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エキスパートレビューアー2025

女性陵々さん

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キスをきっかけに変化していく関係性

あゆ河先生の作品は初めてなので、拝読させて頂くのが楽しみでした。

個人的、各項目5段階で
キス 4
焦れったい 3
クール 3
エロ 2
な感じだと思います。

仁くん×朝陽くんのカプです。

幼馴染の仁くんと朝陽くんは、ゲイカップルチャンネルの配信者。しかし、本当はバズり狙いで始めたビジネス疑似カップル。ある日、ショート動画以外にもとライブ配信をしてみると、高額投げ銭で、キスして、と要求されてしまい…。

クールな言動だが、本当は朝陽くんに想いを寄せている仁くん。そんな仁くんの想いを知らず、疑似カップル配信をしている朝陽くん。ハグなどのイチャイチャだけだったが、ライブ配信での要求から口へのキスをするようになります。

タイトルのように、ライブ配信の最後はキスをして終わるようになっていったり、無自覚に煽ってくる朝陽くんに、我慢が出来なくなった仁くんがキスをしてきたりするので、キス描写がたくさん描かれています。

でも、キス以外の絡み描写もあるので、若干気まずくもなりながらも、朝陽くんも仁くんのことを意識するようになります。
因みに、脇役キャラの画策の所為で、朝陽くんが仁くん以外のキャラとキスをしてしまう展開が一度だけあるので、攻め以外との絡みが苦手な人はご用心を。

クールだけど、人知れず独占欲や執着心を垣間見せる仁くんと無自覚に煽っちゃう朝陽くんによる、キスをきっかけに関係性がどんどん変化していく疑似カップルの配信を、是非とも読んでほしいです。

理系男子達のアイの導き方

灰咲きり先生の作品は初めてなので、拝読させて頂くのが楽しみでした。

個人的、各項目5段階で
意地っ張り 4
チョロい 3
エロ 3
翻弄 3
な感じだと思います。

北野くん×太一くんのカプです。

大学院生の太一くんは、女遊びが激しい噂を持つ、後輩の北野くんのことが苦手。あまり深く関わらないようにしていたけど、何故か北野くんの方から絡んできて、更にはキスまでされてしまい…。

北野くんに苦手意識を抱いている太一くん。太一くんから苦手だと思われていることを知りながらも絡んでくる北野くん。

色んな噂があったり、誰にどう思われてもどうでもいい、と思いながらも太一くんにだけは誤解されたくない北野くん。北野くんのことが苦手だが、誤解なんかしたくない、とも思っている太一くん。接していく内にお互いへの認識や関係が徐々に変化していきます。

タイトルの「i」が「愛」という意味なんだろうな、とは思うのですが、登場人物が理系大学生だったり、灰咲先生のあとがきで「数学やプログラミングの世界においてiはちょっと特別な文字」と言うことなので、色々な意味が込められています。
他にも太一くん達の会話で理系?のことを言っているので、専門用語的なのが、個人的にはちょっと難しくて分からなかったですね。

大きな波乱などはなく、凄くしんみりするような展開もないのですが、飄々とした太一くんを翻弄する北野くんと、チョロいけど意地っ張りな太一くんによる、理系男子達の悩める恋愛模様を、是非とも読んでほしいです。

甘い味と甘々な雰囲気

「山瀬だって本名チョコがほしい」というタイトルみたいです。なので、内容は勿論バレンタインのお話です。

チョコをどったり貰って帰ってきた山瀬さんと同期の女子から義理チョコを1つ貰った田上さん。毎年のことながら凹んでいる田上さんに、顔だけじゃなくて全部好き、と平然と言う山瀬さん。でも脳内は、もっと煩悩まみれなことを、相変わらず思っています。

その後、本名からのチョコが欲しい、と田上さんにチョコはないか?と尋ねる山瀬さん。しかし、甘い物と言えばプリンしかないようで、そのプリンに山瀬さんが貰ったチョコを乗っけます。

プリンとチョコで、めちゃくちゃ甘い味ですが、田上さんが山瀬さんに、あ〜んっとしたり、山瀬さんの方からも田上さんにチョコを食べさせるので、とてつもなく甘々なハッピーバレンタインです。

因みに最後のページで、山瀬さんの妄想で、田上さんが裸エプロンをしているので必見です。

真顔の山瀬さんの迫力…!

