好きな作家さんの作品なのでよみましたが、この作品も、おもしろいとおもいました。ページ数のおおい作品なので、読みごたえがあるとおもいます。
マッチングアプリで出会った年上彼氏の瀧川正臣に失望し、別れを告げた大学生の鹿島直人でしたが、就職先で、教育係としてあらわれたのが、瀧川だったというストーリーです。
ありえないくらいの偶然だとおもいますが、ストーリーがしっかりしているので、違和感なく、よむことができました。
同じ会社ではたらいていて、瀧川の魅力にきがつくというお話で、ある程度、先がみえてしまう展開ではありますが、たのしみながらよむことができました。
読後感のいいお話だとおもいます。
かなりのボリュームで、とてもよみごたえのある作品でした。
嘘を見抜く能力をラーシュタリア王国の宰相のカイン・アシュフォードと、スキャンダルで活動停止中に王国の神子として召喚されたアイドルの真木透とのお話です。
週刊誌に透のパワハラが捏造された記事が出たことで炎上してしまうのですが、なぜか、異世界へと入り込んでしまうというストーリー展開です。そこで、神官たちによってラーシュタリア王国の神子「候補」として呼ばれたことを知るというファンタジー色のつよい作品になっています。
冒頭から、いろいろなことが起こるので、たのしくよめました。
ページ数がおおいので、出来事や、登場人物の心情などが、しっかりと描かれているのがよかったです。