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中村明日美子
みみみ。
読み返しては最後のモノローグに何度鳥肌を立てたことか。 ハッピーエンドで良かったね、おしまい。じゃなくて、 この二人が大変なのはまさにこれからだろうな。でもきっとこの二人なら手を取り合って助け合って乗り越えていくのだろうな。と、そこまで思わせてくれるラストシーンには思わず嫉妬してしまいます。 「君がいた季節、同級生だった季節」 こんなふうに出逢えた二人が羨ましい。 京都の夜の…
『同級生』シリーズだと思っています。 BLでは省かれることが多い部分を、この『卒業生』の2冊できちんと描き切っているところが素晴らしいと思うのです。 出逢って恋をして、季節が一巡りして二度目の冬。 お互いの距離を近付ける季節が、高校生二人のパチパチはじける炭酸水のような恋を、少しずつ少しずつ本物の愛へと変えていきます。 ここまで心地良く時間がスローに流れるお話って、少女マンガですらもう…
好きな作品や素敵な作品は他にもいくつかありますが、BLジャンルにおける本当の意味での神作品は、私の中ではこの『同級生』シリーズだけです。これ以上のものには未だ出会えていません。 暗く退廃的な世界観が大好きで、そういう漫画ばっかりを探しては読んでいた人間なので、この方の『コペルニクスの呼吸』には自然な流れで辿り着きました。 が、まさかその作家さんがこんな青春を全面に押し出したような漫画を描か…
コン太
二人のミツオの関係にグッときます。執着して愛して嫌がって泣いて、そこに裏側の世界ヤクザとか殺人とか後戻りできないところに来てるのに逃亡するにしろ二人でいればそれでいいという、こういったお話大好きです。らぶらぶイチャイチャしてるだけが幸せの形じゃないというか。 同作家さんの「同級生」が苦手なのでこういうダークサイドのドロッとした色気のあるお話がもっと増えてほしいですね。 幸せすぎるBLとか初…
サエナビー
『同級生』を読み終えた時、感動とかせつなさとか愛しさとかぐっちゃぐちゃになって泣いた。 数日間ボーっとしてたまに泣いたりしていた。 二人ともかっこよすぎて可愛すぎて、でも本編が終わっちゃったら、大好きな人が転校しちゃって2度と会えないような気になっちゃって、お話の世界の人なのに自分にとってはリアルで、だから本気で寂しかった。 そこへ刊行されたこの続編たち。 決して、今までのお話の「補足」や…
ちはるぅむ
『O.B.』2巻はソラノとハラセン中心ですが、同級生コンビも出てきます。 私は『空と原』をよんでから……いや、『同級生』の頃からハラセンには幸せになって欲しいと思っていました。 なので、その後のその後の……と、まるで季節ごとに届く手紙の様に、中村明日美子先生の手により近況が伝えられる状況に幸せを感じます。 読むと、ほっこりする本代表という感じです。 BLっていいなぁと、お茶を飲みながらしみ…
『同級生』、『卒業生』、『空と原』。 いままでのBL界の歴史に刻まれた名作たちのオムニバスとも言える1冊。 『O.B.』1巻では、京都の大学に進学したメガネ秀才佐条くんの視点から、遠距離恋愛相手のバンドマン草壁とのその後を描く。 中村明日美子先生が送る、『同級生』のその先の世界。 『O.B.』から読んでもなかなかわからないので、読みたい人はまず『同級生』から読むことをオススメする。 明日…
*マリン*
ネタバレ
ダブルミンツ・・・二人のミツオ、二人で一人 そんな意味合いのタイトルなのかなと思いました。 中村明日美子さんと言えば同級生シリーズで有名ですが、 こちらの作品はダークでシリアスでエロもあるし、 全体的に暗い作品なので全く雰囲気が違います。 むしろこういう作品も書けるのは凄いと思います。 この作品の二人は運命共同体で憎しみ合ったりしているのですが、 その先には怖いくらいの愛を感…
腐れ星人
原センにはとにかく幸せになって欲しかったので、 彼の事を好きになってくれる子が現れて本当に良かった。 すっごく歳下でまたも学校の生徒で、原センまたも頭を悩ませたりするわけですが。 私服の原センやオールアップの原セン、もうどうしてくれるの!ってくらいツボでした。 佐条君も登場する訳ですが、やはりデートといっても、光君のものなので、根本的に何かが違う…最初に出会ったのは原センなのに!とか、彼の…
あやちゅけ
「同級生」シリーズしか知らない方にとっては 「エロい!」と感じたかもしれません。 でも中村さんは、「R-18」雑誌も 描かれている方なので、 このくらいは当然?なのかもしれませんねー。 でも「同級生」シリーズからしたら、 エロが多いので、 私でも、 「うわー、いいのかなー?」 って思ってしまいます。 それにしてもこの話は、 受けが攻めに流されすぎですね。 こ…