏丸を会わせなければいけない事になってしまいます。
到底無理だと一時は駆け落ちまで考えてしまうニトリでしたが、どうにかなってしまうのがファンタジーのいい所。
とある神様の秘術で烏丸課長、擬人化で登場!(笑)
これがめちゃくちゃ正統派のイケメン!(職場のスパダリ上司感がすごい)
ただ、擬人化した所で、霊視ができる父には神のオーラは隠す事はできず……結局正体がばれて父は卒倒。烏丸がニトリと出会った経緯を説明して、なんとか認めてもらう事に。(サラッと言った「私は鳥の神です」パワーワードすぎて笑う)
結構なご都合主義感は否めませんが、父が陰陽師の血筋だったからこそ理解され、認めてもらえたんだと思います。(お父さん和服イケおじなので、刺さる人いそう)
◆次のエピソードでは、烏天狗の椿くんが登場します。(人間の姿をしていて、黒髪おかっぱ男子)
仕事をサポートする為に秘書課に配属された椿は烏丸とは昔馴染みで恋心を抱いており、ニトリの事を番とは認めずライバル視します。
人間界で唯一のニトリの友達、丹羽くんも味方に付いて、バチバチお仕事バトルを繰り広げますが、ゆるがない夫婦愛(のろけ)に、椿はあっけなく玉砕。椿が陰で泣いている所を丹羽が励まします。
それがきっかけで、なんと椿は丹羽に恋をします。ここからエピソードは丹羽×椿のターンになります。
椿は烏丸以外にはツンツン高飛車な態度だったので、どうなるのかと思ったら、かなり素直でどストレートにアプローチします。(いや君、そんな子だったんかい)
最後にはなんとか思いが伝わって、両思いになります。縁結びの神様を目指すニトリにとってはとりあえず成功という事で、大役お疲れ様でした。
◆最後のエピソードは突然ニトリの背中の羽がぷるぷる震え出し発熱。発情期の症状だと、烏丸に教えられます。(ニトリの作画が心なしか色っぽい)
男だから、ヒナは出来ないとばかり思っていたニトリでしたが、実はヒナができる事を知り、喜んだのも束の間「私はヒナを作る事に反対だ」そう烏丸に言われてショックをうけるニトリ。たとえ神と眷属になっていたとしても、人間が神の子を宿す事は命を削る行為であり、大事なニトリを失いたくないからこその言葉でした。
それでも、命を削ってでも課長とのヒナが欲しい「課長とめっちゃHしたい!!」とニトリの熱烈求愛が始まります(笑)ニトリの覚悟に烏丸も心を動かされ、ヒナを作る事に。(甘すぎますぜ烏丸課長)
それからしばらく経ち健康な卵が3つ誕生!(人間が卵産の違和感よ)
孵化するまでは地上と天上の仲間達にも協力してもらい、ついに卵が割れてヒナが孵化します!(おめでとー)最後、割れた卵の中から嬉しそうな二人を見上げるヒナ目線なのがよかったです。
【Hシーンについて】
回数的には3回と、前作と同じですが、コマ数的には今作の方が短いのであっさりめです。ただ、ニトリくんの「かんにんしてぇ〜」が見れたので個人的には満足です(笑)
【あとがき・電子特典について】
あとがきに書いてありましたが、丹羽の相手としてハクタカも考えていたとの事。(個人的にはそっちのカプの方が見たかったかも…)椿くんも可愛いですけどね。
電子書籍限定特典は、初期のキャララフや、扉絵や表紙のラフ、夫婦の朝の1ページ漫画が、合わせて13ページついてました。
【最後に】
このお話の後日話として、同人誌で出された「からすのおひなちゃんニトリくん育雛日記」という作品がシーモアや、がるまにで電子配信されてます(がるまにの方では2も出てました)
コミックスの方では生まれたヒナ達の姿までは描かれていなかったので、二人の可愛いおひなちゃん達を見たい方は、そちらもぜひ読んで欲しいです。
あと、前作のレビューを書きながら薄々気づいていましたが、この作品、読む人によって地雷になりそうな要素がまぁ多い!
