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4/5(合計:43件)
初田しうこ
迷宮のリコリス
ネタバレ
表題作『ラストキスから始めよう』のジェイクが表紙のコミックス。しうこ先生のコミックスの中でも、肌色率が高い表紙です。時代を考えると、かなりHな表紙でした。それが『メイキングオブ「ラストキスから始めよう」』で描き下ろしされていて、面白いです~。表紙がHだと売れ行きに影響があったんだとか・・・。買うのが恥ずかしくて買えないってことなんでしょうね。 原画をみて担当さんが散々笑った後に「ワイルドでい…
fiona0109
初田さん(現:鹿乃しうこさん)の初期作品集です。 私がBLを読み始めたのは2008年以降なので、この作品が描かれた時代のBL界の流行は分からないのですが、今読んでも十分面白いと思いました。 表題作シリーズはほとんどのお話が同人誌からの再録なんですが、嵯峨雅和という男の中学生時代から30才までの人生の遍歴が描かれています。 母親が水商売をしていて、かなり家庭内で問題があるのですが、到底普通の神…
西条公威 初田しうこ
茶鬼
日常の情景を一部分切り取って、そこに孤独を見る描写がこの本の作品全般に渡ってとられている。 果てしなく観念的な手法は、一時の幻想小説の流れに近い作りであり、読み手を選ぶ一冊になっている。 そこには、切なさとか淋しさとか、寂寥を生む感情は存在しなくて、ただ、登場人物の感情に映るデフォルトされた風景が印象的に孤独を語るのです。 表題 家出をしてから放浪し、人種の違う国にやってきたジーンは現…
金丸マキ 初田しうこ
M
あんまりいい評価をできないのと、ネタバレしてます。 ご注意ください。 この本には二つの話が入ってて。 どちらも「順」の話でした。 1つめの話が、「あらすじ」に書いてある話。 恋人が出ていったアトリエで一人、絵を描く順に、ケガを手当てしてもらってから、郁生が徐々に順に惹かれて行く話。 真っ直ぐで、ピュアな恋心をぶつけてくる郁生と。 自分の通って来た道を思…
かにゃこ
短編集です。 表題作の『懺悔』からしても十分伝わるのですが ほかの作品も、どこか背徳的なものが多いです。 背徳的だから萌えるというのもあるかと思うのですが 子供にイタズラする大人に わたしはどうも・・・OTZ この物語の主人公は、幼い自分にイタズラした先生を恨みつつ 嫌悪している同性間のセックスに自らを投じることで トラウマから逃げていて・・・ 再会した先生に復讐するどこ…
ともふみ
萌萌。(MAX:萌萌萌:めちゃオススメ) 鹿乃しうこさんの昔の名義作品です。 初期は結構暗い話を描いてらっしゃったのですが、 それよりも少し甘めに仕上がっているこのトーンがいい湯加減。 そして私にとって漫画編オヤジ入門本でもありました。 見事に(目頭が切れそうなくらい)開眼しました。 …今では受けても攻めても愛でられるほどに… 教師×生徒の表題作「懺悔」 しうこさんといえば明る…
花の名前
性に奔放に見える受けくんのほうがその実それを嫌っているところに 最初に読んだとき萌えたのですが 何度か読むとどーしても先生を許せないというかなんというか。 結局やっちゃってんじゃーん・・・てな感じで(笑) 「懺悔」ってタイトルなんだから先生お仕置きエンドでも良かった。 というかオヤジ受けが見たかった(笑) それにしたって子供にあんなことしちゃいけません。 「教師B」はらぶらぶ…
むつこ
王道BL小説じゃあり得ない展開に、のけぞりました。 かなり切ないお話です。けど、読後感は爽やか。 爽やかなのに、後引く切なさ。淡々と。うん、淡々と切ない。 なぜか方丈記の冒頭が浮かびました。『ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。淀みに浮かぶ泡沫はかつ消えかつ結びて、久しくとどまりたる例なし』みたいな。 金丸マキさんは、私にとったらアタリハズレが大きい作家さんという位置づけなんですが、…
もこ
鹿乃しうこ先生が改名される前の作品ですね。 やっぱり古くても良い作品は良いと再認識させていただきましたヾ(*´∀`*)ノ 恐ろしくエロ濃くてすばらしい。 代表作『懺悔』は、先生と生徒のお話。 二人の出会いは生徒がもっと幼い頃にあります。 見ず知らずのおじさんに、性的悪戯をされてしまう。 それがトラウマになり、あんなに気持ち悪いと思っていた行為に今は溺れている。 友人達と学校だろうとな…
よう
この巻で終わりと知っていたので、大事に読んだんですが、 なんていうか、あっけなさすぎる! 面白かったには面白かったんですけど、 主人公の一無良(いちむら)の存在が薄れすぎちゃってて、びみょう。 一無良ってキャラは別に好きでも嫌いでもないが、 主役だれだっけ? みたいな感じでそのまま最終回ですってなると、 どうも気持ち悪いです。 そもそも、こんな駆け足で最終回にしないでも、 まだまだ…