榛名悠さんのレビュー一覧

失恋花嫁の10年恋 小説

榛名悠  六城ポコ 

忘れられなかったのは誰?

今回は人気ブランドの専属ジュエリーデザイナーと
離婚コンサルティング会社のプランナーのお話です。

忘れられなかった片恋相手との再会から二度目の恋が実るまで。

結婚した人の三分の一が離婚する時代、
パフォーマンスとしての離婚式は
ビジネスとしても成りたつ程になっています。

受様は二年前に
離婚コンサルティング会社に転職し
今回知人としては三組目の挙式を担当しました。

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三食昼寝花嫁ツキ。その後のお話 特典

ピンクな世界をつくるのは

本品は『三食昼寝花嫁ツキ。』の
フェア書店限定配布の特典ペーパーになります。

本編終了後、
ほぼ一年後の2人のお話になります。

季節がめぐりやってきた桜の時期。

夏樹は彰悟と2人で
お弁当持参のお花見を計画します。

しかし
どこから聴きつけたのかマンション前には
彰悟の祖母を乗せた車が待機していて

到着したお花見スポットでは
彰悟の2人の秘書が待機し…

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三食昼寝花嫁ツキ。 小説

榛名悠  北沢きょう 

何事も相性次第

今回は大手企業経営者の次男坊で関連会社社長と
失恋と勤務先の倒産で攻様の偽婚約者になる元会社員のお話。

偽りの恋人関係がお互いに大切な相手になるまで。

恋人ができても
なぜか長続きしないゲイの受様。

春先のとある火曜日
もうすぐ付合い始めて一年を迎える恋人に
結婚したいから見合いすると別れを切り出されます。

同性婚が認められない今の日本では
ゲイの受様に否やは言え…

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恋人はロマンチストな悪魔 特典

妄想するロマンチスト

本品は『下僕は従順な悪魔』の
応募者全員サービス書下ろしミニコピー本です。

本編終了後、
受様が理不尽な嫉妬で責められるお話です。

人気俳優である雅也と
紆余曲折を経て恋人同士になった司ですが
雅也はかなり嫉妬深い男だったのです♪

今日も雅也自身が仕事で遅くなるから
先に食事して寝ていてと言ったから
現場スタッフだった大山と一緒に食事をして

またまたホテル街を通…

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下僕は従順な悪魔 小説

榛名悠  宮沢ゆら 

見えない思いに翻弄されて

今回は受様の元下僕だった過去を持つ人気俳優と
元御曹司ながら今はしがないカフェバイトのお話です。

再会した事で主従関係が逆転した2人が恋人になるまで。

大地主の一人息子として育った受様は
広大なお屋敷で我儘いっぱいに育ちますが、

今から5年前、
受様が私立高校二年の時に
スリップ事故で両親がそろって他界、
その上受様には多額の借金が残されます。

父の懇意にしていた…

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失恋花嫁の10年恋 小説

榛名悠  六城ポコ 

天然無神経?!

過去に好きだった先輩と10年ぶりの再会。

まあ、過去になにかしらあった二人なのかな?と思ってたんですが。
その頃から先輩は無神経(本人自覚なし…)だったんですね。
あれだけの台詞に行動、誰から見てもタマが好きだろう?
タマが誤解してもおかしくないよね??
なのにタマと何かがある前に先輩に彼女が?!

先輩を忘れるべく違う大学へいったり、着拒したりで10年が経った訳ですが
その先…

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とあるジュエリーデザイナーの一日 特典

雪治の妄想全開。

ジュエリーデザイナーである雪治が、仕事しながら恋人・圭介に思いを馳せる・・・のは別にいいけど、そこにいちいち妄想が絡みます。

ブライダル雑誌を見ては、圭介に何を着せようか考え、ウエディングドレスのモデルを見ては『タマ(圭介)の方が似合う』

帰って2人で夕食中にも、エプロンから始まって『・・・どこまで行くんだ、お前』と言いたくなるくらいの妄想連鎖。

本編は、この雪治の無神経極まりな…

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失恋花嫁の10年恋 小説

榛名悠  六城ポコ 

これラブか?

今まで読んだBLの中でも、ここまで無神経な攻もそうはいないんじゃないかというくらいでした。この雪治のキャラクターには嫌悪しかない。虫唾走るほどに大キライ。

正直、圭介も別に好みのタイプじゃないんですが、雪治が酷過ぎたので圭介が可哀想になっちゃって、否定的に見る隙もなかったよ。
とにかく、作中の圭介の苛立ちにものすごく共感しました。それでもなんで呆れないんだろう、とそこだけがよくわからなかっ…

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失恋花嫁の10年恋 小説

榛名悠  六城ポコ 

めちゃ、体育会系のノリ先輩

悪気のない天然無神経で図太い神経をしているような学生時代の先輩と
そんな先輩に片思いしながら一方的な失恋をしてしまった受け様との10年ぶりの
再会ラブストーリーです。

しかしながら、この手の先輩キャラはどうも苦手かも知れない(笑)
体育会系のノリって一歩違えると横暴に感じてしまうのですよ。
そして、10年ぶりの再会は、なんと攻め様の離婚式、それも受け様がプランナー。
ある意味これも…

4

下僕は従順な悪魔 小説

榛名悠  宮沢ゆら 

やっぱり下克上は好きになれない

ということだけはわかりました。というより再確認しました。

久しぶりに読んだ榛名さんの前作(『三食昼寝~』)がすごくよかったので、次のこれも読んでみようと思ったのですが、いい加減作家さんだけでなく、題材もよくよく考えて選ばないと、と何度目かわからない(たぶん無駄に終わるだろう)決心をさせられました。
もともと『作家買い』タイプなので、少しでも気に入った作家さんの作品は、ついつい網羅したくなる…

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