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7/8(合計:73件)
びっけ
葡萄瓜
ビブロス倒産前に纏め上げられた分でございますので、 物語の通奏低音としてボーイズラブの空気があると言う お約束になっております。 もっとも物語の中では殊更に触れられる事はありませんが、 登場人物達の絆の深さの表現としては見て取れる筈です。 思えばビブロス倒産はこの一書刊行の翌月の事。 そう思うと巻末掲載の次巻予告(2006年秋との事)に一抹の 哀しさを感じます。 この作品は…
つかさ
生きるためにキスをする。 キスをして与える者と貰う者と、二人は共存して生きていかなくてはならない。 その設定はステキです。 前作がとても好きでしたので、今回も手に取ってしまいました。 しかし、私は今回はちょっと辛口でして…。 暖かな人間味溢れるお話には変わりないのですが、切ない部分や盛り上がるところがどうしても物足りなくて。 前作で泣けたことが尾を引いているのでしょうか…。 今回…
ネタバレ
主人公のフランツと対の存在になるのは 「翡翠」―JADE―と名付けられたGEMと 総称される精巧なからくり人形。 彼等の絆を説明する為にはボーイズラブと 言う枠組みはとても便利です。 しかしながら彼等の絆は受攻と言う力学作用に よって左右されると言うものでもないのです。 あくまでも彼等の絆の存在がボーイズラブと 言う枠組み・文脈を使えば説明出来る、と言う だけで。 GEMを…
ともじ
このシリーズ、続いていたんですねぇ・・・嬉しい。 BL清純系(?)、優しい作品です。タイトル通り、まさに「春」っていう感じの爽やかで温かな物語。 今回は主人公の二人が少し成長していて、これまたいい感じです。 精神的BLというのでしょうか、キス(といっても意味が違う)止まりのお話ですが、カップル同士の絆の深さや切なさに萌えを感じるタイプの方にはお勧めだと思います。出来れば前作「真空融接」上下巻…
ラエルとアレクシの関係も円熟期になったと そこはかとなく感じる今作、供給者と補給者の 関係が四つの視点で語られます。 ラエルとアレクシの出会いの物語、二人の 友人・キィルとエリアスの絆の物語、アレクシの 二人の父・ジルとフロランの絆をジル視点で 語る物語。そして最後はBLの範疇から外れますが、 彼の国の王子とパートナーである少女の恋物語。 以上四つの物語が、彼の国の形を改めて静かに…
帝都
相変わらず、びっけ先生は凄いです!! 神ですか 今回は、 アレクシとラエルが出会った時の話 1弾,2弾よりも成長したラエル,アレクシの話 などなど... 4話入ってます。 とにかく成長したアレクシが格好いい(*´ω`) お父さんにそっくりですw あと、全体的に(力の受け渡しですが)キスシーンが多いです。 是非是非、1弾2弾も合わせて読んでみてくださいw
藤棚
補給者・供給者。力の受け渡しは「唇」から。 この萌え設定にドキドキです。 補給者と供給者の葛藤。 相手に対する独占欲、ときめき。 そういった心情を丁寧に描いているので、 萌え設定が更に活きてきます。 ただの設定勝ちマンガではありません。 キスシーンが通常のセックス描写よりも遥かに色っぽく、萌えます。 キスの切なさ、美しさに胸が苦しくなって……ドキドキしました。
男とか女とか関係なく、 大切に思える人と出会えた喜びや切なさを、 実感できた作品でした。 アレクシとイルゼの駅の場面で、涙が…… 素敵な作品でした。 読んで良かったです。
『家族の繋がり』と言うBLでは描き難いとされる 主題をさらりとクリアした挿話を収める。 二つの恋模様は少し重なり、そして離れてゆく。 新しい時間を刻む為に。
アレクシとラエルは隣国へと向かった そこでアレクシは母親と再会する― 上と同時発売の続編です(書き下ろし! アレクシの母と父の話― そして、結婚さえ難しい この国の者として産まれてしまった アレクシと母親との悲しい別れ― 読んでいて感動します! BLと考えずに読んでみてください!!