本編後、恋人同士の山瀬さんと田上さんが描かれています。

田上さんの家で、風呂上がりなのか部屋に戻ってきた田上さんが目にしたのはベッドで眠っている山瀬さん。
自分よりも先に寝ている山瀬さんを珍しがっていながらも、気の抜けているところが見れて悪い気がしない田上さん。

恋人だし、と山瀬さんにキスをしようとする田上さんだけど、何かを察したのかキスをする前に目が覚めた山瀬さんに真顔で見つめられている描写と「なんか言えよ 怖ェ!!」と言う田上さんに思わず笑ってしまいました。
その後、山瀬さんの方から熱いキスを貰い、盛り上がっていくので、相変わらず2人のラブコメ感が良いですね。

クスッと笑える煩悩まみれ

入日マロ先生の既刊作品は拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。

個人的、各項目5段階で
むっつり 4
チョロい 3
拗らせ 3
エロ 3
な感じだと思います。

山瀬さん×田上さんのカプです。

営業トップの山瀬さんは、同期の田上さんから毎度勝負を挑まれてウザ絡みされている。いつもクールにあしらっている山瀬さんだが、心の中では田上さんへの煩悩まみれな想いでいっぱいで…。

大学生時代から一目惚れした田上さんに対して「好き、可愛い、役得でご褒美」など、心の中で田上さんへの想いで溢れている山瀬さん。田上さんの言動に喜んだり、キスや抱きたい、などの妄想までしますが、田上さんに対して何かを求めるようなことはしていません。
しかし、田上さんからの勝負で「俺に勝てたらなんでも言うこときいてやるよ」と言われてしまい、我慢が出来なくなりそうになります。

クールな言動で、煩悩まみれな妄想をしている山瀬さんのギャップが面白いし、嬉しさのあまり、何度か鼻血を出したり、ちょっと変態ちっくな感じだけど好感が持てます。

山瀬さんをライバル視している田上さんだけど、愛嬌があるフレンドリーな一面もあるので、山瀬さんに対しても普通に接してくる時もあります。それもあり、ツンツンし過ぎていないので、山瀬さんに身体を触られてちょっと絆されちゃう、チョロさが凄いです。

クールだけどむっつりな山瀬さんと強気だけどチョロい田上さんによる、ライバルな関係と恋人な関係が味わえる、クスッと笑えるリーマンラブコメを、是非とも読んでほしいです。

子供を育てて、愛も育む

大熊乃まお先生の作品は初めてなので、拝読させて頂くのが楽しみでした。

個人的、各項目5段階で
ツンデレ 4
子育て 4
健気 4
コミカル 2
エロ 2
な感じだと思います。

宗孝さん×綾斗さんのカプです。

今作はオメガバース作品で、攻めの宗孝さんはアルファで、受けの綾斗さんはオメガです。

プレイボーイで無職な宗孝さんと大企業の一人息子の綾斗さん。お見合いで結婚した2人。だけど、わがままで暴君な綾斗さんとは、キスは誓いのキスが最初で最後。後継者の為の子作りは人工授精で、番にもならないと言われてしまい…。

表紙には子供が描かれているのに、綾斗さんからは人工授精でいい、と言われてしまう宗孝さん。俺は種馬?としょんぼりしますが、何とか人工授精ではなくなり、一応子作りとして最後まで身体を繋げることになります。

2人の子供、唯人くんが生まれ、綾斗さんへの愛おしさと番にしたい、という想いが強まる宗孝さん。そこで、子育てはシッターさん頼みで、パパとしての仕事が無い宗孝さんは、綾斗さんに番になってもいいかな、と思われるように、イクメンとして子育てや料理を頑張ります。

モデルの仕事をしていた綾斗さんと無職だった宗孝さんなので、結婚した時から主夫扱いを受けていて、今ではイクメンの宗孝さん。なので、攻めでアルファだけど、子育てをしている宗孝さんの姿が何気に健気ですね。
でも1人で子育てをするのは限界があるので、見かねた綾斗さんも唯人くんをあやしたりするので、ただのツンデレだけでなく、2人共ちゃんと親としての一面が見れます。

