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エキスパートレビューアー2026

女性陵々さん

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ポイント数693

今年度10位

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葉さんの成長が感慨深い

待望の体感予報の続編、楽しみにしてました。

個人的、各項目5段階で
成長 4
甘い 3
溺愛 3
エロ 2
しんみり 2
な感じだと思います。

前作に引き続き、瀬ヶ崎さん×葉さんのカプです。

前作では色々と言葉足らずだった葉さんが、少しずつだけど成長していく姿が感慨深かったですね。

瀬ヶ崎さんと葉さんの間で、言葉足らずでしんみりする雰囲気もありますが、そこまで大きな拗れにはならないので、比較的甘めな雰囲気が多いと思います。
それよりも葉さんが編集者の鈴鹿さんに辛口な評価を受けたり、居酒屋での言動の方が、葉さんへのメンタルにダメージを与えているので、そっちのしんみり描写もあります。ある意味、作り手側の人達にはしんどい描写かもしれないのでご用心を。

葉さんのメンタルやそれにより、瀬ヶ崎さんとの仲が拗れるかな?と少し心配でしたが、それすらも乗り越えていく葉さんの成長具合にある種の感動を覚えました。

瀬ヶ崎さんにふさわしく、釣り合うように、頑張ってもがく葉さん。そんな葉さんの気持ちを知って、満更でもない瀬ヶ崎さん。酸いも甘いも噛み締めて成長していく2人の想いや仲が堪らないので、是非とも読んでほしいです。

衰え知らずのラブコメ

待望のHate My MIA!の5巻目、楽しみにしてました。

個人的、各項目5段階で
わちゃわちゃ 3
ラブラブ 3
エロ 3
な感じだと思います。

前作に引き続き、舞沢さん×宮さんのカプです。

ボロアパートの「壱岐荘」に同棲することになった舞沢さんと宮さん。大家さんはSM帝王様、隣人はあのTATSUYAさんなど、相変わらずのドタバタわちゃわちゃだけど、2人のラブラブっぷりも相変わらずで…。

巻数を重ねる毎に、新キャラが登場してわちゃわちゃっぷりが毎回楽しいですね。

大家さんが出勤前だからとボンデージ姿の帝王様になっているのがインパクトが凄いですね。大家さんの助手でもある豚さんも、まさにSMショーでの豚って感じの恰好でびっくりですね。
でも個人的には、描き下ろしの大家さんと豚さんの壱岐荘sideがめっちゃ気になりましたね。お互いの関係性に若干の歯切れの悪さに、色んなと想像してしまいますね。今後も描かれてほしい2人です。

舞沢さんと宮さんは、何だかんだ相変わらずのラブラブっぷりで、舞沢さんに対する宮さんの溺愛や宮さんの色気に性欲が抗えてない舞沢さん達のやり取りに思わず笑ってしまうのですが、個人的にベランダで隣人のTSUTAYAさんに呼ばれたからって、繋がったままの姿で「なんでしょうか…?」と登場するのは、構図的にもちょっと下品かな?と思ってしまいました。

他の作品で偶に、繋がってまま受けだけが顔を出して郵便や来客の対応をする、みたい展開はありますが、舞沢さんと宮さんの場合は舞沢さんが登場して繋がったまま宮さんのお尻が丸見え、という逆のパターンとなっています。
しかもTSUTAYAさんに、結合したまま、と指摘されても全く身体の動きを止めようとしないので、ある意味舞沢さんはブレないですね。でも、行為が人に見られそう、バレそう、は良いですが、思いっきり人に見られてる今作の展開はちょっと引きましたが…。

MIAにそっくりのアカウントが登場して、それがまさかの宮さんのお父さんだったり、そのお父さんがタロイモさんを気にし出したり、色々とドタバタで拗れる展開になりそうで、どうなることやら、次巻も読ませて頂きます。

雀谷さんのスタンスが苦手

たまむしマン先生の作品は初めてなので、拝読させて頂くのが楽しみでした。

個人的、各項目5段階で
絆され 4
女子 3
激重 2
エロ 1
な感じだと思います。

虎樺くん×龍河くんのカプです。

同級生の女子、雀谷さんから相談がある言われ、話を聞くことにした龍河くん。しかしその相談は、愛が重すぎる所為で振られてしまう、同級生の虎樺くんからの恋愛相談で…。

虎樺くんがどうして振られるのか、まずは原因を知る為に、龍河くんから「俺を恋人だと思って」と疑似恋人ごっこが始まります。
そこから、虎樺くんからの鬼電、メッセージ連投、登校も休み時間も一緒に行動など、愛が激重なのが判明します。

