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6/6(合計:55件)
松崎司
葡萄瓜
表題作を含む三作の初出が漢受アンソロジー・ 「筋肉男」である、と言えばある程度内容傾向の 見当はつけて戴けようかと思います。 仕立て屋に服と一緒に自分の内面の「メス」も 仕立てられるヤクザ・落伍から這い上がろうと する元刑事と彫師の悲恋・ホテルマンが陥る 危険な恋の罠。そして97年初出の幼稚園園長と アルバイト職員の恋の駆け引き。 松崎司さんが作家として新たな地平を切り開く …
アンソロジー『筋肉男』掲載諸作品を採録した 短編集です。表題作の正式タイトルは 「ビスポークver2.0 Heavy-Duty」となります。 筋肉男掲載時も主題の変化で楽しめたのですが、 一冊に纏まるとより一層その楽しさが味わえますね。 仕立て屋に褥の中で嬌態を晒す様に仕立て上げ られた男の姿を描く表題作をはじめ老け専ホストの 掴んだ幸せ・その友人のほろ苦い恋心・筋肉満載の 学…
もこ
ドMで、相手に惚れてて、髭で、がタイの良いオッサンが受けてると無性に興奮します(*´Д`)ハァハァ そろそろ自分の中で、オヤジ受のブームは過ぎたかな~なんて思ってたんですが、ぜんぜんまったくwでした。 今回の表題『ビスポーク』は、表紙正面の髭面ヤクザな男がメインのお話。 男に勃つヤツはみんなホモだ汚らわしいなんていってたのに、スーツの新調に言った先の仕立て屋さんに触られてまさかまさかの勃起。…
月夜野亮 松崎司
どうしましょう。 この受の灰島君が矢鱈と可愛過ぎます。 その可愛らしさが何処から来るかと言えば、 彼の持つ素直さ、そして優しさ。 それを攻のサミュエルがさり気なく上手に 導き育てている。良い関係だと思います。 さり気なく重い部分も挟まれた物語ですが、 むしろその部分があるからこそ恋愛の部分が より一層鮮やかになっていますね。 同時収録作はこの二人の恋愛を廻るコメディ。 BL…
久江羽
ガチムチのオッサン系はそれ程積極的に読まないんですが、松崎氏のは長年読んでますなぁ。今回の作品も全体的に年齢層が高くて(オッサンなんだから当たり前ですが)落ち着いた感じが漂っております。 表題作は「午後3時のエレベーター」の過去編になります。エレベーターの方は「痴漢」がテーマ、表題作は「ゴウカン」がテーマなので、それなりに後ろめたい感じがありますが、主人公の北島(受)がそもそもそういった性癖…