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胸を打つ作品

まさに、胸を打つ作品でした。読んでよかった。生と死、魂の在り処、恋情、家族愛、愛する人が「生きている」ことの幸せ――色々なことを考えてしまう物語です。

前半はどちらかというとコメディータッチで、若干のスプラッタ風味もありつつサクサク読めます。テンポが良いのに軽薄な印象にならないのは榎田尤利さんの真骨頂だなと思いました。明るい雰囲気ながらも最後には浩一が逝ってしまうということは、起承転結の「起」の部分で読者には提示されていると私は感じました。…ならば、その「結」までの部分で何が描かれるのか?ドキドキしながら読み進めました。

浩一の存在が徐々に見えなくなってしまう描写が切なくて悲しくて涙が止まりませんでした。大人になって、身近な人との別れもそれなりに経験して、個人的には「故人を忘れないこと」「たまに思い出話をして笑い合うこと」が一番の供養だと思っています。満と違って大人な私は、浩一とさして接点のなかった人達が彼を徐々に忘れていくことは仕方がないと思うのですが、そのことに憤慨して涙を流す満がとても愛おしかったです。死というものは子供の頃ほど縁遠く、それ故に恐ろしい存在なんだろうと思います。満の言葉で語られる、理不尽さへの怒り…身に覚えがあるその感覚に胸が詰まりました。

浩一の死を受け入れて、母の死を乗り越えて、満はどんな青年になるのでしょう。頼もしく感じました。満に自分の死を受け入れてもらった浩一が心安らかに旅立ったであろうことが嬉しかった。

自分の大切な人達が、生きて、そばに居てくれることが本当に幸せだなぁと思いました。

少女漫画だと思って読めば「萌」

無事に3巻で完結したので振り返りレビュー。シリーズ前作(?)は未読です。

民族BLの雰囲気は嫌いではなかったです。衣装や世界観、風景の描写などはファンタジー感たっぷりでなんとなく優しい気持ちになれました。

ただですね、3巻まで読んでもこれがBLである意味が分かりませんでした。アルタは見た目も言動も女の子で、王に嫁ぐという設定で、なぜアルタが男の子じゃないといけないのかさっぱり。普通にアルタが女の子ならもっと作品のファンも増えるのでは…と余計なことを考えてしまいました (BLと少女漫画の優劣云々ではなく、BLってだけで手に取らない女性読者はいると思うので)。

BL作品としては「中立」です。

ハミード頑張れ

某フェアの小冊子欲しさに書店の在庫がある中から選んで読みました。(正直者)

この一冊しか読んでいないので「…えっ!?ハミード×秋成じゃないの!?」と思ってしまったのは仕方がない…はず。両性具有モノとは知らずに読みましたが、秋成の過去(シリーズ一冊目で描かれているであろう経緯)はなんとなく分かる展開になっています。

ただ、やはり前作を読んでいないとイズディハールの魅力や、イズディハールと秋成の絆の深さがイマイチ分からず、ほとんど登場しないイズディハールよりも苦悩を抱えつつ自分を律するハミードの方が素敵に思えてしまって困りました。シリーズ全作を通して読めば、あくまで主人公二人の絆に対する試練として受け取れるのでしょうが…。ハミード頑張れ、と思わずには居られませんでした笑

双子である意義はない

作品紹介記事で期待しすぎたのか、残念な結果でした。Cielさんの美麗なイラストに★1つプラス。

とある理由で十年以上、離れ離れになっていた双子のお話です。兄弟モノ・双子モノが特段好きというわけでもないのですが、禁忌ゆえの淫靡さやエロティシズムは分かっているつもり…という程度で感想を述べると、双子である意義も、もっといえば兄弟である意義も(極論を言えば…BLである意義も…)あまり感じられないお話でした。そもそも同じ父親と母親の間に産まれた同性の双生児でここまで外見が違うことってあるのかな。いや、生物学に詳しいわけではないですが。母親自ら和名と洋名で双子を呼び分けるってちょっとモラハラっぽい気がします。

構成としては冒頭から濃厚なエロスが炸裂しています。アラビア半島某国の地下で行われる闇オークションで「商品」として競売されることになってしまった主人公・千砂都(兄/受)が、アラブのおっさんたちに弄ばれているところを美丈夫な青年・カーディル(弟/攻)に落札されて、彼の率いる盗賊団に花嫁として連れ去られる…という展開なのですが、多分、この闇オークションのシーンでこの作品の主題は終わっているのだと思いました。

