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5/9(合計:89件)
かわい有美子 石田育絵
クレタコ
ネタバレ
前巻の最後で古谷[攻]の元へと戻った白井[受]、その一年後から話は始まります。 同居はそのまま続き以前よりは幸せを感じたりもしている白井の前に古谷の元彼女や別の女からの電話、そして続く外泊と不安にさせる出来事ばかりが起こり、さらに同期医師の不正を白井が発見してしまった事から彼に憎まれる羽目になり、白井に対して愛情の一欠片も持たない美しい母はガンで余命幾ばくもないと知りそれらが白井を打ちのめしボロ…
捕獲攻と捕獲される受とカップリングだけ見れば一見王道ですが、それぞれの生い立ちからくる性格がどちらもなかなか一筋縄ではいかないというか複雑なものがありそこが読み応えに繋がってます。 タイトルのエゴイストは古谷[攻]が愛用している香水名、その名にふさわしい傲慢さを持つ古谷。 彼が勤める病院に研修医として現れるのが、美貌でありながら気弱で保護欲と被虐心を刺激する様な青年白井[受] 彼はゲイで…
石田育絵
帯『こんな日々がずっと続くと思ってた-』 これは萌か中立か悩みましたが、萌で。 石田さんは好き作家さんなので基本的に萌なんですが、この作品は描き下ろし部分に違和感がありました。 絵柄や雰囲気が変わったとかそういう訳ではなくて、キャラ的な意味でと年齢設定的な意味で、です。 表題作は兄の友人の圭吾に恋した夏実の15歳の夏の物語。 夏美→圭吾→兄の通じない想いが切なくも読後感はほんのり…
帯『できる執事とできない執事』『あなたはどんな執事がお好みですか?』 表紙の折り返し部分の懐かし執事ギャルソン時田の名前に先ずときめきました! 執事の存在を知ったのはハイジのセバスチャンですが、執事の凛々しさというかストイックにも通じるあの形式美を知ったのはギャルソン時田でした~。 そんな感じを出せれば、と石田さんのお言葉通り、ああこういう執事が描きたいのだなというイメージがビシッと決ま…
カイ
今回のお話では、まだ2人の関係は進展せずって感じで 盛り上がりがもう少し欲しかったかなぁと…今後に期待です。 って、続きあるんだよねこの話?? 1巻ていう表示が無かったんだけど(@@) 後半のお話は、好きな人と一緒にいる為には! って頑張る健気さが可愛いvv 前半のお話の最後の方に、意味深な感じで少しだけ光が出てきてたんだけど、 まさかこういうオチ(?)とは…(^^;) …
石田さんの描く男性はみんな色気ありますが、やっぱスーツ姿の男性が一番生えるなーと表紙見て再確認しました。 リーマン同士のスーツの色気!!いやんもううっふんです。 地味美人系の安達は傲慢な男、久我のてっとり早い性の捌け口扱いなセフレ相手状態になっているのですがそれでも彼を慕い続けてます。 久我は身勝手で、安達を愛しているとは言わないくせに彼が他の男に取られそうになると強引に己の元へと繋ぎ止…
むつこ
『プライド』の続編だと知らずに読みました。 内容を把握しきれない部分はあったんですが(とくに事件の中身がよく解らなかった!)、それでも面白かったです。 検事をしている男たち三人の三角関係。 主人公の受けは美人でビッチで、なかなかカッコよかった。二人の男を天秤にかけて手玉に取ってるような感じなんだけど、いろんな屈託もあって憎めない。 男のプライドがぶつかり合うようなセリフのやり取りにゾクゾクしまし…
かわいゆみこ 石田育絵
エゴイストシリーズの最後を飾るこの作品。短編集です。 本編を読んでないとワケワカメなので気をつけてください。 あとこのシリーズは新装版が出てるんだけど、新装版と旧版では収録されてるものがビミョーに違うので、完璧を目指すなら両方揃えるのをオススメします。 色々読むと感慨深さばかりを感じます。 ホント、すっかり落ち着いて、強い絆ができた二人だなと。 よくあるショボい痴話喧嘩な続編とは違い、しっとりし…
一巻も面白かったけど、二巻は更に面白かったです。 上質の人間ドラマでした。 ラストが阪神大震災で、非常に感慨深かったです。この地域でこの時代を描くなら、絶対に欠かせない未曾有の大災害。 主役二人の関係が変化し、気持ちも変化していく。その様子がとても切なく、同時にとても優しいです。 受けの浮気はたまげた。 浮気相手は別の人のほうが良かったな、親友を浮気相手にするのはモニョモニョする…と思ってたん…
今の私の生活テリトリーが舞台になってるので、出てくる地名がいちいち嬉しい。 マイナーな地名も、ごく自然にさらっと登場する。 独特の空気感のある作品でした。 これがかわいさんがはじめて出された本かーと思うと、感慨深いです。 クオリティの高さはもちろん、書きたい世界観がダイレクトに伝わってくる。 昨今のBLではなかなか遭遇できない「凄み」みたいなものを感じました。 主人公は医者二人です。 傲慢な俺…