桑原祐子さんのレビュー一覧

青い空があればそれでいい コミック

桑原祐子 

ん~~~?

学生寮モノ。
"3年生の寮長は同室の者と必ず結ばれる"と言うジンクスの
ある部屋に越してきた吉見。
部屋にはジンクスは信じていないが吉見を狙う木原がいて…。
う~ん。木原が吉見を狙う理由がよく分からないし、
吉見が木原を好きになる動機も…?
私の読解力が無さ過ぎるのか???

表題作の以外に、寮内の他カップルのお話や、
吉見の兄と保健医のお話があり、一応全部シ…

0

自動昇降恋愛 コミック

桑原祐子 

エレベーターから・・・

始まる恋。
すごくよかったです。
たまたま絵柄が好みだったので購入しましたvv
天然で無自覚で魔性なとこが可愛かったvv

前の男のことでトラウマを抱えていたんですが、最後は攻めが頑張ってラブラブになったのでよかったです。
桑原先生の作品は初めて読んだんですが、絵柄がとても可愛くてよかったvv
話もおもしろかったですね。
なんかほのぼのする絵柄でエロ過ぎるわけでもないし、BL初心者…

0

酒とYシャツとキス コミック

桑原祐子 

もったいない。

一応刑事って設定らしい。あんまりそれらしいエピソードは無くて、
もったいない。
酔って記憶を無くしては喜多とお泊まりしちゃう鳴瀬。
人を好きになることが解らない喜多だけど、鳴瀬にだけは独占欲が芽生えて…。
お互いの気持ちが近づいていく様子をが丁寧に描かれている感じです。1年かかって、やっと初H。
反面、それがじれったく感じることも確か。
ちょっと物足りない感が残ってしまいました~(汗)…

0

片思い 小説

木原音瀬  桑原祐子 

未だ定義なき時代の…

表題作の主人公・吉本は、今でこそ『ツンデレ』と即断される性質だと思われますが、この単行本が出版されたのは2001年。雑誌掲載は何と1999年(実に10年前!)、あとがきによれば原型はさらにその2、3年前だったとあります。年代ものですね!
簡単にツンデレと書きましたが、吉本の『ツン』部分の強さはプライドの高さから由来しています。その高さ山のごとし、ナルシスト吉本。ゆえに自分から告白なんて有り得ない…

1

あのひと 小説

木原音瀬  桑原祐子 

静かで鮮烈な

『片思い』に出てきた二人の親友、門脇とさえない数学講師松下の物語。
二人のキャラクターもあってかとても静かな物語という印象でした。
静かで、それでいて鮮烈な恋の物語。
逞しくて良い男のあふれているBLの世界で、このさえない上に繊細で病弱な松下のキャラクターは貴重かも(しかも攻ですよ)。
だけど決して弱いだけじゃない。弱い中にある優しさや強さや一途さ。
なんか、門脇が守ってあげなきゃいけな…

4

片思い 小説

木原音瀬  桑原祐子 

ひねくれもの萌え

昔からずっと嫌いだと思ってきた男に浮上した結婚話。
主人公の吉本。それですぐ自分の気持ちに気づくのかと思いきや遠い遠いまわり道のすえとんでもない行動にでてしまう。このひねくれっぷりが楽しかった。

物語の中ではちょっぴり嫌なヤツに分類したくなりますが、この彼の葛藤やらあまのじゃくな行動にすごく共感してしまいまして。

続編は第三者視点の主人公カップルのお話。主人公の磯崎くん(就職した吉本…

3

地球発、愛を叫べ コミック

桑原祐子 

良いじゃないの幸せならば

表題作は、
『私の描きたいものを これでもかっ というくらい、
つめこめるだけ つめこんだ』
と言う作者さんの言葉通りの作品です。
でもそこで凄いのは自己陶酔に陥る作品に仕上がった
のではなく、きちんとラブコメと言う着地点に向かって
収斂されている事ですね。
表題作の30年後、主人公達の間に生まれた子供は
空から両親に会いに来ます。
その道中を少し描いたのが併録作の『地球着、1週…

2

自動昇降恋愛 コミック

桑原祐子 

恋はエレベーターから

エレベーターから始まる恋。とかイイ!
絵も可愛らしくて、見てられない!と思うような絵ではなく、またストーリーもよかったのではないかと思います。

簡潔にいうならば、たいへん可愛らしい物語でした。
受けは攻めのことを好きだけど、昔男のことで嫌な思いをしたので、なかなか素直になれないんですよ。まあ、そこは攻めの見せどころでなんとか2人はラブラブに。

くっつく前とくっついた後でいろいろと悩…

1

あのひと 小説

木原音瀬  桑原祐子 

恋愛感情って、どんな感情?

『片思い』のスピンオフ作品です。
『片思い』でカップルとなった二人の親友のお話。
ストーリー的な繋がりはないので読んでおく必要はないですが、『片思い』と『あのひと』のカップル四人がイッキに登場する巻末の短編『同窓会』を楽しむためには、『片思い』を読んでおいたほうがベターだと思います。

『片思い』がヘタレとツンデレのどつき漫才だったのに対して、こちらはしっとり静かなオトナのお話。
恋をしたことのな…

2

片思い 小説

木原音瀬  桑原祐子 

かわい有美子さんの『透過性恋愛装置』以来の、ツンデレ受けに、萌え悶えました

『甘い生活』で見事な下剋上を堪能したあと、この小説で見事なツンデレを堪能してしまいました。
萌えの総合デパートや~♪
ツンデレでこんなに悶えるほど萌えたのは、かわい有美子さんの『透過性恋愛装置』以来でした。
ただ、『透過性~』がツン70%デレ30%なら、この『片思い』はツン99%デレ1%かな。でも大丈夫、その1%でハァハァできますw

ツンデレに大切なのは、「ツン」の部分だと思うんですよ。
中途半…

4
PAGE TOP