虎樺くんの激重を改善する為に、色々意見を言う龍河くんなので、少しずつですが、虎樺くんの激重が緩和されていきます。
しかし「24時間ずっと一緒にいたい」や「僕と同じくらい好きになってほしい」など、極端な激重は遠慮したいが、そもそもの持ち味である激重描写が、物語り序盤以降はあまり無かった気がするので、個人的にはもう少し虎樺くんの激重愛描写が見たかったですね。

あと、女子の雀谷さんがきっかけで知り合った虎樺くんと龍河くんなので、物語りの展開としては雀谷さんはなくてはならないキャラなのでしょうが、個人的にはBL作品に於いての女性の介在があまり好きではないので、苦手意識を抱いてしまいました。
しかも、虎樺くんの相談相手に龍河くんを選んだのが、2人の見た目が実質自CPだから、とどうやら腐女子としての邪な願望からだったようで…腐っている読者の私が言うことではないですが、2人を見守るにしても、あまりでしゃばるものではないのでは?と思ってしまいました。

でしゃばるのだと、腐女子として2人をアシストしたりする雀谷さんですが、遊園地でのWデートでは、想いを寄せている友達の女の子に告白しているので、ある意味男子2人を出しにして、己の欲望をちゃっかり叶えているのは、腐女子の風上にも置けないかな?と思ってしまいしまた。雀谷さんのキャラクターのブレに更に苦手意識が増しました。

虎樺くんと龍河くんのやり取りや恋愛模様は良かったのですが、個人的や好みで、やっぱり雀谷さんのインパクトが作品全体の印象として強く残ってしまったので、裏表紙にも雀谷さんが居たり…今回は中立評価になってしまいました。

癖になる虎樺くんの激重な愛とそれに絆されちゃう龍河くん。格好良くて可愛い、男子高校生達の疑似恋人ごっこ、読んでみては如何ですか。

手探りで紡がれる距離感と恋心

野白ぐり先生の既刊作品は拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。

個人的、各項目5段階で
素直 4
真面目 3
もどかしい 2
エロ 2
な感じだと思います。

一護さん×律さんのカプです。

大学の講義室で、具合が悪くなった学生を助けようとした一護さん。しかし、当の本人から「さわらないで」と言われてしまう。その後、さわっちゃダメ、と学生の間で知られている、律さんのことが気になって…。

律さんに対して、さわっちゃダメ、ということで、潔癖症系なのかな?と思ったのですが、触られるとびっくりしてパニックになったりするようで、作中でモブキャラが「過敏?そういう特性」と説明しているので、明確な表現はされていないです。他にもゆるぎないルーティンを行ったり、予定通りのことが出来ないと不安になっている描写があります。

律さんのことを知った一護さんが「多様性でわかる。わかるけども…さわれないってなに?キスもできないってことだろ」と内心で思っているので、読んでいる私も、BLとしての絡みはどうなるの?とちょっと不安になりました。
しかし、律さんに触ったり、キスをする時に一護さんが事前に尋ねたり同意を得ることで、びっくりしたりパニックにはならないようなので、少しずつ距離が縮まってキスをする仲にはなります。因みに、本編では最後まで繋がってはいませんが、描き下ろしで最後まで身体を繋げています。

律さんがツンと澄ましたクールな感じなのかな?と思ったのですが、一護さんに友達だと言われて「初めてです。ありがとうございます」と深々とお辞儀をしたり、一護さんの発言を適当に流すことも信じなかったりしないで、真剣に受け止めるので、凄く素直で真面目な姿がとても可愛いです。

相手を気遣ったり、自身を責めるように謝罪したり、一護さんも律さんも何度も「ごめん」や「ごめんなさい」と言っていて、お互いに手探りで、それでも惹かれ合っている、もどかしくも見守りたい距離感と恋心を、是非とも読んでほしいです。

そこまで切なくならない、両片思い

小木カンヌ先生の作品は初めてなので、拝読させて頂くのが楽しみでした。

個人的、各項目5段階で
男子高校生 5
両片思い 4
鈍感 3
しんみり 1
エロ 0
な感じだと思います。

嗣海くん×尚孝くんのカプです。

高校生の嗣海くんと尚孝くんと明希くんは幼馴染。そして嗣海くんは明希くんのことが好き、というのは尚孝くんの勘違いで、本当は嗣海くんは尚孝くんのことが好き。しかし、鈍感な尚孝くんはそれに気付いていなくて…。