子作り、番、子育て、ハードモードで色々と大丈夫?と少し心配だった宗孝さんと綾斗さん。だけど、少しずつ距離が近付いて、相手への想いがどんどん募っていくので思わず応援したくなります。唯人くんを育てながら、夫夫として、家族として、不器用ながらも愛を育む、子育てオメガバースを、是非とも読んでほしいです。

素直に「好き」と伝える大切さ

待望のスキだと言いたいだけなのにの続編、楽しみにしてました。

個人的、各項目5段階で
素直 4
甘々 3
男前 3
エロ 2
しんみり 1
な感じだと思います。

前作に引き続き、蓮くん×那緒くんのカプです。

紆余曲折の末、恋人同士となった蓮くんと那緒くん。しかし、素直に愛情表現をする那緒くんに対して、照れから未だに素直になれない蓮くん。それを知った那緒くんから、素直に愛情表現が出来るように練習しようと言われ…。

甘くて可愛い!前作ほど、蓮くんがツンデレではないので、「好き」などを照れて素直に言えなかったりしますが、2人の仲は終始甘々で可愛いです。特に、素直になる練習で照れながら「好き」と言う蓮くんとそれに対して「俺も〜♡」と抱き付いてくる那緒くんが可愛いくて堪らないです。

少しずつ練習を重ねて、スキンシップのイチャイチャが出来たり、お互いの呼び方も苗字から名前呼びになったり、遂には「好きだ」や「可愛い」と蓮くんが素直に言えるようになります。

しかし、素直になる練習や2人の仲が絶好調な時に、那緒くんの兄の登場で、少ししんみりとした雰囲気になります。

那緒くんに対しての家族の発言が少し胸クソで、その所為で、愛される資格はあるのか?と蓮くんからの愛情表現にも怖くなってしまう那緒くん。そしてまさかの今度は「愛されることに慣れる練習」がスタートします。

愛されることに慣れる練習の描写は少なめなので、展開としては比較的早く終わりますが、素直になれた蓮くんが、今度は那緒くんの練習に付き合ってあげるのが、お互いへの愛情や思い遣りに溢れていて凄く素敵です。

練習を経て、バカップルのような甘さとイチャラブの可愛さと言葉や行動で想いを伝える大切さを教えてくれる蓮くんと那緒くんの尊さを、是非とも読んでほしいです。

新カプ登場!?

待望の陰キャな僕が双子に愛される理由の5巻目、楽しみにしてました。

個人的、各項目5段階で
腐男子 3
エロ 3
溺愛 3
双子カプ 2
な感じだと思います。

前作に引き続き凪くん、嵐くん×光くんの3Pカプです。

新聞部の投稿で、柊兄弟に彼女が居る、とその彼女は誰なのか探る者や彼女に危害を加える、と言い出す女子まで現れて、学校中は大騒ぎ。光くんとの関係や危険が及ばないように、暫くは学校では別行動をすることになるが…。

凪くん、嵐くんと別行動になってしまって寂しがる光くんやそんな光くんに近付く新聞部部長の由良くんの存在など、ちょっとした波乱があります。

しかし、その波乱や学校での彼女探しを、凪くんの秘策で乗り切ります。それは、光くんがある意味喜んじゃう、双子カプの誕生です。因みに明確な描写は無いですが、2人がキスした?っぽい雰囲気で描かれています。

腐男子である光くんなので、シリーズを通して、凪くんと嵐くん、双子のカップリングの妄想をしていましたが、今作では凪くんの秘策で双子がそういう関係、と周りが見守るようになったので、その双子カプが色々と堂々と描かれているので、個人的にはちょっと笑ってしまったり、ある意味ドキドキして良かったです。ですが、光くんに対しての攻めなので、攻め同士のカップリングが苦手な人はご用心を。

あと、今作の物語り中盤までの絡みが、身体を繋げる前に終わってしまう、朝チュン描写が多くて、ちょっと物足りなかったですね。

今作では、凪くんの秘策で誕生した双子カプ要素が多くて、文化祭のポスターが双子だったり、文化祭で凪くんと嵐くんの同人誌が発売されたり、勿論腐男子の光くんはルンルンで同人誌を買っていて、その時の恰好も相俟ってめっちゃ可愛いです。