獣人、可愛い系の受け、ファンタジー、出産(産卵)……某トピで頻出の地雷ワードをほぼ網羅しています(笑)
なかなか受け付けない方が多い作品かと思いますが好きな人に刺さればいいな、の精神でレビューしました。
テンポが良くて漫画として楽しい作品なので、気になった方はぜひ。
数年前にプレイしていた某獣人BLアプリゲームの推し(烏の獣人)と烏丸課長の見た目が、あまりにそっくりで思わず購入しました。
鳥の獣人がメインカプの作品ってなかなか無いんですよね。
(正確に言うと烏丸課長は獣"人"では無く"神"なんですが、人型には変わりないのでレビュー中は獣人と書かせて下さい)
【物語のはじまり】
友人とのバイク事故で死んでしまった斑鳩ニトリ(受)。人間の天国に行くはずが、間違えて鳥の天国に辿り着いてしまう。(昔飼っていた文鳥に導かれた)
そこで出会ったのが烏丸(からすま)課長(攻)。黒々とした大きなクチバシ、他の鳥たちとは一味ちがう気高く艶やかな濡羽……彼はなんと、太陽神を父に持つ鳥の神様だった。無類の鳥好きであるニトリは、そんな彼に一目で心を奪われる。
烏丸はルールにのっとり、ニトリを人間の天国へ送ろうとするが、人見知りのニトリは「知らん人ばっかの天国より、大好きな鳥に囲まれたい!」と縋りつき、やれやれと観念した烏丸から、部下として働くならいてもいいと許しを得る。
こうして始まる鳥の天国でのもふもふお仕事ライフ。
果たして烏丸課長への恋の行方は……?
【ニトリについて】
受けのニトリ君は一言でいうと、かわいい系男子です。ちなみに関西弁(京都弁?)を話します。
絵柄的にどうみても学生にしか見えませんが、れっきとしたサラリーマンで、人間界ではあまり社交的ではなく友達も少ない様子。鳥好きが高じて鳥の天国界では、スキあらば鳥をもふもふしながら楽しく暮らしています。特に烏丸課長には大好きオーラ全開で、グイグイアプローチします。
【烏丸課長について】
烏の獣人の何がいいって、尖ったクチバシと逆三角形のシュッとした体のシルエットがカッコいいんですよね。スーツがめちゃくちゃ映えます。特に烏丸課長は鳥の神様なだけあって、落ち着いていて頼り甲斐があるスパダリイケ烏です。
仕事第一だったのがニトリと出会い、少しずつ絆されてニトリ第一になって行くのが尊い。
【鳥の天国のお仕事について】
烏丸課長のお仕事は『地上に生まれる鳥たちの魂の管理と育成』毎日生まれる鳥たちの魂を預かるお仕事で、主にデスクワークが多いようです。
会社全体は、色々部門分けされているみたいですけど、ニトリは主に『インコ類ペット課』の仕事をしています。
仕事内容は『鳥と飼い主との縁組の斡旋』や『セキセイインコの柄付け』など…これがまた絵面がすごくかわいいんです。鳥って一匹一匹柄が違うので、魂の段階の無地の鳥達に柄や色を選んで描いてあげます。
現代風のオフィスと、ファンシーな世界観が融合していて見ていて楽しいです。
【感想・好きポイント】
◆居酒屋で酔っ払ったニトリが烏丸課長のクチバシにキスをするシーンがかわいいぃ。クチバシ尖ってるので、ちょっと真ん中からずれて横の方とか鼻にキスする感じになるの、鳥獣人×人間カプの醍醐味だと思ってます。(ニトリからする、こういうキスのシーン正直もっと見たかったです)
あと、受けをお姫様抱っこしながら空飛んじゃったりするのも鳥の獣人ならではのかっこよさですよね。
猫吸いならぬ鳥吸いシーンもちょいちょいあって癒されます。(ニトリ曰く烏丸課長はお日様の匂いとの事)
◆烏丸課長の感情の表現が面白い。
鳥の獣人って犬科や猫科の獣人と比べてはっきり言って表情分かりづらいんですよ。(特に烏丸課長は真っ黒だし)
なので最初は無表情に見えてしまうかもしれませんが、読み進めて行くと、かっこいい時はキラキラ艶やかだったり、興奮すると羽毛や羽根がブワッてなったり、怒ってる時は眉間の皺やクチバシをカチカチさせたりして表現されてるので、不思議と表情豊かに見えて来て可愛いです。
◆あっさりした可愛らしい絵柄なのでエッチシーンにあまりどエロさは無いですが、毎回烏丸課長の羽根がぶるぶるバサバサしてたり、尖ったクチバシから覗く舌はエロいです。
小さい体で烏丸課長にしがみつくニトリが可愛いので体格差カプ好きにもおすすめ。