その後のストーリー(起承転結で言うと「承」以降)は…最初の滴るようなエロスはどこへやら。妙に緊張感の無い受と、シリアスなキャラクターなのにツメが甘い攻、肝心なことを言わないせいで話が拗れるところは似たもの兄弟ですね!?という感じで、肩透かしのまま終わってしまいました。

そもそも、千砂都が闇オークションにかけられたのだって、(私が読み落としていなければ)千砂都をカーディルが助けたのだって本当に偶然っぽいのに、同性で兄弟で双子で…というタブーをすっ飛ばして公開プレイして、挙句「これは運命だ」で片付けて心も身体も受け入れちゃうってどんだけお花畑ハーレ●イン展開。もうアラブもの=ハー●クインは避けられないのでしょうか。それにしても、もうちょっとお互いの苦悩を描いてほしかったです。

いつの間にか骨抜きに…

作風を語れるほど冊数を読んでいないとは思うのですが、どうにもふゆの仁子さんの作品は毎回、竜頭蛇尾だなぁと感じてしまいます。本作は刺激的で際どい笠井あゆみさんのイラストでさらに期待しすぎたのかもしれません。加えて、「表紙イラストにお尻が描かれた作品」というお題でご紹介いただいて読んだクチなのに、シビアな評価で申し訳ない…。

ジャンルとしては極道モノです。同じ組織の別の組に属する比企と都筑――それぞれが「番犬」と称される武闘派の二人ですが、実は幼い頃から強い絆で結ばれています。お互いを唯一無二の存在として、胸に秘めた野望を実現するまで、傷つきながら、支え合いながら行きていこうとする二人。やがてその野望を果たす機会が巡ってきて…というお話です。

序盤は面白かったです。極道キャラが沢山出てきて、啀み合っているはずの比企と都筑が実は甘い関係で、二人の過去が徐々に明かされていって…と、この辺まではワクワクしたのですが、読み進めるにつれて、ページ数の割に肝心の野望関連のストーリーが遅々として進まず、どちらかと言うと二人の絆と惚れた腫れた(とセックスシーン)がメインになっていることに気づいてしまいました。しかも力関係が完全に比企>>>都筑で、都筑は比企に心酔しているので…まあ、このへんは都筑視点で書かれている故かもしれませんが、比企のカッコ良さばかりが目立って、表紙イラストや冒頭で感じたイーブンな関係ではありませんでした。

硬質で骨太だったはずの物語がいつの間にか骨抜きに…。序盤でわんさか出てきた強面の面々(やたら設定が細かい)が後半は空気ですらなく、存在してるんだかしてないんだかも分からない感じで気になりました。

それでも諦めず、果たして二人の野望は果たされるのか!?と、思いながら最後まで読んだのですが、そこんとこはとても駆け足で書かれていて、期待したようなオチはありませんでした。シリーズものの第一作と考えれば腑に落ちないこともない…かなー。

実はコメディー?

「中立」か「しゅみじゃない」か迷って…日和って「中立」です。

総評としては全体的に妙に締まりがない印象でした。キャラクターは多く出てきますが、誰も彼もが美形で美形しかいない世界で物語が進む(そして如何に美形であるかの描写も多い)ところに、こう、2004年の作品らしい様式美を感じました。※コメディーではありません。

社内のちょっとした陰謀にまつわる展開があるのですが、そのオチもヌルくてズッコケました。

コメディーではない…と思いながら読みましたが、書き下ろし(3話目)を読むと、コメディーとして読めばもっと楽しい作品なのかなーと思ったので「中立」にしておきます。

意識高い系BL

わー…久しぶりにこの手の作品を読んでしまいました。私が勝手に「意識高い系BL」とカテゴライズしているタイプの作品です。

七地寧さんの作品を読んだのは初めてで、皆さんのレビューを拝見するとこの筆致が個性のようなので単純に私に合わなかったというだけの話ですが、なんとなくこう…「意識高い」感じがするんですよね…。「BL」の「L」の部分が硬質すぎて、ストイックすぎて、この作品は読者が萌えを感じることをヨシとしないのでは…と思いました。萌えとかそんなものではなくもっと崇高な何かを感じ取りなさい!と言われているような気になったというか。全然うまいこと言えないですが。

