高城リョウ先生の既刊作品は拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。
個人的、各項目5段階で
エロ 5
分からせ 4
溺愛 4
健気 3
翻弄 3
な感じだと思います。
偉月さん×光莉くんのカプです。
大好きな推しである舞台俳優の偉月さんと共演が決まり大喜びのアイドルの光莉くん。しかし、その偉月さんからは辛辣な言葉と敵意を向けられてしまい…。
アイドルの身分で舞台の主演?と偉月さんに敵意を向けられてしまった光莉くん。更には変装していたことで、偉月さんにデリヘルだと勘違いされ、抱かれそうになります。
物語り序盤は、光莉くんに当たりがキツい偉月さんですが、光莉くんの健気な姿や演技に対しての努力、そして昔から推してくれていた子が光莉くんだったことを知り、偉月さんの光莉くんへの態度がどんどん甘くなっていきます。
それどころか、光莉くんへの恋心を自覚した偉月さんは、アイドルだから恋人は作らない、と言う光莉くんに推しとしてではなく1人の男として、分からせようとめちゃくちゃ甘いアプローチで溺愛してきます。
そんな偉月さんの溺愛と分からせで、心臓ドキドキで翻弄されっぱなしの光莉くんの「ぴゃあっ」とか「めろぉ」ってリアクションがクスッと笑えるけどめっちゃ可愛いです。
偉月さんのメロい分からせに翻弄される、健気で可愛い光莉くんが織り成す、クスッと笑える恋愛模様を、是非とも読んでほしいです。
オンリー・ジェイムス先生の作品は初めてなので、拝読させて頂くのが楽しみでした。
個人的、各項目5段階で
エロ 4
絆され 3
わちゃわちゃ 2
ダーク 2
胸クソ 2
な感じだと思います。
アダムさん×ノアさんのカプです。
父親を殺した仇であるアダムさんを憎んでいたノアさん。しかし、殺された父親の真実を知ったことで、アダムさんへの印象や言動が少しずつ変化していきます。
閉まっていた過去の所為で、痛いことや苦しいことに反応してしまうノアさんなので、アダムさんとの絡みでは少し激しい雰囲気があります。でもそこまで過激なプレイなどはないのと、2人の仲が何だかんだ良好な感じなので、物凄くダークで仄暗い雰囲気ではなかったですね。
明確な描写はあまり無いですが、幼い子供達が被害者や犠牲者になっていて、色々と想像させられてしまうので、少し胸クソな要素があります。
あと、その加害者である小児性愛者達の最期が明確に描写されずあっさり終わっているので、個人的にはもう少し痛い目に遭っている描写が読みたかったですね。
所謂サイコパスであるノアさん。そしてノアさんの兄弟達。表紙の折り返しに様々な登場人物の名前と簡単な説明が書かれていますが、それでもやっぱり誰が誰なのか、把握するのが大変でしたね。
あと、やはり外国の作品だからか、馴染みの無い表現や言い回しがあるので、個人的には少し読み辛さを感じてしまいました。
愛が分からないと言いながらも歪で過激な想いをノアさんに抱くアダムさん。そんなアダムさんに惹かれていくノアさん。サイコパスと過去に苛まれてしまった青年、2人が織り成すダークだけど仄かに甘い物語りを、是非とも読んでほしいです。
待望の体感予報の続編、楽しみにしてました。
個人的、各項目5段階で
成長 4
甘い 3
溺愛 3
エロ 2
しんみり 2
な感じだと思います。
前作に引き続き、瀬ヶ崎さん×葉さんのカプです。
前作では色々と言葉足らずだった葉さんが、少しずつだけど成長していく姿が感慨深かったですね。
瀬ヶ崎さんと葉さんの間で、言葉足らずでしんみりする雰囲気もありますが、そこまで大きな拗れにはならないので、比較的甘めな雰囲気が多いと思います。
それよりも葉さんが編集者の鈴鹿さんに辛口な評価を受けたり、居酒屋での言動の方が、葉さんへのメンタルにダメージを与えているので、そっちのしんみり描写もあります。ある意味、作り手側の人達にはしんどい描写かもしれないのでご用心を。
葉さんのメンタルやそれにより、瀬ヶ崎さんとの仲が拗れるかな?と少し心配でしたが、それすらも乗り越えていく葉さんの成長具合にある種の感動を覚えました。
瀬ヶ崎さんにふさわしく、釣り合うように、頑張ってもがく葉さん。そんな葉さんの気持ちを知って、満更でもない瀬ヶ崎さん。酸いも甘いも噛み締めて成長していく2人の想いや仲が堪らないので、是非とも読んでほしいです。
待望のHate My MIA!の5巻目、楽しみにしてました。
個人的、各項目5段階で
わちゃわちゃ 3
ラブラブ 3
エロ 3
な感じだと思います。
前作に引き続き、舞沢さん×宮さんのカプです。
ボロアパートの「壱岐荘」に同棲することになった舞沢さんと宮さん。大家さんはSM帝王様、隣人はあのTATSUYAさんなど、相変わらずのドタバタわちゃわちゃだけど、2人のラブラブっぷりも相変わらずで…。