個人的には双子カプ要素も萌えますが、学校の皆んなが、凪くんと嵐くん、どっちが攻めと受け?となっているようで、それを光くんから聞かされた2人が、光くんにとっての「「どっちも攻めだ」」と言っている、凪くん、嵐くん×光くんカプが1番の至高ではありますね。

そんな3人の物語りはまだ続くようなので、男前な双子と健気な光くんがどんな腐妄想を見せてくれるのか、楽しみなので、次巻も買わせて頂きます。

ちょっと虫が良過ぎかと…

鳥葉ゆうじ先生の既刊作品は拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。

個人的、各項目5段階で
ビッチ 4
エロ 3
執着 3
翻弄 3
な感じだと思います。

雪鷹さん×まほろくんのカプです。

家が無く、毎日違う男の家を転々としているまほろくん。そんなまほろくんのには行きつけの喫茶店があり、そこのマスターである雪鷹さんに想いを寄せていて…。

父親がたくさんの女性達を愛人にしているからか、倫理観的にそういうことが些細なことだと思っているまほろくん。その為、複数の相手や名前くらいしか知らない、出会った男など、とにかくエッチなことが好きなビッチです。

そんなまほろくんが想いを寄せている、喫茶店のマスターの雪鷹さん40歳。20歳のまほろくんと20歳の年の差カプですが、他の作品でもよくあるのですが、雪鷹さん、40歳のオジには見えませんね。

帯に書いてある通り、天性のビッチであるまほろくん。ビッチな受けなんて、他の作品でも見かけるので、慣れてはいますが、今までビッチだった受けが、攻めと出会って恋に落ちる、みたいなのはありますが、既に攻めのことが好きなのに、他のモブキャラ達と関係を持っている系のビッチは、個人的にはあまり萌えることが出来なかったですね。

さんざん色んな男性と遊んで、雪鷹さんの自制も振り切って、寝ている雪鷹さんのモノを口でシたり、モブキャラに薬も盛られた状態で逃げて、雪鷹さんに泣き付いたり、散々雪鷹さんに「優しい人ばかりじゃない」と忠告されていたので、まほろくんの言動が、ちょっと色々と虫が良過ぎかな…と思いました。もう少し反省した方が…。

まほろくんのビッチさの印象が強いですが、年の差や大人だからと、色々と自制をするが、どんどん絆されて、最後には嫉妬からまほろくんを「お仕置き」しちゃう雪鷹さんの無自覚な執着心が堪らないので、読んでみては如何ですか。

幼馴染みから恋人の距離感に

壱あらた先生の既刊作品は拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。

個人的、各項目5段階で
溺愛 3
翻弄 3
しんみり 1
エロ 1
距離感 0
な感じだと思います。

宏希くん×歩くんのカプです。

クラスメイトから夫婦だと言われるくらい、距離感が近い幼馴染みの宏希くんと歩くん。毎日一緒に過ごしいたある日、宏希くんが引っ越すことになってしまう。そこで宏希くんは、今まで我慢していた想いを歩くんに告げて…。

肩を組んだり、後ろから抱き付いたり、他のクラスメイトからの誘いを断って2人で出掛けたり、距離感がゼロな宏希くんと歩くん。そんな宏希くんから歩くんに引っ越す前の1ヶ月だけ恋人になってほしいと頼まれ、気まずくならないように思わずOKしてしまう歩くん。

宏希くんとの距離感が近いが、平然と接していた歩くん。だけど、恋人になってからの宏希くんは、歩くんへの想いを我慢することなく、好きだと言ったりハグをしてきたり、ついにはキスをしちゃう仲になります。

1か月の恋人であると同時にずっと隣で一緒に過ごしていた幼馴染み。宏希くんが引っ越して居なくなってしまうことを徐々に実感していく歩くん。

ほんの少ししんみりとした雰囲気になりますが、2人の仲はそこまで拗れないし、歩くんを溺愛してアプローチしてくる宏希くんと、そんな宏希くんの言動に翻弄されちゃう歩くんが可愛いです。1か月後、恋人でなくなった2人がどうなるのか、是非とも読んでほしいです。