桑原祐子さんのレビュー一覧

ハウスメイドに恋をして 小説

森本あき  桑原祐子 

将来有望な男の子

シリアスと言うか、切ないストーリーなのですが、母親に先立たれた子供が
ホントにほのぼのとした緩衝剤になっていて、暗くならないで済む感じでしたね。
賢い一人息子の父親でもある受け様は、10才違いの小説家だった妻に先立たれ、
妻からの息子にお金を惜しまないでかけて欲しいとの言葉を忠実に守り、
住み込み家政婦を雇う事にし、そこにやって来たのが一見すると怖い感じの攻め様。

妻を亡くして2年弱…

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嫁キュン コミック

桑原祐子 

BL初心者さんに丁度良い感じ。

表紙の色合いが超ラブリーです♪
桑原先生、少しだけ絵柄が変わったかしら?でも相変わらず綺麗で丁寧な絵ですね♪
というわけで絵的には全然問題ないんですが、
内容が・・・ッ(^_^;)

表題作「嫁キュン」は、背の低い男前チビ攻め×背の高い可愛い顔受け、でした。
内容は何か今時のはやりを取り入れた感じでしょうか。
全体的にオトメン(乙男)な雰囲気が漂っている。
そして男娘も入っていて、…

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嫁キュン コミック

桑原祐子 

かわいい!

元々花嫁系の話が好きで好きで、このタイトルでこの絵はなんて私得!と思い買いました!
まさに期待を裏切らない作品でしたね。

メインの方は嫁の方が背が高くてしかも色々可愛すぎて思わずにやにやしてしまいましたw
これは平蔵もああ言うわなって感じですw
平蔵の為に努力する寛美の姿がもう見てるこっちもキュン!とします^^
寛美の方が自分より遙かに女子力高いと感じましたw

あともう一つの童…

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嫁キュン コミック

桑原祐子 

身長差を感じさせない

以前「愛する男たちの背丈の話」というコラムで、
「(攻めが受けより小さい場合)どの攻めも気合がある(「強気」「傲慢」が似合う)」
と書かせていただきました。

が、今回の嫁キュンのお話はちょーっと、違うんですね。
平蔵は確かに頭一つ小さいのですが、顔つきが遥かに男なのです。
だから二人が直立して背の差を意識するような体制にならない限りは、
平蔵の方が大きく、大人に見えるのです。シャー…

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嫁キュン コミック

桑原祐子 

嫁に萌える攻め様

従兄弟同士で幼なじみの二人、そして攻め様よりも受け様が背が高い凸凹ペアです。
そんな二人はお互いに相思相愛なんだけど、攻め様は受け様より身長が高くなったら
告白する予定だったけど、受け様の姉の結婚祝いのドレスを二人で作って、受け様に
ドレスを試着させたら~~余りのエロ可愛さに攻め様俺の嫁はエロすぎると
美味しく頂き、完ぺき思いが通じあう、「誘惑ドレス」から始まり、可愛いもの好きで
子供の…

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君と朝ごはん! コミック

桑原祐子 

何故かもやっとするんです

子供が出てくる疑似家族ストーリーなんですが、読んでるとかなりもやっとする。
幼なじみ同士で、高校までは身体の関係もあった二人、でも受け様はそんな関係に
自分から終止符を打つように別の大学へ進学し距離を置き離れる。
それは、自分とそんな関係になりながらも、いつも彼女もいる攻め様に対して、
心まで通わせる事が出来ないと知ったから。

そして10年の月日が流れ、ある日攻め様が子供を連れて、受…

3

君と朝ごはん! コミック

桑原祐子 

子供を使った押切勝ち?

子連れモノ色々読んできましたが、その度に色々考えさせられてしまう。
ハッピーだから、ファンタジーだから、恋愛が主軸だから、
ちょっと切なさもいれて、でも基本明るく行きたい。
その気持ちはわかるのだが、この設定はどうだろう?無理くり感はないだろうか?
シリアスとリアルを求めるわけではないが、これでいいのか?と問いたくなる作品が漫画小説含めて半分以上はあるのが現状ではないだろうか?
と、いう…

5

いじめて、そして愛して! 小説

賀田まいと  桑原祐子 

ぶっ飛びラブコメ

 孤児だった自分を養子にし、大切に育ててくれたご主人様を突然の病で亡くし、悲嘆にくれる友里の前に現れた狼のような男・リュウ。
 リュウは友里のご主人様への復讐のため、友里を拉致し、犯そうとしてしまうが、実は友里、引き取ってもらったご主人様に完璧に引き取られた天性のMであった。
 夜毎SMを楽しんでいた友里にとって、ご主人様がいなくなり、突然一人ぼっちとなった友里は、ご主人様がなくなってしまった…

2

あのひと 小説

木原音瀬  桑原祐子 

淡々として、けれど秘めた愛情の強さ

「片思い」で友人だった門脇のスピンオフ話。
片想いの登場人物がちょこちょこ顔を出しているのでそちらを先に読んでおいた方が楽しめるとは思います。

大学生・門脇〔受〕は、数学講師・松下〔攻〕が自分に想いをよせている事を知ります。
友人達が男同士のカップルなので、門脇自身にゲイに対しての免疫はあるし偏見もないのですが、その感情が自分に向けられているというものはあまり歓迎出来るものではなく、最初…

1

片思い 小説

木原音瀬  桑原祐子 

表題作は痛くない

かなり古い作品なので、表題作は、木原さんにしては拍子抜けする程、痛くない、普通の意地っ張り物です。
それでも、攻めの三笠の鈍感さ故の傲慢さやつきあい始めてからの溺愛ぶりとか、受けの吉本のツン暴走とわかりにくいデレっぷりとかは、木原さんのキャラだなあって思います。

この本には表題作の他に、表題作カップルの数年後を、吉本の部下視点から描いた作品と、この2編とは全く無関係な独立した短編が収録され…

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