神楽日夏さんのレビュー一覧

偽りの歌姫 小説

神楽日夏  カズアキ 

アラブ・・・なんだけど。

アルハラードシリーズ第3作目。前2作とはレーベルが変わってます。

私、いわゆる『アラブもの』は苦手な方なんですが、神楽さんのアラブもの(これ、そうですよね?)を読んでると、私実はアラブも大丈夫なんじゃないか、と錯覚しそうになります。
今作も、舞台やキャラクターの設定はいかにもアラブ(王様と流れて来た歌姫)なんですが、キャラクターのタイプやストーリーはアラブ(の王道)っぽくないというのか、意…

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くちづけで世界は変わる(表題作 くちづけで世界は変わる-Lully-) 小説

神楽日夏  みなみ遥 

可愛い!可愛い!!

この作品は、ある意味『BLじゃない』とまで行かなくても、『BLじゃなくてもいいんじゃないか』と思わなくもないんですが、これはこれでよかったです。私は大好き。
ただ、『こういう傾向の作品が読みたい』って言うより、私にとっては異色だからよかったんだと思います。

ファンタジーですね。作家さんは『おとぎ話』と言われてますが、ホントに設定もキャラクターも浮世離れしてましたね。

さて、内容ですが…

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手のひらから伝わる 小説

神楽日夏  緒田涼歌 

無垢で箱入り系なのにちょっぴり天然小悪魔さん?

霊媒師の受け様と霊媒師の息子だが能力の無い攻め様との穏やかなロマンス
受け様は『霊媒師』として代々続く〈諏訪〉の名を継いだ四代目なのですが
諏訪とは血縁関係でなく、本来は15才の時に助けを求めて来た依頼者なのです。
受け様は、人の痛みを自分が替わりに引き受けるヒーリング系の能力者で
触れた相手の痛みや苦しみを身に取り込んで、それを自分では浄化出来ずに
諏訪に助けを求めて来たのですが、霊媒…

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手のひらから伝わる 小説

神楽日夏  緒田涼歌 

巫女姿だけど、巫女じゃない

神楽さん作品はファンタジーが代表的ですが、その中でも特殊能力とか人外みたいな題材を扱った作品は結構好きで、今回も期待を裏切らないというか、
ちょっと毛色の変わったお話で、読み進めるに従ってどんどんと面白くなる♪
そんないい作品だと思いました。
主人公が巫女の格好をしていて、余り巫女設定が好きでないのですが、これは単なるコスプレに近い巫女装束である部分も自分に受け入れやすい要素だったと思います…

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ここにいようよ 小説

神楽日夏  陵クミコ 

ここぞと言うときの男前な受けさまに感動します。

久しぶり良いお話を堪能したようないい気分の作品でした。
BLの王道的な話では無く、江の島を舞台にした人間愛に溢れていて
感情が爆発するような恋愛でもなく、精神的に深い所で今後も
穏やかに繋がって寄り添って行くんだろうなと思えるような
心が温かくなるようなほんわかとしたストーリーでした。
恋愛的要素だけ捉えてみると少々ものたり無いと思う事もあると
思うのですが、二人の年齢が一回り離れてい…

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ここにいようよ 小説

神楽日夏  陵クミコ 

自分は誰かの役にたっていますか?

地味だけど誠実で、地に足のついた感じがするお話でした。
本当に派手さはない。
二人ともノンケだし、大きな事件があるでもない。
ともすれば、つまらない。。。と思ってしまうかもしれないけれど、お話が色恋どうのというよりも、主人公達の生き方、みたいのがクローズアップされているから、それがこの作品の魅力なのかもしれません。
また表紙絵の仔猫がひっついてる様がとても可愛らしい♪

祖父の鯛焼き屋…

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回路接続 小説

神楽日夏  香坂あきほ 

女装もの

甘やかされて育った故なのかは知らないのだけれど、
受があまりに稚拙すぎて萌えませんデシタ( ノω-、)
私の中でのショタカテゴリーは無いこたないんだけど、設定されている年齢含め~な観点から考えると、どーなのよと。
兄ちゃんに甘やかされて・・・ん~・・・・
設定的にはなきにしもな感じではあるのだが、アンテナに引っかかりませんでした。

洋服デザインの仕事をする兄のモデルを務める弟(受

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虎王の祝祭 小説

神楽日夏  カズアキ 

虎とらトラ

魔人の~と雰囲気似た作品だなと思ってたんですが
一応シリーズなんだなと後半、この魔人のカップルが登場したところで気づきました(遅っw

神楽さんらしい、可愛い作品でした。
エロが前回のものに比べれば弱かった気もするのですが
カップルが可愛いから仕方ない。ちょっぴり年齢的なところもあるのかなと思ってみたりな一冊。

日本から遠く離れた国に、両親の都合で暮らしているマナ。
そんなマナが…

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プラチナBOOK 02 セレクトフェア2011 特典

続きが気になる!

こちらは、2011年のプラチナ文庫フェアで配布された小冊子「プラチナBOOK 02 セレクトフェア2011 」の簡単な感想です。

※ここからは、ネタバレがありますので未読の方はご注意下さい。


■いとう由貴『誘い』より

『happy happy bdays』(6ページ)

弟(攻)に甘やかされている兄(受)。兄が帰宅すると、おいしいご飯とメモが用意されています(*^…

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虜にしたい 小説

神楽日夏  サマミヤアカザ 

うつくしい


タイトルつけるの上手だなあとつくづく思いますね!

中性的な外見を武器にモデルをしながらも先が見えずに引退を考えているのが今回の主人公、真雪

真雪は外見こそ繊細で壊れそうですが内面はわりと男前というかあっさりさっぱりしていてかっこいいです!

うじうじ女々しい受けに飽きた方のハートに突き刺さるのではないかと(笑)

対する攻めの陣はというと年下で稼ぎ頭ではあるものの後輩で、真雪になつく様はまさ...

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