幼馴染3人の内、明希くんが小柄で可愛らしく、寡黙な嗣海くんが2人っきりで喋っていたりすることから、嗣海くんは明希くんのことが好き、だと勘違いしている尚孝くん。物語り中盤まで、嗣海くんへの想いを自覚していないし、嗣海くんからのアプローチにも気付かない程、鈍感な尚孝くんなので、タイトルには「両思い」と書かれていますが、本編は2人の両片思い要素がてんこ盛りです。

そんな2人を見守っている明希くん。物語り冒頭から、嗣海くんが尚孝くんを好きだと知っているし、だからこそ色々とアシストするので、明希くんが2人の恋心に対しての悪感情は抱いていないです。

嗣海くんに対しての恋心を自覚するが、嗣海くんは明希くんが好きだと思い込んでいる尚孝くんや、尚孝くんに明希くんが好きだと勘違いされていたことを知ってしまう嗣海くんなど、少しだけ2人の関係が拗れてしんみりする描写がありますが、もちろん、ちゃんと想いを伝え合うのでご安心を。

今作はキスだけで、絡み描写は無いですが、2回目のキスのタイミングやディープキスについて調べている、初々しさが男子高校生らしいし、青春要素が堪能出来るので、是非とも読んでほしいです。

オトされそうなドキドキにキュンキュン

水曜日先生の既刊作品は拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。

個人的、各項目5段階で
ドキドキ 4
焦れったい 3
可愛い 3
絆され 3
エロ 2
な感じだと思います。

海丘さん×千鶴さんのカプです。

教師の千鶴さんは、新米教師の海丘さんに口説かれていた。懐かれているだけ、揶揄われているだけ、と思っていたが、海丘さんが元教え子で、千鶴さんを追いかけて教師になったと知って…。

ちょっと強引だけど、千鶴さんへの溺愛っぷりが伝わってくる海丘さんのアプローチや言動に何度もドキドキしてしまいます。
個人的には、猫に名付けた名前の理由にドキドキキュンキュンしました。

そんな海丘さんに翻弄される千鶴さんも、照れてる姿や海丘さんを煽っちゃてるような発言などがめっちゃ可愛くてドキッとします。
他にも幽霊騒動などもあって色んな意味でのドキドキが沢山味わえます。

水曜日先生の作品は、数作品読んでいて、
絡み描写が少なめな方かな、とは思っているので、今作は最後まで繋がる絡み描写は物語り終盤にしかないのはいいのですが、泥棒?騒動後に、帰したくない、と海丘さんの家に行く流れになるのですが、その道中で生徒とその母親に出会した千鶴さんが、やっぱり家に行けない、と海丘さんに断る展開には…なんで!?と思ってしまいました。
生徒と会ったことで、生徒への手本、教師としての立場など、そういうことを考えたのかな?と私が勝手に思ったのですが、千鶴さんの心理がちょっと分からなかったです。物語りも終盤になっていたので、そこはもう絆されて結ばれてよ!と物凄く焦れったかったですね。

海丘さんの溺愛具合とスパダリ具合にドキドキして、翻弄される千鶴さんの赤面や絆されっぷりが可愛くて、クスッと笑えるコミカルさもあって、最後まで楽しく読めるので、是非とも読んでほしいです。

いつも通りのエロさ!

黎司さんの安眠の為に一緒に夜を過ごし、身体を重ねる時間も増えたが、それ以外は概ねいつも通りの関係、だと思っている理月さん。

ある日、電車内で理月さんのフェロモンに反応してしまった黎司さん。帰宅後、理月さんの後ろを舌で丹念に解しますが、少し腫れていることに気付き、今日はやめとこう、と言い出します。

しかし、理月さんの方は我慢が出来なくて、黎司さんの上に乗っかっちゃいます。怪我させたくない、と思いっきり突いてこない黎司さん。激しさはないですが、しっかりエロい絡み描写になっているのでご安心を。

服?着てるのにエロい!

