華藤えれなさんのレビュー一覧

「愛のマタドール」ご購入特典・書き下ろしペーパー 特典

マントをエプロンに、ムレータを鍋に持ち替えたマタドール♪

本編後の甘い後日談。
イケメンマタドールは、その持ち物をキッチン用品に変えても様になるようでw
そんな彼を感心しながら見つめているのは、まともに料理ができない颯也です。
しかし、サングリアを作るそんな愛する人の指先に、昨晩の官能の場面が蘇ってしまう。
赤ワインにまみれながらのエッチってーーー!!
すっかりユベールは颯也に執着をしているようで、
外面はストイックを装っているくせに、颯也に…

4

愛のマタドール 小説

華藤えれな  葛西リカコ 

愛とは生への執着となる

闘牛士×神父。
う~ん、、これも華藤さん作品の鉄板職業ですが、まさかの組み合わせ!
常に死と隣り合わせの闘牛士と、人の生き死にに寄り添う神父だなんて因縁すぎる関係で、ワクワクしておりました。
スペインの、その状況描写がいつもの如く目の前に浮かびます。
ジリジリと暑い太陽に乾いた風、アンダルシアの大地に広がるヒマワリ畑。
セビーリャの柑橘の匂い。
そしてなにより、闘牛士が牡牛と対峙するそ…

14

愛のマタドール 小説

華藤えれな  葛西リカコ 

無自覚で愛を希う死神に取り付かれ攻め様

闘牛好きの作者が贈る、熱狂的な闘牛の世界と、生と死、過去と未来、そんな感情が
この1冊に詰まっているような作品だったように感じます。
作者の闘牛ものと言えば、新しいところで、今年の初めに発売された作品も思い出す。
既刊の「神に弄ばれた恋」も闘牛のお話で、ムービックから発売になっているので
まるっきり別物なのですが、今回の作品には実はその時の主役のサタナスもちらっと
出ているのですよ。

16

眠れる森 小説

華藤えれな  いさき李果 

無邪気な子供が食べた禁断の果実

とても切なくて痛ましい内容が中盤以降まで続くストーリーでしたね。
主役である受け様が無垢な心を持っている天使みたいな感じなので余計に痛さを感じる。
それでも、最後はおとぎ話の童話のように受け様が幸せになるので救われる感じです。

内容は、事故で12歳からの記憶を無くし、マフィアに借金がある為に男娼として
一人で働きながら暮らしている受け様。
年齢は20才になっているけれど、8年前の事故…

17

眠れる森 小説

華藤えれな  いさき李果 

不幸健気受けの極みをいく

旧東ドイツ領、ハンブルグ~ドレスデンを舞台にした作品。
華藤さんらしい切なさが全面に出た不幸健気受けに思わずウルっときてしまう作品でした。
不幸健気受け、嫌いじゃないです、時には好物だったりします。
しかし痛さを軽減する為なのか、健気が勝ってしまい、アホの子と紙一重になってしまったり、お相手になる男性が滅茶いい人だったり何かあったとしても、自分的に臭さを覚えるようなハッピーエンドを持つものが…

17

アマンテ 小説

華藤えれな  円陣闇丸 

タンゴはあなたとしか踊れない

雰囲気【は】良かった『サウダージ』のスピンオフ。
アルゼンチンタンゴの調べをBGMに、舞台はブエノスアイレス、
ビクトル(義父・マフィアのドン)×ロベルト(義理の息子)です。

跡取りのレオン(サウダージの攻)とともに、スラムから引き取られたロベルト。
陽のあたる表の世界で生きていってほしいと、マフィアには関わらせず
ロベルトを慈しむビクトル。
たとえ手を汚してもそんな彼の側にいたい…

3

サウダージ 小説

華藤えれな  円陣闇丸 

絵と道具立てには萌えましたが…

ブエノスアイレス、タンゴ、マフィアとかっていうだけで、
独特の情緒があって心惹かれちゃうのに、挿絵が円陣闇丸様!
ちょっとねっとりエロいのが読みたいなーと思った気分にピッタリだったのですが
正直、その期待はスカでした=3

冒頭のダンスシーンの雰囲気は良かったのだけれど、
主人公が捕まってからは、なんだかつまんなーいってなってしまいまして。
折角の監禁陵辱、首輪付きなのにーw

1

ルナノベルズ2012 春のらぶらぶv小冊子 特典

エゴイストMの屈折

華藤えれなさんの「あなたは僕を愛していない」の番外編。
どこで読んだのか忘れていたけど、ここに入っていたのね。
素直じゃない攻め様がせっかく用意したプレゼントを渡し損なうお話。
一臣が天使過ぎるぅ。

そして「闇探偵シリーズ」の番外編。
れなさんの罪や淫らシリーズでおなじみのミトモねえさん。
小冊子の番外編には必ずと言っていいほど登場するミトモねえさんがこちらにも登場。
犬も食わな…

1

ミッシングコード コミック

華藤えれな  水名瀬雅良 

う~ん残念><

水無瀬雅良さんが大好きで、原作付きの作品を描かれるとは珍しいなぁと思いつつ読んでみました。
サスペンスモノというこれもまた水無瀬さんとしては珍しい領域かと思います。
華藤えれなさんの作品もマフィアものを数冊読んでいて結構好きだったのですが、この作品は設定、雰囲気ともいいものを持っているのに、謎なことが多すぎて、淡々と物語が進んでいき、盛り上がりに欠けました。
かなり複雑な設定のわりに台詞が少…

1

微睡む夜明けの秘めごと 小説

華藤えれな  梨とりこ 

とてもロマンティックな執着愛

SPと軍医とのミステリアスな恋愛ストーリーで、全てはここから始まっていたんだと
後半になるごとに真実が見えてくる、かなり惹きこまれる作品でした。

警視庁SPだった受け様は、外務大臣の護衛でロシアまで出向いた時にテロに遭遇し、
大臣を庇って銃弾に倒れる事になります。
そして、そのまま助けられもせずに、打ち捨てられたように置き去りになれる。
しかし、そんな時にロシア軍人の中尉に助け出され…

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