久能千明さんのレビュー一覧

あやし あやかし 誰彼妖奇譚 下 小説

久能千明  蓮川愛 

綺麗に伏線回収されました。

上巻で不在となっていた護主様。

五頭竜にされた実兄と共に登場いたしました。


そして前巻で謎だった冬哉の正体も、とうとう明かされましたね。
デイダラボッチだそうです。

だから傷の治りが早かったのですね。
薄々そういう系かなあとは思っていましたが、まさかそんな設定だったとは!

けれど納得です。

本人は自らをあやかしではないと言っていました。これに関しても色々説明が…

1

あやし あやかし 誰彼妖奇譚 上 小説

久能千明  蓮川愛 

久能先生のお久しぶりの新刊は、幻想小説だそうです。

大正末期が舞台(あとがきには、大正後期から昭和初期が舞台と先生は仰ってましたが)。


とある村に古くから伝わる「五頭竜伝説」の調査を任された大学生の冬哉が、禁じられた山の中へ入り、熊の罠にかかって足に大怪我を負ってしまう。


彼を助けたのは、身代わりの巫女として五頭竜に仕えている少年スイだった。
スイは御主に拾われ、下界と関わることなく生きてきた。
そのためどこか感覚が冬哉とは…

0

あやし あやかし 誰彼妖奇譚 上 小説

久能千明  蓮川愛 

内容が深すぎる

冬哉×スイ


時代は大正末から昭和初期。
風習や伝説、伝承、神話が根強くて、
物語の登場人物はまだ少ない段階でも深遠さが見えてきた。
個人的には、深すぎて読むのがキツかった。
上下巻の紙版を揃って買ったけど、
下巻はまだ読む気になれない。
中身の挿絵が少ないのも残念でした。(各巻で3ページずつ)


主人公である科学と論理の主義者、
伝説を信じない大学院生の冬哉が、

2

あやし あやかし 誰彼妖奇譚 下 小説

久能千明  蓮川愛 

下巻

蓮川先生なのでマストバイ。上巻読みだしたら読み止められず下巻まで一気読み、しんどかった(笑)。お話として面白かったし、好きなサブキャラいたし、気になる部分残っているので、続き出るなら買うなと思ったので萌にしました。下巻、本編310Pほど+あとがき。

上巻で、スイを何とか助けたいと考え手を出した冬哉。でもスイはその願いも聞かず・・・と続きます。

新たに登場された方は
御蔵慧吾(昔の御蔵…

3

あやし あやかし 誰彼妖奇譚 上 小説

久能千明  蓮川愛 

和風

蓮川先生なのでマストバイ。久能先生初めましてでした。表紙の通り和風ファンタジーで、あれこれいっぱいあります。上下巻で終わりかと思っていたのですが、・・・?上巻本編320Pほど+あとがき。

華族の出自をもつ左京から、滝守村にある五頭竜山に行き、ある人に会ってくれと依頼され出向いた冬哉。排他的な雰囲気の中、注連縄をくぐり上った山中で、しかけられていたワナにかかってしまい・・・と続きます。

1

カデンツァ(7) ~青の軌跡<番外編>~ 小説

久能千明  沖麻実也 

感慨深い

昔々シリーズ一作目の『青の軌跡』を読んですぐ三四郎とカイに夢中になり既刊を読み漁るも、タイトロープダンサーの途中で胃が痛くなって脱落したんですよね。私はキング・オブ・面倒くさい受けことカイが大好きなので、三四郎も一生忘れられないくらいカイに夢中になって添い遂げると言ってくれればいいのに…単純なのに薄情な三四郎が憎い…と思っていました。
最近になってカデンツァの存在を知り一作目から読み返してみまし…

4

カデンツァ(7) ~青の軌跡<番外編>~ 小説

久能千明  沖麻実也 

2人の関係に名前をつけるとしたら

カデンツァの最終巻で青の軌跡シリーズの最終回でもあります。
長かったですね…

凱が、「自分のほうがカイと一緒にいた時間が長い」とカイに言いますが、カイと三四郎が一緒にいたのは本編の飛行任務の間だけだし、その後リリアンが8歳なことからみても別れてから10年は会ってないと思われます。
でもそれだけ濃厚な関係だというのはわかるのは不思議な感じです。

でも果たして付き合おうとか言って付き合…

7

カデンツァ(6) ~青の軌跡<番外編>~ 小説

久能千明  沖麻実也 

終わりが見えてきた

最後にこのシリーズを買ったとき、なかなか終わらないと続きが出ても内容を忘れているなと思い、完結してからまとめて読もうと決めて数年…。
最終巻がまとめて刊行されてほんとによかったです。

買ってない巻を全部買い揃え、最初の方は読み返して…やっぱりけっこう忘れてましたね…。作者さんでさえ、忘れていたと書いてるくらいなんだから。

ラブストーリーならともかく、これはSFでアクションもので政治も…

3

風と杜神 小説

久能千明  尾崎芳美 

時代物ファンタジー

ファンタジーな時代物が読みたいとちるちるさんで検索していた時に見つけた作品です。
表紙の日本的な雰囲気と龍が登場するということに惹かれました。
久能さんも挿絵の尾崎さんも初めて目にする作家さんでした。

ストーリーは結城郷の杜神である伊織のもとへ父親が死んで新しく領主になったという10歳の少年が新領主としての挨拶にやってきた所から始まります。
結城道鷹と名乗るこの少年はわずか10歳とは思…

0

それさえもおそらくは平凡な日々「カデンツァ~青の軌跡<番外編>~」番外編 特典

藍の趣味に付き合うのは吝かではないけれど

本品は『カデンツァ~青の軌跡<番外編>~』の
コミコミスタジオ限定特典小冊子になります。

カイと三四郎が
藍を引き取ってから1年後のお話です。

カイと三四郎が藍に出会ってから
1年が経ちました。

藍を引き取るにあたり
三四郎は黒幇の仕事を請け負い
宇宙を飛び回っていますが、

カイは藍を引き取るにあたって
三四郎に条件を出しました。

・定期的…

1
PAGE TOP