とにかく攻めの一慶と当て馬わたるんの顔面が良すぎる!!それで読んだとこある(笑)
ストーリーはまぁありがちな感じです。
苦手だと思ってたヤンキーが自分だけに懐いてくれるのが可愛くて好きになっちゃった…みたいな。
そこに微妙な三角関係が絡んで来るんだけど、正直この三角関係エピいらなかったなーと思いました。
わたるんは、ミキがずっと片思いしてた幼馴染というただの当て馬ポジでいて欲しかった。ミキへの独占欲とか「今さら?」って感じたし、そこの話は広げなくてもよいのでは?と思いました。
わたるんのスピンオフ始まっちゃったし、そのためのわたるんの「失恋」を描きたかったのかな…と邪推してしまった。
前作は「ザ・性癖!」って感じの作品だったので、今回は硬派なヤクザものかと思って読んだら、結果やっぱエロエロでしたね(笑)
出会いのシーンがBLあるあるだなー。ここはちょっと残念。
総じて天授の攻め力に惹かれる方が多いと思うんですがよくわかります!これはキャラ設定が非常に成功してると思う。
北九州が舞台なのかな?あの辺の本職の方々はもっと過激だと思いますが、でも天授の方言はキャラ作りにいい味出してると思います。
ただ冷静に読むと、天授の生い立ちや聖高のトラウマ等重い過去を背負わせて何となくシリアスな展開に持って行ってはいるけど、結果印象に残るのはエロっエロなエチシーンで。このへんは好みもあるかと思いますが、私はシリアスな話ならそれを邪魔しない程度のエロの方が好きだなー。
でも、わぎもこ先生はやっぱり濃厚なエチシーンが魅力だと思うので、変に重い設定入れないでエロに振り切った方がシリアスシーンが薄っぺらくならずによかったのでは…と思ってしまいました。