華藤えれなさんのレビュー一覧

この美しい愛を捧げたい ~王とオメガと王子の物語~ 小説

華藤えれな  八千代ハル 

今回のスイーツは

八千代先生おっかけで購入(表紙神)。お話はえれな先生通常運転ではと思われるもので、既刊大好きな方でしたらおススメです。攻め受けどちらにも入れ込む部分は少なかったので中立寄りの萌にしました。本編240Pほど+あとがき。

ワラキア公国の薔薇の谷と呼ばれる町で「ニコの幸せガーデン」というカフェを一人営むニコ。隣国モルダヴィアからの戦争避難民だったのですが、1歳のミカリス(♂)の世話をしながらのカフ…

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「この美しい愛を捧げたい ~王とオメガと王子の物語~」コミコミ特典限定書き下ろしSS小冊子 特典

ミカリスの秘密

ミカリスが二歳数ヵ月の頃のミカリス視点のお話です。

ミカリスは本編でも賢い赤ちゃんだなぁと思っていたのですが
こちらを読んでその謎がとけます。
まさかの特別な力があったなんて…!
でもその力があったからある意味生き残れたんだなぁと思いました。
特別な力はそのうち無くなってしまうもののようですが
今はニコもレヴァンもいるから、必要ないものなのかもと思いました。


それにしても…

4

この美しい愛を捧げたい ~王とオメガと王子の物語~ 小説

華藤えれな  八千代ハル 

健気だけど芯がある

挿絵買いです。

始まりが不穏で、ドキドキしながら読み始めました。
不穏な始まりから、回想されるのですが
この不穏はどこに繋がるんだろう…?と
ずっと不安な気持ちで読み進めていました。

その中でニコが隠していることを知り、
レヴァンの抱えているものも知ります。
お互い好き同士なのに、ニコの隠しているものが大きく
レヴァンに「嫌いになったら捨ててください」と言うニコにすごく胸が…

6

この美しい愛を捧げたい ~王とオメガと王子の物語~ 小説

華藤えれな  八千代ハル 

一生懸命で健気な受けさんに萌え。

華藤先生の新刊はオメガバースもの。
そして、華藤さんと言えば、とお約束ですね。ヨーロッパ風味溢れる作品でした。先生曰く東欧の南の方、をイメージされたのだとか。今巻も華藤さんらしい一冊で、華藤さんワールドへようこそ!なお話。

その世界観を八千代さんが描かれてる…!
可愛いし美しいし非常に眼福です。

ということでレビューを。ネタバレ含んでいます。ご注意ください。





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オメガの初恋は甘い林檎の香り ~煌めく夜に生まれた子へ~ 小説

華藤えれな  夏河シオリ 

辛い展開は長いけど…

北欧が舞台で、 Ωは文明から離れた民族以外、人工授精でなければ誕生しない数の少ない貴重な存在になっている世界観。Ωは繁殖能力をなくしたαの存続のために国によって管理されている。ハルは珍しく自然妊娠で生まれたΩで、自分の両親を知らない。気づいた時には施設にいて、施設長の養子にされていた。今や珍しくなった自然妊娠で生まれたΩを観察するために。そして余計な知識を身につけないようにハルは世の中のことや文字…

3

愛される狼王の花嫁 小説

華藤えれな  yoco 

異世界へタイムトリップ

現代に生きる、生まれつき耳の聞こえない、そして唯一の身寄りの祖父が亡くなった悠羽が狼王の物語が記されたタペストリーの世界へ時を超えてタイムトリップするお話。

狼王の婚淫の続編と思って読みましたが、そこまで前作の影響を受けている感じではなさそうです。前作の後のお話で、同じ世界観ではあります。

悠羽は狼王の身に起こる出来事をタペストリーを通して知っているので、過去にタイムトリップして狼王を…

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銀狼の婚淫 小説

華藤えれな  yoco 

おとぎ話みたいなお話

幼少期のはっきりとした記憶のない愛生がぼんやりと覚えているのは狼王の背に乗せられて森を走ったり、体を舐めてもらったりして育ててもらったこと。そんな愛生は20歳になり、施設の存続のため施設長からある侯爵に金を無心するように言われ、国を越えてとある森へとやってくる。初めて見る光景のはずなのにどこか既視感を感じる愛生。その侯爵は名前も国籍もない愛生に名前と国籍を与えてくれた恩人だった。

森で会った…

1

「禁じられたアルファの子番外編」コミコミスタジオオリジナル特典書き下ろし小冊子 特典

甘さがぎゅっぎゅっ

本編終了後、ジュリアン、イアンを連れて家族四人で新婚旅行へ行くお話です。

優杏が命を懸けて、ジュリアンを育ててくれたからってのもあるだろうけど
ジュリアンの優杏に対する愛が惜しみなく書かれており
とても微笑ましい光景だなぁと思っていたのですが、
優杏とジュリアンの話に危機感を感じるニース。
それもまた可愛かったです(*´▽`*)

ジュリアンはやっぱり二人の子供だなぁってしみじみ…

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禁じられたアルファの子 ~誓いのはちみつマドレーヌ~ 小説

華藤えれな  八千代ハル 

私には辛かった

オメガバース作品を数多く読んできましたが、
近年はオメガに対する扱いがそこまで酷くない作品も多い中
こちらはオメガに対する扱いが酷いタイプの作品でした。

子作り専用オメガを育てる学院があるのですが
そこの学院の生徒の優杏と、貴族でアルファのキースとのお話です。

普段から甘い作品ばかり読んでいるからなのか
とても辛いところが多く感じました。

最初は甘いんですよ。
でも…そ…

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共棲愛―シンクロニア― 小説

華藤えれな  海老原由里 

切ないけどこれからも

死にネタ、はダメって方もいるんでしょうが、私は大丈夫でした。
それより、新堂の気持ちの辛さ、羽月の辛さ、どちらも切なくて。

身代わりとして好きなのか
身代わりにされても好きなのか

移植による兄との共存、そんなこともあるのかも知れないけれど、それだけじゃ無いと思いたい。彼らもきっとそう思っていると。
振ったり振られたりして別れる関係と、ある日突然失ってしまう、それももう二度と会えな…

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