京古先生の既刊作品は拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。
個人的、各項目5段階で
乳首 5
エロ 4
流され 3
あざとい 2
な感じだと思います。
雪澄くん×太理さんのカプです。
今作は人間と獣人が存在する世界観で、受けの太理さんは人間の男性なのに、何故か胸から母乳が出るようになります。そしてその原因が、一緒に暮らしている義理の弟の雪澄くんにあるようで…。
攻めの雪澄くんはユキヒョウの獣人で、太理さんとは義兄弟関係で、幼い頃に母親が恋しくて、太理さんの乳首を吸うようになって、高校生になってもそれが続いています。
母乳が出ることになり、太理さん自身で搾乳して、惨めだ、と思っていたりするので、若干の不憫さがあったりしますが、それ以上に少しあざとい言動の雪澄くんに、翻弄されて、雪澄くんに乳首を舐められるのは勿論、乳首責めやマッサージ、母乳を飲まれたりして、太理さんが赤面したり涙目になってる姿がエロ可愛くて、思わず加虐心が擽られてしまいますね。
絡みでの乳首責めだけでなく、2人の想いが通じ合ってからの最後まで身体を繋げる絡みの濃厚さが凄まじいです。他にも雪澄くんの誕生日での太理さんのえっちな下着姿がほんとエロ可愛いです。そしてここでも雪澄くんのあざとい言動が炸裂してて、雪澄くんも攻めながら可愛いです。
個人的に、太理さんのことを普段は「太理」と呼び捨てするのに、偶に「太ちゃん」と呼んだり、太理さんの胸の上でふみふみしてる雪澄くんのユキヒョウ獣人らしい行動が可愛いです。
肉感が唆られる太理さんのムッチリ雄っぱいとプックリ乳首が、色々なシチュエーションで様々な乳首責めとして、これでもかと堪能出来るので、是非とも読んでほしいです。
夜光花先生と西野花先生と犬飼のの先生と秀香穂里先生の作品を読了済みで、番外編楽しみにしてました。
個人的、各項目5段階で
番外編 8 (作品)
甘い 4
ラブラブ 3
エロ 3
な感じだと思います。
夜光先生の「BLゲームに転生したら〜」では、三輪さんにふと、進路のことを尋ねる守くん。自身は世襲制から、いずれは理事長になるので、三輪さんに学園で大きな事件を起こさせないように、そしてお互いの関係も在学中までだ、と思っています。
しかし、三輪さんは、そう思っていないようで、更には守くんを気にかけているイケメン三人衆が邪魔だと言い出します。
守くんが他の男といるとイライラする、と言っている三輪さん。これは嫉妬では?とニンマリしましたが、守くんの認識では、自分の持ち物を勝手に触られたくない、という潔癖からだろうと思っているようで、2人の甘々な関係性はまだまだ先のようですね。
西野花の「野獣のアルファたちは〜」では、番として佳緒さんの両親に挨拶に来た3人。しかし、凝り固まった価値観を持った両親に攻撃的な言葉を投げ掛けられます。結局番として、認めてもらえてないので、少し胸クソな感じではありますが、熊谷さんと獅童さんの存在で全くめげてない佳緒さん。
その後は3人による甘々な絡み描写、二輪挿しも味わえます。
犬飼のの先生の「花の王国」では、スミレくんの誕生日に何をプレゼントしようか悩んでいる碧さん。兄の雪さんの助言もあり、スミレくんに尋ねると、お互いの花の交換をしたいと告げられます。本編で駄目になってしまった花のハーバリウムをもう一度作りたいスミレくん。
碧さんの提案もあり、ハーバリウムを2人の共同財産にしようなんて、ラブラブですね。碧さんのスミレくんの対する甘々な愛しさも伝わってくる絡み描写も堪能出来ます。
秀香穂里先生の「発育乳首」では、百貨店で一人買い物を楽しんでいた桐生さんだが、帰ってみるとお馴染みの3人が揃っていました。坂本さんと桐生さんが住んでいるマンションに本気で引越しを考えている桑名さんと叶野さん。引越し前の偵察と言いながら、4人で夕飯を囲み、最後は勿論お楽しみですね。いつもツンとしている桐生さんの甘いデレが垣間見えるので、それは読んだ人のお楽しみです。
