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70/73(合計:725件)
桜木知沙子 門地かおり
M
今回、この小説を読んで、初めて本気で読みました。 BL小説を読んで、本気で泣いたのは初めてかもしれない……。 扱ってる内容は、母親が再婚して、でも一生懸命その環境に馴染もうとして、そして、本当の父親にも再婚して、子供が出来て、そっちにもイイコに見てもらうと頑張って、そしたら朝来の心がついていかなくて、調子を崩してしまう。そこを優しく、時には厳しく、イジワルだったりカッコよかったりする義兄…
門地かおり
もこ
あれ?こんなこと前にも・・・という話です。 ちょっとショタっぽいですね。 ショタっぽいですが、ショタ独特のネットリ感がないのが好印象。 ダイスキな年上の男の家に遊びに行く少年。 彼に触れられるたびに蘇る記憶の残像。 「あれ・・・・前にも・・・」 という話です。 ま、過去、実兄に悪戯されたという話なんですけどね。 お兄ちゃんも可愛い弟。 「お兄ちゃんを慰めてくれるだろう俺が乗る…
ミドリ
私が初めて出会ったショタ本。 これ…ショタでいいんだよね?? この中で一番きになったのが「てのひら」。 受けの正人くんが超絶可愛い!!!! 門地作品の中の受けで私的にはNO.1に推したい可愛らしさだ。 (私の中では「第2ボタンください」の村上くん、「キスってどうしてたんだっけ」の西崎とともに門地受けキャラの三本柱である。笑) 攻めヒゲオヤジなんだけどねー 娘の友達である少年に手を…
ぎが
表題作は草野球チームに所属する高輪にいつの間にか懐いた中学生・子野の話。2人の日常場面にインサートされる、子野と“仲の悪い”兄(高輪の同僚)とのなにやら不穏な場面の記憶に支配された子野は、高輪との今に“デジャブ”を覚え、次第にただならぬ方向へと進んでいく。 同時収録作『てのひら』は勘違いから娘の友達の高校生と関係してしまう警部の話で、なんともインモラルな雰囲気の漂う小編である。 『リリ…
表題作は小学生同士の思春期モノ。門地かおりの得意なジャンルだが、過去作品と比べノリは軽く、描写はよりみずみずしくエロティックになっている。大人っぽい攻めの正津くんが思春期に戸惑ったり、おバカで子供っぽい受けの進藤くんが稀にドキッとするほど核心を突いていたりと、単なるショタエロだけではないところがよい。 同時収録の『恋をするならワンルーム』シリーズは『恋姫』収録作の続編。前作では後輩への報われ…
ビブロス版の2冊に書き下ろしの『キスってどうしてたんだっけ』『結局キスってどうしてたんだっけ』と『おまけ1~4』を収録した新装版。本編のレビューはビブロス版参照のこと。 同時収録『キスって…』『結局…』は『ジャジャ馬…』の舞台となった高校の約10年後、文化祭の準備期間中、居残りたい生徒を帰す「見張り係」を一緒にやることになった神田と西崎の話。 会話を重ねるごとに意識しあうようになる2人の、…
森
分厚い本で疲れました。 内容の感想ではないけど、最初に出たときと同じく半分ずつにしてくれればいいのになぁーと思いました。 細くて小さい馬場くんは、普通科なのに体育科の人ばかりの男子寮に入ることに。そこで同室になったのは、テニス部のキャプテンで男前、頭もいい三木くん。その寮で三木くんと友情以上?に仲の良い関係にあるのが黒沢くん。三木&黒沢の二人は幼馴染でお互いテニス部。男の子同士、騒いだりも…
客観的にみてさほど可愛くはなく、能力が高いわけでもなく、ただそのことを十分自覚していて自信のないスキー部員・五百川と、五百川からどういうわけかただならぬ色気を感じ取り、彼がニブいのをいいことにセクハラ三昧を繰り返すスキー部の先輩・倉橋(全日本強化選手という実力者)のバカップル振りが楽しい表題作。「勃起死」という言葉を始めて聞きました…。 同時収録作『褪せる』『密室』『ねじ』は、いずれも表題作…
表題作は門地かおりのBLデビュー作。 アパートのお隣さんで幼馴染の高校生2人。子供の頃は泣き虫でいつも後ろをついて歩いていた平は体格こそたくましく成長したものの、負けず嫌いでリーダーシップのある堀井(現在の外見は小さくてかわいい)をいつしかあたかも女性を想うように好きになっていたという、現在の文脈で言えばヘタレワンコ×ツンデレ的な話。しかしこういう端的に表現する言葉がなかった時期の作品だけに…
前作の比較的早い時点で主人公・馬場は黒沢の好意を受け入れているものの、黒沢の親友・三木の動向に振り回されなかなか進展しない2人の関係。 本作のキモは、実際には2人に好かれている馬場が、2人の間で揺れると言うよりは、2人の間にやきもきさせられているところであろうか。 いよいよ謹慎を解かれ、寮を出られるという段になって、ようやく馬場はきっちりと黒沢と向き合えるようになる。 飄々としながらも結構本…