九號さんのレビュー一覧

高潔であるということ 小説

砂原糖子  九號 

巡りあえてよかった

小説はあまり読まない方(BLは)なので、他の方よりも甘い評価かもしれません
悪しからず…

キャラクター、ストーリー、九號先生の表紙と挿絵
すべてが私好みでした◎

特に志田さん
私は「高潔」であったのはやっぱり志田さんだったと思います
誰にも知られない優しさが切なくて、上手くできない不器用さがもどかしくて…
それに気がついた真岸はえらい!
真岸のおかげで志田さんは救われて、志田さんのおかげで真岸…

2

ACID TOWN 3 コミック

九號 

大きな流れに巻き込まれていく!

表紙からテツがいなくなってとうとう兵頭とユキだけになっちゃいました!!
だからといってテツがのけものにされたわけじゃないんですよ(汗)
ユキの前に現れた憎しみの過去しか持たない父親という阿成が現れた前巻。
今回は、ユキとテツ、ユキと兵頭の関係だけでなく、不気味な動きをするチャイニーズマフィアの王、そして”蛇”の頭の中本の存在が何か大きな影響があるようで、とうとう兵頭のいる青道会と、黒龍の戦争…

2

愛の弾丸 小説

小川いら  九號 

さらっと読めました

 ヤクザの愛人の子として生まれた宇佐美英志は、一見勤勉なサラリーマンだが、暴力団の一員。
 横浜の事務所を任されてはいるものの、英志は自分を取り巻く今の状況を不本意だと思っていた。
 おまけに自分はどうなってもいいと考えているから、実は自分の美貌と身体を利用していたりもした。

 そんな英志の事務所にフリージャーナリストの国木田哲夫という男が怒鳴り込んで来た。
 実は戦場カメラマンを主に…

0

後は灰になってもいい 小説

斉藤まひる  九號 

やさぐれて、派遣切りそして戦場カメラマン~時事満載!

実はこの作家さん、ちょっと一筋縄でいかない人物を、ちょっとBLには珍しい人間を描くので密かに注目している作家さんです。
お話自体も、職業についてかなり詳しく経済の話しを盛り込んで、この話の設定と経過年数にふさわしい背景を持ってきているところがユニーク。
主人公にかんしても、今回は経済ヤクザが主人公ですが、よくあるスマートで冷酷で頭が切れてイケメンで、、、という格好いいイメージを覆す?
確かに…

4

僕らにまつわるエトセトラ コミック

九號 

青春エトセトラ

発売と同時にかった筈なのに今頃読んでいるという罠w
絵柄的には凄く好みで、読むの楽しみにしてたんだけどな。
お話としては親友もの。
いつも仲良しで、一緒に居て仲のいい2人。
そろって野球が好きだった。
けれど、事故をきっかけにぴたりと野球を止めてしまった。
そんな2人の今とそれからと・・・なお話。

エロとか、ガッツリBLという感じではないのだが、
それがなんか妙に爽やかでよかっ…

1

その純情を暴け 小説

李丘那岐  九號 

亮君みたいな弟がほしい!!

この本は『この愛を喰らえ』に続くシリーズものの、第2弾です!
ワタシは個人的にお兄ちゃんには萌を感じなかったんですが、
ずっと、弟可愛いなぁ(*´∇`*)と思いながら読んでましたww
『馬鹿な子ほど可愛い』な本です!

ぜひ読んでみてください(*´ェ`*)ポッ

0

ACID TOWN 1 コミック

九號 

自分の全て投げうってでも、譲れないモンがあるんだ…。

「あいつの為なら、なんだってしてやるよ」
最愛の弟ジュンを見舞った病院からの帰り道、ジュンの不安を知ったユキ(ユキオ)は親友テツ(鉄志)へと告げる。真実、ユキはジュンのためならば己の命さえ投げうってしまえる人間だった。ジュンの入院費のために青道会の事務所に忍び込んだことや、危ない橋を渡って稼いだ金でジュンに本を買い与えることがその証拠だ。それを肌で理解するテツは、自分にとって誰よりも大切な存在で…

3

彷徨える弾丸 小説

小川いら  九號 

ターミネーター×仔猫ちゃん

『愛の弾丸』のスピンオフで、その存在が気になった若頭・大江のお話。
ヤクザの世界が舞台なのに、前作に比べて、あれ?っていうくらいコメディなのか?と勘違いするほどなのは、主人公の少年の性格によるのでした。
少年の人柄で、ターミネーター大江も骨抜きww

生活能力のない画家の父親と二人暮らしの千里は、高校へ通いながらも生活の為朝も晩もバイト三昧。
でも父親の描く絵がどんなに世間に認められなか…

3

かくも長き眠り 小説

榊花月  九號 

ラブは弱いけど面白かった

『ダークサイドを歩け』の続編です。
面白かったー。
トラウマを抱えて一人で過去と対峙し、奮闘する主人公の受けが大好きでした。
あまりにも強くて賢くてなんでもできちゃう受けなので、攻めの活躍がショボいのですがw、そういう部分まで好きでした。
前作と同じく、もうちょい攻めの過去や背景が見えたらいいんだけどなぁとも思いましたが。

こういう社会問題を扱うお話って、作者さんの持ってる価値観が物語のなかにど…

5

ダークサイドを歩け 小説

榊花月  九號 

ヤクザ×元刑事な探偵

ダークサイドというほどダークなお話ではなかったけど、アウトローな男同士の恋に萌えました。
受けは元刑事な探偵で、過去のとある事件をきっかけに刑事を辞めたんですが、物語が進むとともにその過去が少しずつ明らかになってきます。
ヤクザ攻めとは、刑事を辞めた直後に知り合い、身体だけの関係を続けている。
受けの性格がたまらなく好きでした。強くて賢い。トラウマと向き合い、何度も自分自身と対話するんだけど、そこ…

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