タクミユウさんのレビュー一覧

無色透明 コミック

タクミユウ 

もうひとつの「下衆とあばずれ」(S×Mのケーススタディ NO.2)

先月発売の「下衆とあばずれ」の特典が「無色透明」の小冊子、今月発売の「無色透明」の特典が「下衆とあばずれ」の小冊子。
これ、「2カ月連続発売記念フェア」なんだそうで。
まーたまた随分とあざといフェアを、と苦笑い気味だったんですが、実際「無色透明」を読んでみると、この2作、敢えて対比させながら読んでみるのも面白いなと思い始めました。

というのも、「下衆とあばずれ」と「無色透明」とは、一種対…

9

無色透明 コミック

タクミユウ 

無色透明の強さ。

 傍若無人なカメラマン・隆一が、行き場を失った裕仁を拾って飼い始めます。
気まぐれで拾ったけれど懐かれて怖くなり、捨てようとしますが捨てきれず。
自分の心の闇と向き合わざるを得なくなり、深みから抜け出せなくなっていく隆一。

 精神的・肉体的暴力をふるわれながらもまっすぐに隆一を見つめ返す裕仁。
虐待されても親を慕う健気な子どものようにも見えましたが、言いなりになるだけではなく、強い意志…

3

どうせ、めろめろ コミック

タクミユウ 

ほぼパクリ…

表題作と歯医者の話、ひちわゆか先生の『少年はKISSを浪費する』にあまりに似てやいませんでしょうか。
キャラクターや設定、ストーリー展開もほぼ同じなら、台詞や何かの言い回しに至るまでところどころそっくり…

元の作品が大好きなだけにものすごく腹が立ちました。
パクるにしたってもう少し上手くやればいいのに。

1

無色透明「下衆とあばずれ」初回限定封入特典小冊子 特典

謎は解けたけど

この小冊子から待つことちょうど1ヶ月、
やっと本編の「無職透明」のコミックが出て、この小冊子の謎も解けました。

攻めの先生が、カメラマンだったこと、
雨の日が特別なのは、受けが攻めに拾われた日が雨だったからってこと、
攻めは受けを抱きつつも、
なかなか優しく接することができなかったり、他にも相手がいたりしたので、
雨の日に一緒にいれると受けはとても嬉しいってこと。

でも、本編…

2

無色透明 コミック

タクミユウ 

視覚的特別感が欲しい

先月出た「下衆のあばずれ」のコミックに、
この「無色透明」の小冊子が付いてきたのですが、
その小冊子だけだと謎が残りまくりで、
とても気になってしまったのでこちらの本も買ってみました~
うまく乗せられるタイプです(;^ω^)


ある雨の日に、
行く当てもなく濡れながらうずくまっている青年(受け)を、
気難しい性格のカメラマン(攻め)が拾う。
無色透明で何にも染まっていない受け…

6

下衆とあばずれ 「無色透明」初回限定封入小冊子 特典

ホントはあばずれが好き?

特典にはこの二人が来る!と信じてました♪ヽ(´▽`)/
「下衆とあばずれ」の遊馬と四ツ目、
相変わらずのひねた関係に
やっぱこの二人いいな~とニヤニヤできる番外編。


バーで男を口説く遊馬。
すると「デートですか?」と四ツ目から電話が。
同じバーにいた四ツ目、
「今 口説いている横の人 先輩の他に寝てる人いますよ」
と相手の素性を詳しく教えてくれちゃいます。
それを聞いてし…

2

無色透明 コミック

タクミユウ 

フェイズ(Phaze)

既刊「恋っていうのは」の関連作(過去編)ですが
本書は本書で独立した話になっており
あとがきでも前作については全く触れられていないので
パラレルとして読んでも問題ないかと思います。

【あらすじ】
カメラマンの手塚が、雨の日に拾った美しい青年・祐仁。
その無色透明で何にも染まっていない目が気に入り
汚してやりたいという欲望のまま無垢な身体を貪るが
何をしても祐仁は無垢なまま。

8

恋っていうのは コミック

タクミユウ 

恋焦がれ、恋乞われ。

恋はがむしゃら!
なんて軽いノリの話ではありません。

新進のカメラマン:祐仁への恋心に身を焦がす年下の編集者:千洋のがむしゃらが過ぎます。
千洋は初めて恋愛にハマるという経験にとまどい、振り回され何度も何度も泣きそうな顔で怒りながら祐仁に全身でぶつかります。

『かけがえのない』存在になりたい、好きな人には自分を一番必要としてほしい、という想いは誰にでもある気がします。
だから千洋…

4

下衆とあばずれ コミック

タクミユウ 

まとまりの良い短編集

リバれ~。
短編集ですが全作品リバればいいのに~と思いました!

【下衆とアバズレ】
大学時代の先輩で刑事:遊馬×後輩でヤクザ:四ツ目。
探さないと見つからない、ひょっとしたら探しても見つからないLOVEを探そうともしない間柄の話を久々に読みました。

手ひどいセックスでしか愛情(‥なのか?)を表現できない遊馬が自分の気持ちを整理できないままに四ツ目にぶつける姿がリアルです。
腰の…

5

無色透明「下衆とあばずれ」初回限定封入特典小冊子 特典

だ・・・誰?(*_*;

冒頭、雨の中を傘もささずに歩く少年が、一人。
「雨は 先生と出会った時を思い出すから 楽しい」
ってまあ、それはいいんですが・・・


これ、誰?


え?「祐仁(ゆうじん)」って――「下衆とあばずれ」の四ツ目の下の名前そうだっけ?
それとも「やさしい月」の・・・??

や、マジで探してしまいましたよ、祐仁。
あとでここを読んだら、ちゃんとkrovopizzaさんが正解を書…

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