鳶田瀬ケビンさんのレビュー一覧

パライソ コミック

鳶田瀬ケビン 

カネと芸術の世界

プロを目指すアーティストが集う、謎の島。
生き別れの母を探すグラフィティライター・恭介は
島を牛耳る組織「ギャラリー社」の幹部・ジンに
目をつけられ、身体を弄ばれると共に
贋作に手を染める画家の摘発に協力することに……


美しく力強い絵柄にパワーがあり
少年漫画誌掲載のダークファンタジーのような
雰囲気を醸し出しています。
(グロくない「デッドマン・ワンダーランド」のような)…

4

パライソ コミック

鳶田瀬ケビン 

物語のボリュームとインパクトのある力強い画力

ディストピア寄りの作品や様々なカルチャーからインスパイアされたような裏原系な雰囲気漂う作品とでもいうのでしょうか。
グラフィカルアート、ストリートアート的な何かのせいでその雰囲気がより一層増して、一昔前の世界やカルチャー スタイルを見ているような感覚になり、違和感を覚えてしまいました。
最高のスリルと非情なエロスとありますが、そこまで激しいものではなかったように思えます。
ドSの定義って難し…

4

恋と訳ありサイダー(表題作 「反逆シンメトリー」) コミック

鳶田瀬ケビン 

濃い絵柄×ポップなストーリー

前作『犬は甘美な夢を見る』でファンになった鳶田瀬ケビンさんの新刊。
ガトーコミックスなのでエロ薄なのは
覚悟していましたが
まさか全くないとは予想外でした(´・ω・`)
コメディからファンタジーまであって
楽しいですが、BLとしては少し物足りないですw


■「反逆シンメトリー」
テーマパークの着ぐるみアクターをやっている、ベテランと新人。
二人がそれぞれ担当する、
マナッテ…

2

刑事にロマンス コミック

鳶田瀬ケビン 

全体的にあと一歩かなと感じました。

発売から半年以上 経った頃に、違う出版社の他の作家さんのフェアのため、
あまり行かない書店に行った際、肝心の目的の本は無く、
その代わりに特典系つきの、この作品を見つけて、残り数冊しか
なかったので、あまり悩まず殆ど衝動的に新本で購入しました。

『犬は甘美な夢を見る』の作品にも特典系が付いていて、
『犬は~』は新刊チェックと、ちるちるさんの特集で知っていたので、
どちらの作品を購入…

0

犬は甘美な夢を見る コミック

鳶田瀬ケビン 

ファンタジーいいな。

表題作ももちろん良かったのですが、やはりファンタジー。

教会の神父リアンは不思議(治癒)な力を持っていて、
民の荷物運搬に付き添っている。
そこに現れたのが人狼一族で積み荷を盗まれた。
人狼は人間に害をなす悪い生き物!!
だけどリアンにはそう思えず、再び襲われた場所へ…

そこに現れたのは、あの時の人狼ハーディ(実は人間だった)
だけど過去の記憶をなくしてて…
人狼たちの縄張…

3

犬は甘美な夢を見る コミック

鳶田瀬ケビン 

オールバックって素敵ですよね。

ちるちるさんの特集で気になっていたこちらのコミックス、面白かったです♪予想よりも暴力や痛々しい部分は少なかったので読みやすくもありました。

表題作<犬は甘美な夢を見る>タイトルがまた素敵です。
お人好しが災いして借金を抱えてしまった受けの主人公(祐一)が、カジノで一発逆転を夢見て運を掴もうとする話ですが、掴めたのはカジノオーナー獅堂響(攻め)の飼い犬ポジションというお話。(笑・・・えない)…

4

犬は甘美な夢を見る コミック

鳶田瀬ケビン 

おお~こりゃ激しいわ

表題はタイトル通り、人に騙されるタイプのいわゆるいい人がやっぱりバカを見て、
とっても怖いカジノオーナーに犬扱いされている痛い作品なのですが、
最後に何処か甘さを含んだ思いが溢れてるような作品でした。

フルフムーンはファンタジックな内容で癒す力を持つ神父様と満月に現れると言う
人狼に救われた男とのお話。
村人を神父様が護衛して積み荷を運ぶなんて事をしていて、そこに人狼が襲ってくる。

1

犬は甘美な夢を見る コミック

鳶田瀬ケビン 

絵が魅せるストーリー

作者さん2冊目の単行本。
デビュー作のレビューにも書いたのですが、それと同様のものを感じました。
前作でも思ったこの絵にはファンタジーはよく似合う。
どの作品にも二人なら怖くないよ。というか、二人の結びつきの必然性の存在。
そして何より、この絵で表現するからこその、いわゆるよくある展開というのが独特の味を持って、その他沢山の中に埋もれない独自性を持つということ。
自分的にはやはりファンタ…

3

犬は甘美な夢を見る コミック

鳶田瀬ケビン 

変幻自在な短篇集

カジノが舞台の表題作、外国ものファンタジー1本、現代日本の日常モノ2本が入った短篇集。シリアス~コメディまで幅広く、またどのテーマにも素晴らしく絵柄がマッチしています♪

表紙のイメージを裏切らないキレイな絵に、それぞれの世界観の演出もうまく、どの話ももっと続きを読みたいという気持ちにさせられました。
ただ、表紙やオビの文から想像していたほど、エロスやバイオレンス的に濃いものがなかったのは意…

4

刑事にロマンス コミック

鳶田瀬ケビン 

これからは一人じゃないよ

作者さん初単行本♪
そっかー、カラー絵が白黒になるとこんな感じになるんだね、ふむふむ。。
同人作品は知らなかったのですが、pixvなど見ておりました時には想像できなかった漫画の質感に驚いております。
しかし、嫌いじゃないです。
むしろ、どんどんと引き込まれていって、特にこのタイプの絵柄には3本中2本がファンタジー設定の作品なのですが、それがとてもよく合っていて雰囲気がでているのですよ。

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