勿論、挿絵を担当した先生方のラフ画も堪能出来ます。個人的には、花の王国の雪さんと発育乳首で登場した双子のイラストが見れて満足です。
比較的甘い雰囲気のお話が楽しめるので、是非とも読んでほしいです。
待望の月はみちかけケモノの恋の新装版、楽しみにしてました。
個人的、各項目5段階で
愛しさ 5
しんみり 3
ほのぼの 3
エロ 2
な感じだと思います。
狛さん×伊月さんのカプです。
旧版は読了済みなので、本編の内容に大きな変化はないのですが、強いと言えば狛さんと伊月さんが出会った時の絡み描写で、狛さんが「もう嫌だ。ひとりは…」と伊月さんに縋る狛さんに対して、伊月さんが抱き締め返している描写が描き加えられているので、最初の絡みでのちょっと無理矢理っぽい感じがマイルドになっていると思います。
しかしその代わりか、絡みで狛さんが伊月さんのものを口に咥える描写が無くなっていたり、修正も白短冊ではあるのですが、新装版の方が白短冊の数が多くて、幅も太くなっているので、その辺が少し物足りなかったですね。
本編の後に収録されているサイドストーリーは旧版の時の店舗特典で、新規描き下ろしでは、ショートストーリーとして狛さん視点の好きなもののことについて描かれていて、ほのぼのさと伊月さんへの愛しさが物凄く伝わってくるので、ほっこりして心が温まります。
旧版の時から、狛さんと伊月さんが織り成すやり取りや徐々に惹かれていく想いや心理描写が尊くて、新装版では更に愛しさが溢れてる素敵な物語りを、是非とも読んでほしいです。
野白ぐり先生の既刊作品は拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。
個人的、各項目5段階で
しんみり 3
健気 3
エロ 2
強引 2
な感じだと思います。
狛さん×伊月さんのカプです。
受けの伊月さんは、都会での生活や人間関係に疲れて、田舎の山に引っ越してきました。山の中で、朽ちてしまった神社と片割れが崩れてしまった狛犬を見つける。そしてそこで出会った犬の耳が生えた狛さんと出会います。
攻めの狛さんは、神社の神様も片割れの吽形も居なくなってしまい、ずっと独りだったからこそ、見付けてくれた伊月さんに、私の主になれ、と言い出します。少し強引さがありますが、寂しそうな姿や意外と素直な言動が放っておけなくて、徐々に伊月さんも絆されていきます。
ちょっと不遜な態度もある狛さんですが、伊月さんが出してくれてココアを見て「泥水…?」と涙目になった後、ココアを飲んで、うまい、甘い!と尻尾を振っている姿が攻めながらめちゃくちゃ可愛くてほっこりしました。
本編以外に番外編などの描き下ろしが収録されていないので、余韻が断ち切られることがなく、本編最後の切なさと尊さと愛しさに感極まって思わず泣きました。
いつか妖になってしまうかもしれない狛さん。伊月さんへの想いから、傷付けない為に、離れようとしますが、また独りぼっちになってしまう。しかしそれを許さない伊月さん。もう独りではない、一緒に居よう、と誓い合う2人。それだけでも泣けるのに、最後の2人の行く末にまた感涙するので、是非とも読んでほしいです。
しちみ先生の既刊作品は拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。
個人的、各項目5段階で
エロ 3
歪み 3
仄暗い 2
胸クソ 1
な感じだと思います。
フィンリーくん×ニコラスくんのカプです。
攻めフィンリーくんは、友人のリックくんの別荘に招かれ、そこで義弟のニコラスくんと出会います。
受けはお馴染みのニコラスくんで、今作は不思議で妖艶な雰囲気を漂わせていて、徐々にフィンリーくんはニコラスくんのことを意識するようになります。特に、過去の出来事から足フェチなフィンリーくんなので、ニコラスくんの足に視線が行って、更にニコラスくんのことが気になってしまいます。