ただ、獣人物(リアル系)に耐性がない方が見ると、シュールなエッチシーンなんだろうな、とは思います。
(個人的には、せっかくの関西弁受けなのにエッチシーンで一言しか言ってくれなかったので、もっと関西弁言わせてほしかったなぁ…)
◆梟経理課長や、ニトリと同じく鳥の天国に迷い込んだ友人の丹羽くん(ヤンチャ系リーマン、実はちょっとニトリが好き)、八咫烏のヤタちゃん(ひよこサイズの烏)など、バラエティー豊かなキャラクターと関わりながら、育って行く烏丸課長とニトリの恋愛模様がとても微笑ましいです。
でも、ほのぼのだけではなくてホロリとさせるような場面も……人間界に行くエピソードがあるんですが、そこで重要な事実が判明します。
実はニトリの魂は天国に昇ったものの、肉体的には仮死状態で、完全に死んではいなかったんです。
この辺りの流れは、二人がどうなってしまうのか胸がザワザワしました。乗り越えた先に、ちゃんと救済処置があって、ニトリは人間界でも天寿を全うできるらしく、ほっとしました。よかった……
【書き下ろし番外編や、特典について】
◆書き下ろしはニトリを神様の仲間にする為に、他の神様にお披露目してからの、結婚式〜初夜のお話です。建物の雰囲気とか衣装が素敵。
初夜の儀の後、烏丸と眷属になった事でニトリの背中には小さな羽根が生え、晴れて神様(見習い)になります。
電子特典ペーパーは烏丸課長の口の中についての豆知識でした。(最後同じポーズで寝てるの可愛い)
【最後に】
鳥好きはもちろん、獣人物が好きで、犬科や猫科のタイプを読み尽くした方や飽きてしまった方などに、ぜひ読んでみて欲しい作品です。
続編の『からすの旦那さまっ!』は番になった二人の新婚生活に繋がって行きます。そちらもとっても可愛いのでぜひ。
『Sweetest room』の続編。
シーモア限定書き下ろしです。
前回のお話でラブホ(ピンクのお城)Hの後、帰る前に自販機で買ったローター。
買ってしばらく経ってから、やっと使う時が来たのに電源が入らない!健ちゃんがどんな顔見せてくれるのか楽しみにしてたのに!もういい、"別のヤツ"持ってくる!
そう言って春が持って来たものは?……
と、いうのが今回のお話『Sweetest lollipop』です。
簡単に言うと、いちゃラブおもちゃH回。
修正は白抜きですが、それが気にならないぐらいの肉感、汁感、断面図有りで、えっちいです。
いやー相変わらず絡みシーンの人体の躍動感が素晴らしい。
小東先生は人がエロいと感じるアングルを熟知していらっしゃる感じがします。
(四十ハ手一覧とか描いて欲しい。きっとすごい/笑)
盛大にネタバレすると春が持って来たのは、たまご型のアレです。(TE○GA E○G的な)
使い方にやけに詳しい春。健ちゃんの事考えながら二年間お世話になってたらしいです(笑)納得!
春に挿れられながら、前をたまご型オナホで同時に攻められて、あまりの気持ちよさにいつもより素直になっちゃう健ちゃんが可愛いし、そんな健ちゃんを見て、メロメロな春も可愛い。
短いし、本編に深く関わる話しではありませんが、二人を馴れ初めから追っている読者であれば、楽しめる作品だと思います。
本編の『やましい恋のはじめかた2』の単話更新がなかなか無いので、この作品を見てさらに待ち遠しくなりました……
2の続きも、楽しみに待ってます。
マッチングアプリで出会ったカップルの何気ない日々のやり取りを1ページ漫画で展開していく日常漫画です。
年下ワンコ攻め、女々しくない男前受けが好きな方におすすめです。
特にこれといって深いストーリーが展開される訳ではありませんが、↑に書いた属性が好きな人が萌えるであろうポイントをくすぐってくれる感じで、読んでいて楽しかったです。
短いし、何も考えずにサクッと読めて気軽に萌えを摂取できるので、重すぎる話や壮大なストーリーをぶっ続けで読んだ時などの、箸休め的な気分転換に丁度いいなと思いました。
攻めの康博くん(21)が気持ちいいぐらいに元気だし、表情豊かで本当にいい子。対する受けの環さん(28)は、あまり感情を顔に出さないタイプだけど、康博くんの事を写真に撮って友達に自慢したりして溺愛してるのが可愛い。
