広瀬司さんのレビュー一覧

うそつきは恋泥棒の始まり 小説

広瀬司  桃季さえ 

拗らせS男

読み終わった直後の感想が「め、めんどくさ~!」の一言でした(笑)
美形で温和でつかみどころがないどこか不思議な雰囲気の先輩が、実はサドで~という設定はとても好みなのですが、そのサドに目覚めた?自覚した?理由が個人的に受け入れられなかったです。それってもう、いじめられる前にいじめてやる、みたいな発想じゃないですか。
裏切られるのが怖い、自分は傷つきたくない、だから~って、おいおい。勘弁してくれよ…

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聖者のロマンス 小説

広瀬司  あずみ花丸 

泣いた。読み応えばっちり。

高校生の男の子という主人公の心情描写に、この年代特有の多感さが上手に書かれていたと思う。共依存の双子にこちらまで心が苦しくなりました。

おちゃらけているが笑顔の下に色んな思いを隠している成沢と、仮面の下に感情を押し殺している双子の兄・深月。双子という関係に甘え大好きな兄に想いを押しつける弟・陽二。

タイトルの意味は、読み終わったとき眼前に提示されています。成沢と陽二、深月が――というだ…

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愛は惜しみなく 小説

広瀬司  JAGIRL 

孤立した原因は…

まさかまさかのカップリングで。攻め顔の一樹が受けで、明らかに受け顔の那由多が攻めだとは…!まあ、最初の展開からと、表紙で分かっていたんですがねー

しかし那由多が裏でいろいろと一樹のために動いていたことにはびっくり。孤立していた原因はまさに那由多のせいですしwwまさに小悪魔だよ、一樹の前で可愛い振りしてたみたいですしwwwそして押し倒しちゃったあああヘ(゚∀゚ヘ)アヒャ

三角関係になる…

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うそつきは恋泥棒の始まり 小説

広瀬司  桃季さえ 

いいなー、サドな先輩

なかなかツボにくる攻めでした。
サドっぷりが素晴らしかった。
美形で温和なのは見せかけで、その裏側では受けをからかい、適当な嘘をつき、翻弄しまくってます。
この手の攻め、合わない人には合わないと思いますが、私は好きでした。
主役の受けくんが右往左往し、悩みまくり、オロオロし、怒ったり泣いたりし――その反応があまりにもカワイイので、私まで一緒にいじめたくなってきてしまいましたw
ラストで中途半端に「…

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