ニコラスくんのお化けが出る、という発言やニコラスくんに対しての父親の威圧的な言動から、フィンリーくんはただならぬ何かを感じ取っていきます。
メインの攻めはフィンリーくんですが、少しだけ、ニコラスくんとその家族の絡み描写があります。しかし、しちみ先生の作品にしては、今作はモブレ要素や胸クソっぽい要素が少なめなので、比較的にサラッと読み易いと思います。
ニコラスくんを守ろうとするフィンリーくん。ニコラスくんへの純粋な想いのようで、どんどんと歪みが生じていく。お化けが出てくる、悪夢なのか真実なのか。それを知った時の歪んだ心理描写にゾクッとするので、是非とも読んでほしいです。
南々子先生の作品は初めてなので、拝読させて頂くのが楽しみでした。
個人的、各項目5段階で
溺愛 3
一途 2
エロ 2
な感じだと思います。
菖斗さん×秋月さんのカプです。
受けの秋月さんは、おばあちゃんを亡くしたことで、やる気を無くし、抜け殻のような生活を送っていました。しかし、商店街の再生計画説明会で、戻して同級生の菖斗さんと再会します。
しかし、情けない姿を見られたくない、と菖斗さんの前から逃げ出しますが、菖斗さんは高校生の時に秋月さんに投げ掛けられた言葉で、変わることが出来たと、思いを抱いていて…。
高校生の時の明るい秋月さんが、今では喪失感に苛まれていることが、気になってしまう菖斗さん。悩んでいる自分を変えてくれて秋月さんを、今度は自分が変えてあげたい、と思っているのか、菖斗さんの真面目な言動は伝わるのですが、恋愛的な一途さは少し分かり辛かったですね。
あと、高校生の時に、秋月さんが学校をやめた理由などは会話の中で書かれていますが、学校をやめたり、それによって離れ離れになった2人の描写があまり明確に描写されていないので、7年振りの再会要素が少し薄いかなと思いました。
おばあちゃんを亡くしたことで、菖斗さんとの生活音の安心感や大切な人を失う恐怖など、秋月さんの傷付いた心を包み込む菖斗さんとの再会と再スタートを、是非とも読んでほしいです。
神香うらら先生の既刊作品は拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。
個人的、各項目5段階で
ドキドキ 3
ハラハラ 3
エロ 2
な感じだと思います。
ワイアットさん×雨音さんのカプです。
因みに、口絵あり、挿絵8ページ分あります。
デビュー作以外はなかなかヒットしないロマンス作家の雨音さん。担当編集者の助言で次回作のヒーローは刑事か消防士はどうかと言われてしまう。そんな時、立ち寄った食料品店で強盗に遭遇してしまい…。
受けの雨音さんは、両親は日本人だがLA生まれのLA育ちで、特に男性に対して接触恐怖症、潔癖症、女装、ホワイトハッカー、という様々な要素が、流石に多い…多い…。雨音さんも自覚している通り、色々とちょっと面倒くさいキャラではありますね。
そんな雨音さんに対して、ワイアットさんは出会う度にどんどん気になって、惹かれていくので、雨音さんの面倒くさい性格も受け止め、ゆっくりとだけどしっかりアプローチしてきます。
接触恐怖症な雨音さんが、どうやってワイアットさんと身体を重ねるのか、どのタイミングでその気になるのか、そこも注目ですが、タイトルの通り、事件も起こるので、事件のハラハラ感とワイアットさんと雨音さんの恋愛模様のドキドキ感、そのどちらもが楽しめるので、是非とも読んでほしいです。
灼先生の既刊作品は拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。
個人的、各項目5段階で
世話焼き 3
三つ巴 2
エロ 2
な感じだと思います。
大学生の浅見くんには、面倒だからと食事を抜いたりする、友人の千晃くんが居た。しかし、そんな千晃くんとは身体の関係があるが、拒まれることもあり、千晃くんの欲の琴線に自分は触れられないのかと、不安に思ってしまう。更には、浅見くんの年下の幼馴染の宝くんに、千晃くんが気にかけ始めているようで…。
