こうじま奈月さんのレビュー一覧

エゴイスティックな恋愛契約 小説

水上ルイ  こうじま奈月 

天然はやはり無敵だ。

『恋愛契約』シリーズ3作目です。

前回、爽二に振られてしまった幸次のお話です。

幸次(受け)は清祥学園3年のテニス部部長。
1年生の爽二には入学当時から憧れていたのだが、振られてしまった。
傷心の幸次に、旅行代理店を経営している伯父がバリ島旅行をプレゼントしてくれた。
宿泊先は世界ホテルランキングでも連続一位を取っている「ル・パラディ・ドゥ・ウブヅゥ」という超高級ホテルだった。

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ドラマティックな恋愛契約 小説

水上ルイ  こうじま奈月 

シリーズ1作目の裏ではこんな事が…。

『恋愛契約』シリーズ2作目です。

前回の主人公陽汰の弟、爽二(受け)と、陽汰の恋人新堂が学園長をしている清祥学園の教頭、花房(攻め)のお話です。

両親が突然の事故で亡くなってしまった。
爽二は名門、清祥学園の入学が決まっていた。
しかし入学金と3年間の授業料だけで800万円ものお金がかかるので、爽二は入学する事を諦めていた。
だが、愛する兄の陽汰には何とか今の高校を卒業させてあげ…

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ロマンティックな恋愛契約 小説

水上ルイ  こうじま奈月 

契約の恋人…。

『恋愛契約』シリーズ1作目です。

陽汰(受け)の両親は商店街にある酒屋を営んでいた。
ワイン収集が趣味の新堂(攻め)は、たまたま目に入ったその酒屋へ入った。
新堂はそこにいた陽汰に目を奪われてしまう。
今すぐに抱きしめて、このまま自分のものにしてしまいたい…。
自分でもそんな気持ちに驚いた。

酒屋には驚くほどワインのコレクションがあり、それ以来、新堂はその酒屋へ足を運ぶようにな…

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恋するしっぽ 小説

高将にぐん  こうじま奈月 

ブサイクキタ!

にぐんさんの新刊待ってました!
サイト掲載時から大好きだったこのお話が文庫になって、とっても嬉しいです!
まず、この本の表紙を見たときからイメージぴったりの俊太が表紙で感動!えっらい可愛いなぁ~。こうじまさんすげーです。

カッコいいヒーローと、お世辞でもカッコいいとは言えない着ぐるみのなかの人のお話です。
攻めが気になる着ぐるみのなかの子が一体誰なのか、分かったら教えて欲しいとの相談を…

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恋するしっぽ 小説

高将にぐん  こうじま奈月 

こぶたw

こないだ読んだ「キミログ」があんまり面白かったんで衝動買い。
相変わらず読みやすい文章と、かわいらしいファンシーな雰囲気がすごく良い作品でした。キャラクターも絵も文句なしな1作。

イベリコブタを模した豚の気ぐるみ。スカートがかわいい女の子。
そんな豚のきぐるみを着ているのが、小さくてブサイクな俊太。
昔から女の子にモテたことなんかない。それは常にコンプレックス。
そんな俊太がであった…

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ホントの笑顔に逢いたくて 小説

響高綱  こうじま奈月 

現在学生さんという方のレビューを読みたい

平凡だった自分の顔が逆さまつ毛の手術後、人が注目するほどの美少年に!
それからは現金なクラスメートにもてはやされ、戸惑うばかりの綾瀬。
唯一変わらないのは、悪い噂がつきまとう怖そうな河島だけで。
普通に変わらず接してくれる河島を次第に気になり始めて・・・

萌えよりの中立です。
展開もまあ悪くないしキャラもはっきりしてるので良いです。彼らの思春期らしい葛藤なんかも等身大って感じで初々し…

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恋するしっぽ 小説

高将にぐん  こうじま奈月 

「もふっ」とか「ぽふっ」とか、「トトトッ」とか、擬音がなんだか和むのです。

初読みの作家さんでドキドキだったのですが、良かったです!ほのぼのしたー癒された~
人間は外見じゃない!中身だ!というのを強く意識している話ですね。でも嫌味な感じではなく、登場人物の設定が穏やかだったので、すんなり話に入っていけました。

特撮ヒーローの若手イケメン俳優と、ぶたの着グルミ・ベリ子の中身のブサイク青年の恋物語。
俊太は自分の容姿をコンプレックスに思っているけれど、捻たりいじけた…

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恋するしっぽ 小説

高将にぐん  こうじま奈月 

嫌味にならない可愛さ

何だー!この乙女な男達はww
しかもイケメン特撮ヒーロー俳優と、ブサイク受けの組み合わせなのに、攻めも受けも、まるで乙女のような恋を?というか初々しい恋愛しやがって(爆!)
多分、自分的にこういう乙女な作品って絶対ダメっていう感じなんですが、このこそばゆい感が何とも面白くて思わず快感?
少女趣味全開のストーリーですが、ラスト近くなると以外にも(お約束?)な部分が見られて、そこだったか~などと…

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琴姫様、乱心! 小説

高円寺葵子  こうじま奈月 

紅葉最高!

紅葉(受け)の健気さに心打たれました。若葉(攻め)の財力にもの言わせた傍若無人ぶりはかなり笑えましたが、同調はできない、というか私には人間性に魅力は感じられなかったですが、命掛けでこんな若葉に尽くしちゃう紅葉ちゃんが愛しくて仕方ないです。

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知ってる躰 小説

水戸泉  こうじま奈月 

執着攻

舞台は第二次大戦中から始まり、メインは戦後。
七緒[受]は4歳の頃に、10歳年上の史暁[攻]と出会います。
実兄よりもむしろ史暁に懐き、「史暁兄さん」と呼んで慕ってます。
この史暁が病んでる系の執着攻で、戦後に孤児となった七緒を探し出し逃げ出した彼を追い続けやっと己の元へと連れて来ます。
その執着っぷりはなかなか好み。
パレット文庫なんですがエロシーンはそれなりに濃いですよー、流石水戸さ…

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