同じ部屋だった二人が別の部屋になるということで寂しいスイ先輩。
春虎も務めて平気なフリをしてたけど実は寂しい。
部屋は別になっても同じ寮だから会えるけど、やっぱりずっと一緒と言う訳にもいかず。
今はお付き合いしてる2人だけど、今度は周りの人たちにも自分たちの関係を伝えるか伝えないかでもじもじしちゃうスイ先輩。
春虎は家族にも話したみたいだけど、スイ先輩のお母さんは恋愛対象が男だと聞かされてかなりショックを受けたみたいだし、家族も関わってくると難しい。
本当は分かってもらいたいけど、拒絶されたら辛いけど、スイ先輩が思い切って母親にお話出来たのは凄く勇気のいる行動。すぐには理解できないけどスイ先輩の幸せを願ってくれてるからなんとかわかってもらえそう。
描き下ろしで春虎を家に連れて行って家族に紹介できていたので良かったです。
以前こちらの作品がテレビで紹介されていたので気になって購入してみました。
ジャンルでいうと一般作ということになるのかと思いますがBL要素もあって読み応え十分でした。
中学生の村瀬と淀井。
2人は同じクラスで村瀬は虐められていて。淀井は村瀬がかえるの解剖を見て勃ってるとぽろっと言ってしまったことが原因なんじゃないかと気にしていて。
村瀬は昔人が電車に轢かれるところを見てからグロテスクなものに興奮するようになってトラウマになってます。
淀井は小さいころ父親が亡くなって、母親は男を家に連れ込むような家庭で家になかなか居ずらい。
そんな二人が美化委員で仲良くなって交流していくお話です。
BL的な萌えというよりはヒューマンドラマがしっかり描かれていて。
ちょっと内容は違いますが、スメルズ ライク グリーン スピリットが好きな人には合うんじゃないかと思います。
青春って楽しいだけじゃなくて苦い思いもあったり、それぞれ抱えるものがある二人が出会って交流する中で生まれた一瞬の輝きが良かったです。
読後考えさせられる作品でした。
コミックスの前半は既に一緒に暮らしているあおと想のお話から始まります。
郊外の平屋でお庭もあって料理を作ったり二人の日常が丁寧に描かれていて、作品に出てくるお料理も美味しそうです。
穏やかな日常とラブラブな二人。
後半は二人の出会いから遡って描かれていて、電車での偶然の出会いからあおは想を家に連れて帰ることに。
想は家はあるけど家に帰りたくないようで。
一晩泊まってその時は別れたのですが、後日また再会してから恋が始まりそうな予感。
あおがとにかく優しくて、想はとっても可愛いです。
既にくっつくことがわかっている二人なので前日譚も安心して読めます。
こちら1の巻数表示があるとおり連載は続いています。
シリーズずっと苦しい展開が多いのですが、永井先生のストーリーは目が離せません。
渚の父親はずっと渚のこと束縛していて何とかして父親から逃げようとするけれど、計画はうまくいかず、父親に今まで貯めたお金とか家出の準備などすべてバレてしまった前巻。
母親と同じだと罵られ父親に殺されそうになるところから、始まります。
父親は足が悪いせいで子供の頃虐められていて劣等感を抱えながら生きてきた。それで同じような空気感の女性と結婚したけど裏切られてその恨みを抱えて生きてきて、母親同様自分から逃げようとする渚の首を絞めます。
そこに渚に救われた柳田が気になって家を訪ねてきてという展開で、渚も柳田に出会ったことで希望を持ったのに、父親に見つかるなんて。
今まで渚と父親が本音で語り合ったことなかったけど、結局相容れなかった。
渚の周りに今までまともな大人がいなかったのが可哀想でした。
柳田も欠けた部分があって完璧じゃないけど渚にとっては救いだったんですよね。
今後父親がいなくなった渚と柳田がどうなっていくのか楽しみです。
原作既読です。
前作はもう少し聞きたいというところで終わってしまうので、これから更に二人の関係が甘くなる続きも是非音声化してもらいたいと思ってました。
今回はなっちゃんが廉への気持ちを自覚してからのお話なのでかなり甘くなってます。
コミックス2巻の内容で、廉はずっとなっちゃんに構っていたけど、なっちゃんが廉に好きな人がいると聞いてしまってちょっと避けちゃうみたいになってしまいます。
廉の好きな相手はなっちゃんだけど伝わってなかったみたいで。
廉を演じる増田さん。滅茶苦茶愛情表現するわけではないけど淡々と会話しているようでいて時々漏れる幸福感がとても良かったです。
なっちゃんを演じる小林さんはかわいらしいなっちゃんが恥ずかしがりつつ段々エッチになっていくところがお上手でした。
2人の子供時代のエピソードも可愛くって、大満足なCDでした。