家デート中の黎司さんと理月さん。ふと、黎司さんの癖探しをしてみようとする理月さん。

ということで、プレイ用に買っていた服を着て登場しますが、なんてエロい恰好してんだ…!と思うくらいエロいですね。このエロさは言葉では伝えるきれる自信がないので、小冊子で実際に見てほしいですね。

黎司さんの癖探しで、服の他に黎司さんの腕を縛りますが、黎司さんの要望で理月さんの腕が縛られて、更には目隠しまでされてしまいます。
そこからの絡み描写は言わずもがなの濃密さです。そして黎司さんの癖が何だったのか、やっぱりその目で確かめてほしいですね。

せおなとメインだけど…

待望のお前に抱かれるなんて聞いてない!〜ハマった男はAV男優の7巻目、楽しみにしてました。

個人的、各項目5段階で
甘々 5
エロ 5
溺愛 4
わちゃわちゃ 2
な感じだと思います。

前作に引き続き、瀬尾さん×名取さんのカプです。

年始で温泉旅行からの和服での姫はじめ。ラブホで拘束プレイと乳首責め。そして新居、お隣さん編が描かれています。

旅行や新居探しなど、相変わらず甘々でイチャラブしている瀬尾さんと名取さん。今作は、2人の仲でしんみり描写はありませんし、2人の仲を知った、お隣の神谷さんからも悪感情を抱かれることはないのでご安心を。

瀬尾さんの兄の聡介さんが再登場しますが、上司の紹介で結婚した女性と離婚していたり、その女性に既に恋人がいたり、ちょっとだけ不憫な感じの描写はありますが、その苦い経験を経て、瀬尾さんと名取の仲を否定したことを謝罪していますが、今までの聡介さんの言動から、ちょっとだけ都合が良過ぎるかな?と思いました。まぁ、瀬尾さんに対しての否定的な感情は変わらない、と言っているので、その辺は相変わらずですね。

あと、聡介さんに想いを寄せている神谷さんに対しても、期待には応えられない、と言っておきながら、そばにいてほしい、一から関係をやり直したい、とも言っているので、やっぱりちょっと都合が良過ぎかな…。
でも、神谷さんにとっては、聡介さんのその応えだけでもとりあえずは良さそうなので、2人の関係の変化やその後の描写など、まだまだありそうですね。

夏原先生のあとがきで、せおなとサイドと聡介サイドを描きたかったようですが、瀬尾さんと名取さんの物語りがメインなので、聡介さんと神谷さんの物語りはあまり進展せず、描いたようです。でも個人的には、聡介さん達の印象も強かったな、と思いました。

言葉にはしないけど、新年の抱負の内容や「ずっとそばにいるけど?」の発言、猫のむ〜ちゃんに「俺の名取だからな」と無意識に圧をかけている、瀬尾さんの名取さんに対する溺愛っぷりが堪らないです。

シーズン8もあるようで、甘々でイチャラブな瀬尾さんと名取さんの物語りを、これからもブレずに描いてくれるようなので、それを楽しみに、次巻も読ませて頂きます。

想いが募る刺青とピアス

熊六参先生の作品は初めてなので、拝読させて頂くのが楽しみでした。

個人的、各項目5段階で
エロ 3
健気 3
溺愛 3
鈍感 2
な感じだと思います。

務さん× 響稀さんのカプです。

親友の務さんに長年片想いをしている響稀さん。務さんに彼女が出来る度、ピアスの数が増えていく。しかし、そんな想いも諦めようとするがなかなか切り替えられず、しまいには、伝えるつもりはなかった想いを務さんに伝えてしまい…。

勢いで務さんへの想いを伝えてしまった響稀さん。想いを告げられたことで、響稀さんへの恋心を自覚した務さんに、受け入れられて付き合うことになります。
しかし、付き合う前とあまり変わらないやり取りにもどかしく思っていたり、上手く身体を繋げることが出来ず、準備を頑張る響稀さんが、健気で可愛いです。

健気な響稀さんなので、務さんが好きな物を刺青として刻めば、自分を好きになってくれるかな、と思っているので、タイトルのあるくらい刺青の存在は重要ですね。でも、刺青の割りには、タイトルにあるピアスの存在は希薄かな?と思いました。
あと、務さんの刺青で、左手の甲に目玉の刺青があるのが、絡み描写などで左手が見える度に、そのリアルな目玉の存在が気になって、少し気が散ってしまいました。

熊六参先生のあとがきで「展開的に少し早いかも」や「片想いパートもお付き合いパートも描きたい」と書いてあったので、本編の中盤からは、恋人同士になった2人が描かれています。

物語の展開としては、大きな波乱などはなく比較的王道な感じですが、響稀さんの健気さと鈍感だけど、恋人同士になってからの務さんの溺愛具合が程良いので、是非とも読んでほしいです。