しのだまさきさんのレビュー一覧

今宵の月のように 小説

神奈木智  しのだまさき 

今宵の月は朧月……という感じ?

この可愛い表紙は苦手なパターン……?と思いながら
警戒しながら読んだのだが、
地雷というよりなんだかボヤボヤした話だった。

小さなホテルを経営している家に引き取られた
血の繋がらない4兄弟。(1人だけ実子。)
両親が事故で亡くなり、残されたホテルをどうしていくのか……

そこに現れた曰くありげなカメラマンの・松浦と
高校生の三男・裕の話。

ホームドラマっぽくもあり、総ホモ…

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あの月まで届いたら 小説

神奈木智  しのだまさき 

お騒がせなあの子が登場

「今宵の月のように」シリーズの完結編とでも言うべき作品で、
「噓つきな満月」のスピンオフになる作品の文庫化再販本です。
シリーズの中では「小泉館」の4兄弟よりも意外に好きだったりするのです。
ヘタレで優しいいい人の攻め様と、身体から棘が出ているのではと思える受け様、
でもそうかと思えば捨てられた子猫みたいな様子も見せる、「噓つきな満月」で
お騒がせキャラとして登場した受け様が主役、それに…

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噓つきな満月 小説

神奈木智  しのだまさき 

相愛なのに互いに長い片思いの恋の結末

「今宵の月のように」の続編でシリーズの2作目になる今回は前作が小泉家の
3番目の弟とカメラマンのラブストーリーで、今作はお待ちかねの小泉家の
長男と次男のラブストーリーです。
小泉家は、長男以外は全て養子の4人兄弟なのですが、実子の長男が家出して
両親の死を知り、12年ぶりに帰ってきたことから二人の関係が始まります。
この長男の攻め様は、実はかなり臆病な上に、合理的な人物で叶わないと思う…

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噓つきな満月 小説

神奈木智  しのだまさき 

やっと、待たせたねv

客室5室の小さなホテルを両親を亡くした後、兄弟で切盛りしている「小泉館」の三男・裕編「今宵の月のように」に続いての、血の繋がらない長兄・潤&次兄・抄編。
91年のラキアノベルスの新装版になり、書下ろしに6Pのショート番外編が付いています。

10歳で小泉の家に引き取られて息子になった抄が、家族に遠慮してそして義兄への気持ちを押し込めて、家業を一生懸命やっている姿に、ああー!もっと自分を出せば…

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今宵の月のように 小説

神奈木智  しのだまさき 

攻め受け共にぽやぽや&ヘタレ系かも

レビューがし難い作品だと思ってしまった・・・
大人しくて気弱な受け様とお坊ちゃま系の攻め様との
成長ものラブロマンスでしょうか。                 
主役の二人よりも脇キャラが際立っているのでかなり二人の
印象がぼやけてしまうと私は感じてしまったかも。
両親の事故を学校で聞き、慌てて病院へ向かう受け様。
気ばかりがせいてしまい、パニック気味で病院までの
タクシーが捕まら…

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