生野稜さんのレビュー一覧

仙化恋情 小説

生野稜  稲荷家房之介 

木藤!

千年恋舞から一気読み。
BLとしてではなく、ファンタジーとしての評価
+最後の稲荷家先生のショートに対する評価で、萌2!

忠義なおっさんが好きな方は、
好みでないところもあるかもしれないけど是非2冊よんで、
(読まないと、最後のショートの感動を味わえないじゃん)
当本の最後のショート(たった2pですが)読んでください!
わたしゃ、この最後のページのためだけに、
この本手放せなく…

2

千年恋舞 小説

生野稜  稲荷家房之介 

マモちゃん は やだなあ。

稲荷家先生の挿絵とファンタジーらしいところでGET。
いざ手にしてみると、げ、なんだかショタっぽい  と躊躇。
放置してましたが、そろそろ今年も終わるし、
本棚絶賛整理中 で、いよいよ手に取りました。

ショタだし、受けが甘えてやがる 的な感じがありましたが
(タイトルは、受けさんが幼馴染を呼ぶ時の呼び方。
 お前なあ 15歳だろ、もちょっとなんか違う呼び方しろよ 
 と言いたい気…

0

仙化恋情 小説

生野稜  稲荷家房之介 

あー、満足

【千年恋舞】の続編。
2冊並べて見ると、尋常じゃないくらい表紙が綺麗。
この表紙だけをずっと眺めてても、ちっとも飽きないくらい、細部まで描き込まれててホントに美しいです。
斎と九重丸は前回すっかり出来上がってますので、今回はラブラブ甘めのお話かな~と、暢気に構えてましたら、とんでもない展開になってびっくりしました。

人界と異界を股にかけた
スーパースペクタクルバトル

みたいな結…

1

千年恋舞 小説

生野稜  稲荷家房之介 

話も絵も全部が美しい

この作品読み始めた時、完全に地雷踏んじゃったと思いました。
受の斎(いつき)が完全なショタだ……と、凹んだんですが、そんなこと思ってすみませんでした。もの凄く感動しました。

和風ファンタジー
呪術に結界、舞の世界

と、きらきらしく、ちょっと敬遠してしまいそうな設定なんですが、絵が猛烈に綺麗なので、話をかなり助けてます。
千年の時を超え、幾度も転生を繰り返し、古の約束を守る斎と九重…

1

門の中の楽園 番外編 あんたに縛られたい 小説

生野稜  やまかみ梨由 

ちょっと複雑

『門の中の楽園』というシリーズの番外編でした。

『門の中の楽園』・愛敬学院を卒業し、大学生になった堀宗薫は、ジャーナリストになるという夢を叶えようと日々を送っていた。
 しかし、それに立ちはだかるのは宗薫の実の兄・宗衛。
 宗衛は、茶道の家元である自らの家を継ぐように宗薫に迫ってくる。
 宗薫にしてみれば、それは兄である宗衛が継げばいいと思っていたのだが、その兄をむげにできない事情が宗…

0

約束します 小説

生野稜  やまかみ梨由 

シリーズ三作目。

 全寮制男子校・愛敬学院の新寮監は、三上幸生。
 その幸生は身体が弱い。
 そんな幸生を見守ってほしい、と頼まれた寮長の津田典之はそんな三上が寮長として赴任することに不安を抱いていたが、実際に会ってみると、その美しさに一目で心を奪われてしまう。
 どうやら三上は、「どうしても叶えたい夢があるから」と言い、無理を押してこの学院の寮監に赴任することにしてもらったらしい。
 かつて学院に通ってい…

0

門の中の楽園(2) つぐない 小説

生野稜  やまかみ梨由 

嘘はよくない。

 シリーズ2作目。

 前作で、生徒会長と寮長であった二人が今回のメインカップル。
 ただ、少し前作で感じた寮長の性格が大分違いました。

 主人公は、前田恭。
 優しい父と仕事のできる母とに育てられたまっすぐな少年。
 今までは、仕事ができ、引っ張りだこな母に連れられ、日本中をあちこちと転校を繰り返してきた恭だったが、今回の母の異動先は、日本を遠く離れた海外。
 英語の苦手な恭は…

0

門の中の楽園 小説

生野稜  やまかみ梨由 

ちょっと語りすぎ。

 自他共に認める問題児・弓削秀行は、女癖の悪さから、三角関係の上の凍傷沙汰を起こし、全寮制男子校である愛敬学院に放り込まれる。
 実は秀行には裏の顔もあり、どうもそちらがきな臭くなってきたことから、これ幸いと父親の言うとおりに従ったのだった。
 ところが、秀行を待っていたのは、なんとも個性的な面々で。
 その中でも一番、個性的だったのが、高郷稔。
 秀行は何も知らない初対面の頃から、一学年…

2

ガーディアン 守護者の数字 小説

生野稜  稲荷家房之介 

何かが惜しい・・・

こういう設定は好みですし、キャラクターも魅力あるんですよ(アルバスの関西弁はちょっとあんまりだと思いますが)。

いや、確かに好きだし面白いんですよ。何よりも、設定(もちろん時生のキャラクターも含めて)は本当に秀逸だと思うし、それをきちんと表現できてるんです(設定倒れになっていないんです)。生野さんは、こういう世界観を作り上げるのが上手いですね。

でも、的確には言い表せないのですが、特に…

1

仙化恋情 小説

生野稜  稲荷家房之介 

最後の最後で『萌』増幅。

『千年恋舞』の続編です。前作で、ひとつのカタがついたので、あとはラブラブか~と思っていたのですが、全然違いました。

予想もしていなかった展開に、いきなりなんで!?とストーリーに乗り遅れそうになりました。いえ、それはそれでいいんですが、ネタ(展開)を大きく広げ過ぎたわりには、収束があっけないように感じてしまったんです。

同じく、斎が敵に立ち向かうために『仙』になろうとするのですが、その過…

1
PAGE TOP