華藤えれなさんのレビュー一覧

スレイヴァーズ グレイス 小説

華藤えれな  雪舟薫 

よかったねぇぇぇぇ

大団円でよかったよかった。
CD→発売毎文庫・・ときて待ち切れず新書版を購入してしまいました。
いつまでも愛に気づかない柊一にじれにじれまくったこのシリーズですが、幸せな人生を送れそうな終わりで良かったです。
後遺症なくてよかったね・・・。
でも、もう隠し事はしない、とか、口が聴けるようになったら「愛している」と告げるとか、○○になったら○○しよう、と決めるくせにその時になったらできない、…

5

微睡む夜明けの秘めごと 小説

華藤えれな  梨とりこ 

マッドサイエンテイスト的な

もってあと半時、医者の誰もがお手上げな銃で撃たれた怪我を治してしまうんだから、レオノフは相当な名医と言って良いのかな。

守ってくれたSPを置き去り、もし即死だったとしても放置するなよです。。。
こんな、大臣はいりません。

侑耶の怪我は移植が必要なほど内臓が損傷していて、ドナーとなったのはレオノフの愛するだったらしいんですが……再会を待ち望んでいたのに真実を知ると身体だけの関係で良いな…

4

花蝕の淫―狂おしく夜は満ちて― 小説

華藤えれな  朝南かつみ 

ひどいひどいひどい

容赦ないよ。京都弁の清祥が美しいなと思ったら、竜二郎が現れて他の僧達の前で清祥の背中にある刺青を晒し、犯そうなんて。
この、清祥の実父の命令だそうで。
二度と仏門に戻れないように後輩の僧達の前で辱しめるのが……冒頭からなんて残忍な……。

本当にひどい父親です。
愛人にするために強姦し、生まれた子が清祥。
清祥が長男だから六代目に?
そして、竜二郎に父親の命令で犯される。
読んでて…

0

ジャガーの王と聖なる婚姻 小説

華藤えれな  周防佑未 

ラテンなジャガー神

ブラックジャガー×日系メキシカンの警察官。
華藤さんとは個人的に相性が悪いのですが、今回もびっくりするくらい萌えなかった。なんていうか、好みの展開の片鱗はあるのに、ことごとくツボを外されるような…。
たとえば、受けが密輸されそうになっているアルビノのジャガーを命がけで助けます。これは萌えな展開なのですが、その後せっかく助けたアルビノジャガーに懐かれるわけでも感謝されるわけでもモフモフさせてもら…

6

花蝕の淫―狂おしく夜は満ちて― 小説

華藤えれな  朝南かつみ 

文章が。。。

文章がなじめなくて、全く入り込めませんでした。

業の深い運命を背負って仏門に入ろうとする美しく若い受けと、ヤクザの若頭。桜の頃、山奥の苔生した寺、対照的な黒のイメージの男、入れ墨と、美しいイメージがいくつも浮かぶ設定。
受けは、純粋ながらも奥に秘めた強さがあり、攻めに出会うことで、男を魅了する体が、花のつぼみが開くように開花してゆくー
とても雰囲気のある設定だけに、地の文や台詞の日本語が…

1

花蝕の淫―狂おしく夜は満ちて― 小説

華藤えれな  朝南かつみ 

朝南かつみさんの艶っぽいイラストにやられた

華藤さんらしい重苦しくてドロっとしたお話でした。

清祥は父親のわからないまま生まれ母亡き後祖母に育てれるが、花街で男子は育てられないと養子に出された。
養父母からは預かり物のように大切に育てられたが、家族の情やあたたかな触れ合いとは無縁な生い立ちだったせいで、人との間に壁を作るような接し方しかできなくなっていた。
大学に入って漸く養父母から離れ息がしやすくなった頃、カタギとは思えない男龍…

2

銀狼の婚淫 小説

華藤えれな  yoco 

もふもふとちょっと残酷な童話

終わりない呪われた生に倦んだ伯爵と天涯孤独な明るい前向きな青年の恋です

孤高の狼がかっこよかったです。
人に追われ裏切られ最後は人を呪いながら死んでいった銀狼の呪いを解く鍵は、やはり愛でした。
お互いの背景や過去の所業のために愛したり憎むわけではないのですね。
慈しんでその最後を看取った老犬タロへの愛生の愛と、愛生へのタロの愛。
人とはどこまでも強欲で自分勝手な生き物だと思いました。…

1

ジャガーの王と聖なる婚姻 小説

華藤えれな  周防佑未 

ラテン系モフモフファンタジー

メキシコで警官として働く日系メキシコ人・英智(受け・23歳)は、空港で密輸寸前のアルビノジャガーを保護。
逃げる際撃たれ命を落とすが、人豹王国の帝王・レオポルト(攻め)により再び生を得る。
英智はレオポルトの花嫁として儀式に出ることとなり…。

花嫁といっても実質は「闇の世界を統治するためのパートナー」という意味合いが強く、英智はレオポルトが道を誤らぬよう見張る役割で、彼を殺し別のジャガー…

12

飼育の小部屋~監禁チェリスト~ 小説

華藤えれな  小山田あみ 

甘口です

このタイトルに、この惹句。
そしてこのあらすじ。
さぞやエロエロな監禁調教物と期待すると…。

そこは華藤えれなさんなので、エロエロと言うよりは、大時代メロドラマ。
調教じゃなくて、薄幸、不幸に耐える喜びにうち震える受けと、そんな受けの奴隷願望に翻弄されるご主人様になりきれないヘタレ飼い主の攻防を、水の都ベネツィアの冬を舞台に、チェロのエロいメロディに乗せ、芸術性豊かに謳いあげる。
っ…

2

ぴくぴくお使い狐、幸せになります 小説

華藤えれな  サマミヤアカザ 

小夏の綺麗な心に、涙が…

神社の狛狐、小夏は神様のお使い狐として村の人々に幸せを届けていました。ある日人間に撃たれ、危うく殺されそうになったところを、子爵家の御曹司である倫仁に助けられます。

神社がダムに沈むことになり、自分の寿命を知った子夏は、最後に倫仁を幸せにしたいと悪狐と取引をします。期間限定で人間になった小夏は、倫仁の側で桜が散るまでの間、今まで知らなかったことや感じたことのなかった気持ちを知っていきます。

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