大変読みやすかったです。
コミカライズが気になり、未読だった小説の方を読みました。
挿絵のラファエルの美しさも素敵、無表情さと塩対応からの一転してど執着に実は監禁願望あり!(とにらみました)カゴの鳥はフラグだったのですね。奥底に秘めていた気持ちが解放されたラファエルの落差が非常に良きでした。新人侍女に怖がられる今は無きラファエル像も想像するとニヤリとしてしまいます。
ユリウスが本当にダメ人間でしたが、伊勢崎秀一とミックスしたユリウス、本当にお気に入りです。
ユリウスだけの記憶が残っていて、でももう伊勢崎ユリウスなので客観的にみることができる。
おまけのお話も良かったです。可愛かったティモが立派に育って…本文のティモも大変癒されます。
優しい世界でした。
前作もよかったですが、大分間が空いての新作発売。とても嬉しいことです。
全体的に嫌なことは特に起きなくて、平和な空間が繰り広げられています。そこが良い!
悪意に満ちてるのも良いですが、疲れてる時は一服の清涼剤的なものが必要なので。そういう時にこの作品を読むと癒されます。
お互いを思い合ってるとこも良いし、式先生の描く二人が素敵!
御木くんが人たらしなところあるけど、部下に好かれて文句言われちゃう(その内容)あれらの対応は大人として普通のことだから!と心の中で思ってしまった!でもちゃんと小さなコマで部下の子が謝ってて回収されててホッとしました。
こういう細かいところ気になるのでよかったです。
逃亡劇との前情報から読むタイミングを考えてたのですが。良かった…破滅エンドも嫌いじゃないけど、不条理のままなのは辛すぎて嫌なので。
ちゃんとハッピーエンドでした。
kanipan先生の作品、他にも読んでいるのですが好きな作風で、どのような表現されるのか、ドキドキしながら読み進めました。途中のモノローグも丁寧で良いし、お互いの気持ちがいい塩梅で伝わってききます。
相手のことを思って罪を償うことも良いです。まだ若い二人、何年かしてまた会えれば(8年も別れていたことを思えば)という部分はものすごく納得します。
そしてとてもエロいです。切なさあっての逢瀬ですけど、そのエロさも大変良きです。