筆致のことだけクドクド書きましたが、ストーリーとしても、二人の内面にフォーカスしすぎて退魔系・除霊系の物語としてのワクワク感が置いてけぼりになっていて、あまり印象に残りませんでした。

むきたまご

久しぶりに読んだ女装モノ。面白かったです。読んでいくと「人魚姫のハイヒール」というタイトルが秀逸だなと思いました。

本編は瀬戸視点、後日談は加賀谷視点で描かれています。この後日談で、加賀谷が瀬戸のことを「ゆでたてのむきたまごにささっと筆でかいたような顔(が愛しくてたまらない)」と表現していてすごく面白かったのですが、その印象とイラストがマッチしていない点がちょっと残念といえば残念だったかな…。

女装で大変身!ということからも、女形に向いているとされる薄味の瓜実顔を想像しながら読みました。

予想外に…

表紙イラストから、傲慢攻×美人双子の禁断の3P的なお話かと思いきや――!!
(表紙イラストだけでここまで妄想することに我ながら震えましたが)

予想外にオカルティックな内容でした。ただ、全体的に硬質な雰囲気のお陰であまり怖いとか湿っぽい印象はなく、面白い作品でした。主人公の宰(つかさ)と攻の鳥羽はそれぞれ強い個性の持ち主ですが、その背景にちゃんと理由付けがされていて、枝葉を取り除けばお互いを一途に想っているところが非常に良かったです。鳥羽の想いが報われてホッとしました。

ちょっと変わった三角関係のもう1点である水川は悲しき恋のキューピッドで…私はとても好きでした。自分の想いが叶わないと知りながら、それでも、姿を変えても愛する人のそばにいたいという健気さにグッときました。

宰と鳥羽がそれぞれ少し人間らしくなって、ふたり仲良く新たなプレイを追求していってほしいと思います。

待望の「ラボラトリー」音声化!

1枚目(外務省組)は「萌」、2枚目(厚労省組)は「神」…で、中取って評価は「萌x2」です。

はりゅまおの外務省組。言いたいことは色々あるけれど、単純に、そもそもCD化に向いてないエピソードだったなぁと思いました。登場人物や場面転換がものすごく多い上に緊迫したシーンの連続で用語も小難しいのに、音声だけで前半の任務のシーンを表現するのは至難の業だったな、と。後半も後半で真御ちゃんがトレーニング器具に吊られて針生がとんでもないポジションで全力で(楽しそうに)セクハラしている…という情景は、原作で補ってこそ理解できるのかなーと。まあでも恋インに関しては原作未読で聴く方はあまり居ない気がするので、それは別にいいのかな。

間島さんの真御ちゃんは、キリッとお仕事してるシーンと針生にメロメロにされてるシーンと、さらに今作では任務中に男娼のフリをするシーンがあります。前作では、お仕事シーンはともかくメロメロなシーンはイマイチ真御ちゃんのイメージと合わないと思って、残念ながら今作でもその印象は変わらなかったのですが、男娼のフリをするシーンがとても良かったです!フリトで川原さんが絶賛していたのも納得でした。一方の針生は、前作よりも鼻血ヤロウな部分が表現されていて面白かったです。

岩倉×奥名の厚労省組。現時点で個人的に一番好きなのが厚労省組で、何なら沢山いる脇カップル達のお話もじっくり読みたいぐらい好きなので音声化していただいてとても嬉しかったです。安元さんと興津さんという初対決の組み合わせでしたが、相性は良いような気がしました。授乳シーンはエロさも然ることながら、こう…肉体のぶつかり合いというか、室内の熱気が伝わってくるようでした笑 両思いになった後で台詞の合間にキスをしながらイチャイチャしてるシーンに萌えまくりました。

厚労省組のお話は、とっても変なシチュエーションで登場人物たちが大真面目に喜怒哀楽しているところが面白いと思うのですが、その雰囲気がよく再現されていると感じました。また、奥名も、佐合も、姫野も、ちらっと出てくる津曲さんもみんな美人声でウットリ。神子主任の独裁者ぶりも良かったです。