巻数を重ねる毎に、新キャラが登場してわちゃわちゃっぷりが毎回楽しいですね。
大家さんが出勤前だからとボンデージ姿の帝王様になっているのがインパクトが凄いですね。大家さんの助手でもある豚さんも、まさにSMショーでの豚って感じの恰好でびっくりですね。
でも個人的には、描き下ろしの大家さんと豚さんの壱岐荘sideがめっちゃ気になりましたね。お互いの関係性に若干の歯切れの悪さに、色んなと想像してしまいますね。今後も描かれてほしい2人です。
舞沢さんと宮さんは、何だかんだ相変わらずのラブラブっぷりで、舞沢さんに対する宮さんの溺愛や宮さんの色気に性欲が抗えてない舞沢さん達のやり取りに思わず笑ってしまうのですが、個人的にベランダで隣人のTSUTAYAさんに呼ばれたからって、繋がったままの姿で「なんでしょうか…?」と登場するのは、構図的にもちょっと下品かな?と思ってしまいました。
他の作品で偶に、繋がってまま受けだけが顔を出して郵便や来客の対応をする、みたい展開はありますが、舞沢さんと宮さんの場合は舞沢さんが登場して繋がったまま宮さんのお尻が丸見え、という逆のパターンとなっています。
しかもTSUTAYAさんに、結合したまま、と指摘されても全く身体の動きを止めようとしないので、ある意味舞沢さんはブレないですね。でも、行為が人に見られそう、バレそう、は良いですが、思いっきり人に見られてる今作の展開はちょっと引きましたが…。
MIAにそっくりのアカウントが登場して、それがまさかの宮さんのお父さんだったり、そのお父さんがタロイモさんを気にし出したり、色々とドタバタで拗れる展開になりそうで、どうなることやら、次巻も読ませて頂きます。
たまむしマン先生の作品は初めてなので、拝読させて頂くのが楽しみでした。
個人的、各項目5段階で
絆され 4
女子 3
激重 2
エロ 1
な感じだと思います。
虎樺くん×龍河くんのカプです。
同級生の女子、雀谷さんから相談がある言われ、話を聞くことにした龍河くん。しかしその相談は、愛が重すぎる所為で振られてしまう、同級生の虎樺くんからの恋愛相談で…。
虎樺くんがどうして振られるのか、まずは原因を知る為に、龍河くんから「俺を恋人だと思って」と疑似恋人ごっこが始まります。
そこから、虎樺くんからの鬼電、メッセージ連投、登校も休み時間も一緒に行動など、愛が激重なのが判明します。
虎樺くんの激重を改善する為に、色々意見を言う龍河くんなので、少しずつですが、虎樺くんの激重が緩和されていきます。
しかし「24時間ずっと一緒にいたい」や「僕と同じくらい好きになってほしい」など、極端な激重は遠慮したいが、そもそもの持ち味である激重描写が、物語り序盤以降はあまり無かった気がするので、個人的にはもう少し虎樺くんの激重愛描写が見たかったですね。
あと、女子の雀谷さんがきっかけで知り合った虎樺くんと龍河くんなので、物語りの展開としては雀谷さんはなくてはならないキャラなのでしょうが、個人的にはBL作品に於いての女性の介在があまり好きではないので、苦手意識を抱いてしまいました。
しかも、虎樺くんの相談相手に龍河くんを選んだのが、2人の見た目が実質自CPだから、とどうやら腐女子としての邪な願望からだったようで…腐っている読者の私が言うことではないですが、2人を見守るにしても、あまりでしゃばるものではないのでは?と思ってしまいました。
でしゃばるのだと、腐女子として2人をアシストしたりする雀谷さんですが、遊園地でのWデートでは、想いを寄せている友達の女の子に告白しているので、ある意味男子2人を出しにして、己の欲望をちゃっかり叶えているのは、腐女子の風上にも置けないかな?と思ってしまいしまた。雀谷さんのキャラクターのブレに更に苦手意識が増しました。
虎樺くんと龍河くんのやり取りや恋愛模様は良かったのですが、個人的や好みで、やっぱり雀谷さんのインパクトが作品全体の印象として強く残ってしまったので、裏表紙にも雀谷さんが居たり…今回は中立評価になってしまいました。
癖になる虎樺くんの激重な愛とそれに絆されちゃう龍河くん。格好良くて可愛い、男子高校生達の疑似恋人ごっこ、読んでみては如何ですか。
野白ぐり先生の既刊作品は拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。
個人的、各項目5段階で
素直 4
真面目 3
もどかしい 2
エロ 2
な感じだと思います。
一護さん×律さんのカプです。
大学の講義室で、具合が悪くなった学生を助けようとした一護さん。しかし、当の本人から「さわらないで」と言われてしまう。その後、さわっちゃダメ、と学生の間で知られている、律さんのことが気になって…。
律さんに対して、さわっちゃダメ、ということで、潔癖症系なのかな?と思ったのですが、触られるとびっくりしてパニックになったりするようで、作中でモブキャラが「過敏?そういう特性」と説明しているので、明確な表現はされていないです。他にもゆるぎないルーティンを行ったり、予定通りのことが出来ないと不安になっている描写があります。