(康博の大学の友達のガラさんも、キャラ的に好きでした。ガラさんは攻め?受け?どっちだったのかな?そこんとこ気になります/笑)
最後のお話は1ページ漫画ではなく、歳の差カップルならではのセックス事情をしっかり描いてくれてるので、幸せな気分のまま読み終えました。
一言でいうと、微笑ましいお話でした。
デビュー作との事で、初めましての作家さまです。電子だとボイス付きで販売されているサイトもあるので、私はがるまにで買いました。
【物語のはじまり】
身勝手な母親に捨てられ、祖母も亡くなり身寄りを無くした永遠(トワ)。
同級生の友達、菅生(スゴウ)に住む場所を提供してもらう事になるが、その代償にと体を求められ、生活の為に仕方なく受け入れてしまう。
校内でのその不純な行為を新任の数学教師、美春に見つかった事で、美春と永遠、教師と生徒の禁断の関係が動き出す…
【感想】
最近の教師×生徒や、社会人×未成年物って、受けが卒業するまで待ってからセックスするパターンが多いので、久しぶりにこういう後先考えずに生徒に手を出す教師攻めを読んだ気がします。
卒業するまで待つ紳士的な攻めも、受けとの禁欲的なもだもだ期間を楽しむ作品も確かに萌えますが、この作品の様に関係を持った上で学校内で繰り広げられる禁断のエロスも、また違った萌えがありますよね。
どこか懐かしい読後感を久しぶりに感じられて、なんだか嬉しかったです。
(後先考えずに手を出したのは、きっと美春自体あまり教師の仕事に執着していないからなのかなーと、母親である理事長とのやり取りを見て思いました)
ただ、美春がどうして冷淡なのか、愛する事を知らないのかが、もう少し深く描かれていれば、もっと感情移入しながら読めたかもしれません。
永遠くんは、子供の頃に助けられたバイクのお兄さん(のちに、美春だった事が判明)を初恋だと自覚していたので、もともとゲイの素質があったのかな?
初恋の相手と同じ香りがした教師と出会って、意識するのは分かるんですが、校内での不純行為の口止めに「俺にもやらせてくれたら考えようかな」なんて言われて嫌がるどころか、顔赤くしながらすんなり受け入れるのはすごい。
教師と生徒として再会した時、ほぼ一目惚れで、永遠は美春に恋したんだと思います。じゃないと受け入れられないだろうし、先生を見てこのとろ甘顔にはならない。
個人的に黒髪儚げ美人受け(しかも口元ホクロのオプション付き)はわりと癖なので、ずっと眼福でした。
菅生はもっと焦らずに、信頼関係を築いて、永遠への思いをまっすぐに伝えていれば……尚且つ、美春が永遠の前に現れなければ、もしかしたら菅生×永遠が恋人同士になる世界線もあったのかも。
うん。菅生くん、恋に不器用でいい当て馬ぶりでした。
それと、同級生ギャルの女の子(佐山)は、初めは嫌な感じの子だな、と思いましたが最終的にはいい子でしたね。美春と永遠の関係を知っても、口外しないし、永遠にナイスなアドバイスするし。
菅生との関係を切る為に、部屋を出た永遠は美春の家に身を寄せる事になるんですが、結局誰かを頼るしか生きる術がない事への葛藤や、養子縁組という型でプロポーズをされるシーンなんかは、グッとくる物がありました。
【ボイスコミックについて】
CVは佐藤拓也さん(美春)×田丸篤志さん(永遠)が演じられています。(菅生は中島ヨシキさん)
どちらもピッタリ!
特に、田丸さんの儚げ美人な演技が好きな方、泣き演技が好きな方は、ぜひボイス付きで聴いて欲しいです。(永遠くんいっぱい泣いてます)
「先生もいつか俺から逃げるんですか」のセリフの所とか、田丸さんの声に、永遠くんの感情が乗って、すごく胸に響きました。
そして、美春のイケちらかしたビジュアルと、佐藤さんの言わずもがなのイケボが合わない訳がない。
「俺の大事なもん返してくれる?」と菅生に凄むシーンはキュンとしました。私が菅生だったら俺も先生の大事なもんにして下さい!って言いたい(笑)
YouTubeのボイスコミックチャンネルなどで上がってる作品とは違い、カット無しで、しっかりがっつりヤッてます。エロいです。聴いた方は分かると思いますが、ピー音のシーンは笑いました。
漫画アプリ『comipo』なら、閲覧期限の制限はありますが11話まで無料で配信されてるので、気になっている方はぜひ。