今作は三つ巴、三角関係作品なので、最終的に3Pになることはありません。
因みに、身体の関係があるのは千晃くんと浅見くんで、受けの浅見くん視点で物語りが進みます。
何事にも興味が無く、食事すらきちんと食べない千晃くん。そんな千晃くんの為に、世話焼き癖がある浅見くんは放っておけず、食事の用意をしたりします。更には、幼馴染の宝くんのワガママにも文句を言いながらも勉強を見たりご飯を作ってあげます。
読んでいると、浅見くんと宝くんの関係性から、少しだけ牽制しているような千晃くんの言動や千晃くんと浅見くんの関係性をおもしろい思っていない宝くんなんだろうな、とは思うのですが、恋愛模様やキャラクターそれぞれが抱く想いがイマイチ分かりづらくて、結局宝くんは浅見くんのことが好きだったのか?千晃くんはもう少し嫉妬するような言動が見てみたかったなど、物足りなさがあったりして、萌えを見いだせなくて中立評価になりました。
恋愛模様は薄めですが、浅見くんが世話焼きになった理由や、キャラクターそれぞれの心理描写は細かく描かれていると思うので、読んでみては如何ですか。
黄助先生の作品は初めてなので、拝読させて頂くのが楽しみでした。
個人的、各項目5段階で
可愛い 5
ポメ 4
甘い 3
しんみり 2
エロ 0
な感じだと思います。
高遠さん×アオくんのカプです。
今作は原作がポメガバース小説のコミカライズです。
犬化症候群にかかっているアオくんは、アルバイトのポメ化デリバリーで、お客さんに癒しを提供している。そんな時、アオくんを指名していくれたお客さんが、まさかの最推しのアイドルの高遠さんで…。
感情が高ぶったり、ストレスが溜まるとポメ化してしまうアオくん。逆にポメの時にストレスが昇華されたり、幸福感が溜まると人間に戻ってしまいます。その為、最押しの高遠さんにポメ状態で抱っこされたり撫でられたりするだけで、何度も人間に戻る、の繰り返しです。
高遠さんの前では人間に戻ってしまいますが、ポメ化しているアオくんがたくさん描かれていて、ポメのアオくんがとにかく!物凄く!可愛いです!ポメ化している時は犬の本能が強いのか、ボール遊びをしたり、ドッグランではしゃいでたりする姿がめちゃくちゃ可愛くて、ポメのアオくんが登場する度に癒されます。
ポメのアオくんには甘く、人間のアオくんには優しい高遠さんなので、2人の仲は良好…でしたが、高遠さんの発言から、アオくんが自分は誰かの代わりだと思い悩んでしまい、高遠さんと距離を置き、まさかの3年の月日が経つのには驚きました。
3年経ってしまいますが、アオくんが思い悩んでいたことが解決して、高遠さんと付き合えるようになるので、2巻目からはラブラブな2人が見れるのかなと思うと楽しみなので、次巻も読ませて頂きます。
鮭田ねね先生の既刊作品は拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。
個人的、各項目5段階で
エロ 4
意地っ張り 3
家族愛 3
翻弄 3
な感じだと思います。
巡さん×清丸さんのカプです。
今作は小田切家シリーズの第3弾で、長男の清丸さんのお話です。因みに時系列は第1弾、第2弾よりも過去のお話で、清丸さんは大学生、武丸くんと華丸くんはまだ中学生です。
受けの清丸さんは、男女問わず関係を持ち、爛れた生活を送っているところ、遊び相手の所為で痛い目に遭ってしまいます。そんな時、巡さんに拾われます。
攻めの巡さんは30代で、大学生の清丸さんのことを何度も「クソガキ」と言って子供扱いをしながらも爛れた生活をやめるように諭してきます。でも意地っ張りな清丸さんには反発されて、巡さんもやられっぱなしは嫌いだと、お互い売り言葉に買い言葉のやり取りになっています。
大人の余裕と大人だからこその臆病さを持った巡さんと子供の未熟さと子供だからこその熱量を持った清丸さんが織り成す恋愛模様を是非とも読んでほしいです。