律さんのことを知った一護さんが「多様性でわかる。わかるけども…さわれないってなに?キスもできないってことだろ」と内心で思っているので、読んでいる私も、BLとしての絡みはどうなるの?とちょっと不安になりました。
しかし、律さんに触ったり、キスをする時に一護さんが事前に尋ねたり同意を得ることで、びっくりしたりパニックにはならないようなので、少しずつ距離が縮まってキスをする仲にはなります。因みに、本編では最後まで繋がってはいませんが、描き下ろしで最後まで身体を繋げています。
律さんがツンと澄ましたクールな感じなのかな?と思ったのですが、一護さんに友達だと言われて「初めてです。ありがとうございます」と深々とお辞儀をしたり、一護さんの発言を適当に流すことも信じなかったりしないで、真剣に受け止めるので、凄く素直で真面目な姿がとても可愛いです。
相手を気遣ったり、自身を責めるように謝罪したり、一護さんも律さんも何度も「ごめん」や「ごめんなさい」と言っていて、お互いに手探りで、それでも惹かれ合っている、もどかしくも見守りたい距離感と恋心を、是非とも読んでほしいです。
小木カンヌ先生の作品は初めてなので、拝読させて頂くのが楽しみでした。
個人的、各項目5段階で
男子高校生 5
両片思い 4
鈍感 3
しんみり 1
エロ 0
な感じだと思います。
嗣海くん×尚孝くんのカプです。
高校生の嗣海くんと尚孝くんと明希くんは幼馴染。そして嗣海くんは明希くんのことが好き、というのは尚孝くんの勘違いで、本当は嗣海くんは尚孝くんのことが好き。しかし、鈍感な尚孝くんはそれに気付いていなくて…。
幼馴染3人の内、明希くんが小柄で可愛らしく、寡黙な嗣海くんが2人っきりで喋っていたりすることから、嗣海くんは明希くんのことが好き、だと勘違いしている尚孝くん。物語り中盤まで、嗣海くんへの想いを自覚していないし、嗣海くんからのアプローチにも気付かない程、鈍感な尚孝くんなので、タイトルには「両思い」と書かれていますが、本編は2人の両片思い要素がてんこ盛りです。
そんな2人を見守っている明希くん。物語り冒頭から、嗣海くんが尚孝くんを好きだと知っているし、だからこそ色々とアシストするので、明希くんが2人の恋心に対しての悪感情は抱いていないです。
嗣海くんに対しての恋心を自覚するが、嗣海くんは明希くんが好きだと思い込んでいる尚孝くんや、尚孝くんに明希くんが好きだと勘違いされていたことを知ってしまう嗣海くんなど、少しだけ2人の関係が拗れてしんみりする描写がありますが、もちろん、ちゃんと想いを伝え合うのでご安心を。
今作はキスだけで、絡み描写は無いですが、2回目のキスのタイミングやディープキスについて調べている、初々しさが男子高校生らしいし、青春要素が堪能出来るので、是非とも読んでほしいです。
水曜日先生の既刊作品は拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。
個人的、各項目5段階で
ドキドキ 4
焦れったい 3
可愛い 3
絆され 3
エロ 2
な感じだと思います。
海丘さん×千鶴さんのカプです。
教師の千鶴さんは、新米教師の海丘さんに口説かれていた。懐かれているだけ、揶揄われているだけ、と思っていたが、海丘さんが元教え子で、千鶴さんを追いかけて教師になったと知って…。
ちょっと強引だけど、千鶴さんへの溺愛っぷりが伝わってくる海丘さんのアプローチや言動に何度もドキドキしてしまいます。
個人的には、猫に名付けた名前の理由にドキドキキュンキュンしました。
そんな海丘さんに翻弄される千鶴さんも、照れてる姿や海丘さんを煽っちゃてるような発言などがめっちゃ可愛くてドキッとします。
他にも幽霊騒動などもあって色んな意味でのドキドキが沢山味わえます。
水曜日先生の作品は、数作品読んでいて、
絡み描写が少なめな方かな、とは思っているので、今作は最後まで繋がる絡み描写は物語り終盤にしかないのはいいのですが、泥棒?騒動後に、帰したくない、と海丘さんの家に行く流れになるのですが、その道中で生徒とその母親に出会した千鶴さんが、やっぱり家に行けない、と海丘さんに断る展開には…なんで!?と思ってしまいました。
生徒と会ったことで、生徒への手本、教師としての立場など、そういうことを考えたのかな?と私が勝手に思ったのですが、千鶴さんの心理がちょっと分からなかったです。物語りも終盤になっていたので、そこはもう絆されて結ばれてよ!と物凄く焦れったかったですね。
海丘さんの溺愛具合とスパダリ具合にドキドキして、翻弄される千鶴さんの赤面や絆されっぷりが可愛くて、クスッと笑えるコミカルさもあって、最後まで楽しく読めるので、是非とも読んでほしいです。