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3/11(合計:103件)
久能千明 沖麻実也
M
ネタバレ
読むのもったいない気しかしなくて、なかなか読めなかった本をようやく読みました。 この本は「青の軌跡」というシリーズの番外編。個人的には、今まで読んだBLの中で一、二を争う名作だと思っていたので、シリーズが終わってしまった時には本当に悲しかったし、これ以上続きが読めないんだって思うとものすごく悲しかった上に、ちょっと消化不良のところもあったので、続き読みたさに、作者さんに凸しようかと思うくらいモヤ…
絵夢
このシリーズは発売されて日をおかずにリアルタイムで購入していたので初読みは桜桃書房の「エクリプスロマンス」です。 カバーが描きかえられていてとても美しい~♪ こちらも新装版に掲載された「インターミッション」のために新装版上巻と同時購入。 三四郎とカイの心の声・・・闘うふたり、良いコンビ(バディ)だと思います(笑) たぶん、新装版を購入するのは「青の軌跡 上・下」だけかな~。 ちゃんと調べ…
本編の感想は旧版のほうで書きましたので新装版で変わったところについて・・・。 まず、カバーを沖さんが書き直したそうです。 あ~美しい♪ そして、旧版?には掲載されていない「それさえもおそらくは平穏な日々」 三四郎がいたずらする話ですね。 アルコールに関わるいたずらは、ロードとサンドラには歓迎されましたが・・・カイには(笑) だいたい、三四郎はアルコールにあまり強くないはずなんです。 …
上巻でもドタバタしていましたが下巻はもっと・・・。 サンドラとロードのバディには問題がありませんが、三四郎とカイは、バディと言っても男性同士(だってBLだもの・笑) その上、三四郎は士官ではなく傭兵あがり、カイは月生まれの純粋な月人(ルナン) カイがバイザーで隠している瞳はカレードスコープアイ(万華鏡の瞳) 手当たり次第に相手を誘惑してしまうという優れものです。 しかし、三四郎には効果が…
いよいよ本棚から追い出されましたので書かなくちゃ。 思えば、久能さん、沖さんとの出会いの本がこれでした。 書店で沖さんのカバーの一目惚れしました(笑) SF、舞台は亜光速(時代を感じます)で宇宙を翔ける惑星探査船「ジュール・ベルヌ」 上巻はその説明と4人の乗組員の紹介という感じです。 ジュール・ベルヌのセカンドクルー、マザーコンピューターによって選ばれた二組のバディ。 サンドラとロード…
久能千明 蓮川愛
snowblack
相変わらず自分を遠ざけようとする亜久利に、 駆り立てられるようにして潜伏捜査に乗り出す譲。 物語は、エイという得体の知れない少年の登場で動き出す。 エイの恐ろしさに、必死でお互いを守ろうとする亜久利と譲… 結局事件は、「いったん」という感じであっさり終息するが、 本当には何も解決しておらず、巨悪の匂いのする真相に興味を引かれながら読了。 これに関しては、シリーズを全部読んで初め…
兄の親友であり元警視の亜久利に憧れ警察官になった譲は、将来を嘱望されながら2年前突然警察を辞め 自分の前からも姿を消してしまった亜久利を、ある日偶然街で見かける… 『青の軌跡』がとても面白かったので、久能先生の本を他にも読んでみたいと手に取った本。 10年位前の本の文庫化とのこと。 この本、いきなりの喘ぎ声のシーンから始まるのだが、内容はかなり硬派。 美人で頭も切れ、お飾りのキャ…
久能千明 木根ヲサム
『青の軌跡』の久能さんの'93年のデビュー作、2009年の新版です。 1930年代、魔都・上海。 タイトルになっている大型バイク陸王に跨がる将校・藤堂と、美貌の新聞記者・折原。 折原は、軍の暗部をスクープするも、記事は握り潰されボロボロになりまで拷問され、 死を覚悟したところで華族の父に助けられ、飼い殺しにされる為に上海に飛ばされる。 美しく、プライドが高く気が強く、手負い…
かえっちょ
前作は未読です。 話の前半のテンポのよさと、後半のシリアスさのバランスが非常によい作品だと思います。 キャラも魅力的だし、お互いの存在、そして恋によって彼等が変わっていく様がよく出ていると思います。 ただ、私はもう少し佳也と元同僚の関係や、佳也が一人で追うことになる事件に対する彼の心の内や、彼の行った捜査手順など、描写がないわけではないのですがもう少し見せてくれたら更に面白かったのになぁ…
とりあえず、幼馴染みカップルの田嶋と樹は、雨降って地固まる・・・誤解が解けてめでたしめでたしの結末。 さて、事件です。 こちらは・・・う~む、男子高校生ってここまで女々しいものなのか・・・。 そういう部分は誰にでもあって、でもだからといって人を傷つけて良いわけではなく・・・。 そしてまた罪を曖昧に許す展開。 このシリーズ、ミステリー仕立てでしたが、最後まで罪を犯した人は裁かれませ…