高階佑さんのレビュー一覧

うたかたの愛は、海の彼方へ 小説

華藤えれな  高階佑 

褐色ばんざい

高階佑先生の描く褐色肌のアンドレアがかっこよすぎる。あとがきの描き下ろしイラストのアンドレアが一番好きだ。

母への復讐心をレオーネに向けるのはお門違いと言いたいところだが、まあ仕方ないよね。自分は殺されかけたのに、同じ母から生まれた弟は幸せそうに生きてるんだもんね。

でも、母を殺しに行こうとは思わなかったのか?近くにいたのに。アンドレアの復讐は忘れても、母への恨みは消えない気がする。最…

2

御曹司の口説き方 小説

鳩村衣杏  高階佑 

犬猿の中


あれですね。喧嘩するほど中が良いって言いますもんね。

「ええい」ってセリフは実際に使う人いるんでしょうか。小説だけどちょっと、笑ってしまいました。

犬猿の中らしいけど、仲良しにしか見えないです。虎之介と千里。

絶対、お互いに好きだってことを自覚出来なかっただけだと思う。それで、確かに初恋だけど勇美を引き合いに出してた感じがする。
結果、千里は虎之介に言いくるめられた感がある…

2

白夜に青い花 小説

華藤えれな  高階佑 

裏切られた末の執着愛

華藤えれなさんは好きな作家さんなので評価にかかわらずとりあえず読みます。
イラストが好きな高階佑さんなので期待していたのですが、よかったのはカバー絵だけで特に中の挿絵は似ているけで誰が描いたのかと思われるような絵でびっくりしました。
時間がなかったのでしょうか。
カバー絵の銃を構える細身の男と美形の軍人、どっちも受けに見えました。

主役は日本人外交官と東欧のスパイ。
ハニートラッ…

0

うたかたの愛は、海の彼方へ 小説

華藤えれな  高階佑 

受が強い

とてもロマンチックな話です。

攻も受もどちらも好感の持てる人物で、どちらも応援したくなりました。
特に受の強さが抜きんでています。
男らしさとも違う人間としての強さを感じました。

具体的に言うと職場でゲイばれしても職務の為に普通に通勤してくる所や
その職場で後々出世してるところがすごいなと思いました。
そういう趣旨のストーリーではないですが痛快でした。
ど真ん中ハッピーエンド…

2

法医学者と刑事の本音 小説

愁堂れな  高階佑 

焦らしますね

江夏と冬城が恋人になるまでが長いです。かなり、焦らされました。
江夏の前でしか見せない、冬城の姿をもっと見たいですね。

同じ小説の中にいる登場人物なのに遠すぎて遠距離恋愛みたいでした。まだ、恋愛未満でしたけど。

ドラマの様で面白いですが、事件の犯人の話が長くてBLとしては物足りなさを感じます。

近衛と腹違いの弟は気になるキャラです。あとは冬城の実のお母さんである、鏡花ママも良い…

4

法医学者と刑事の相性 小説

愁堂れな  高階佑 

わだかまり

心の中にわだかまりが残りました。

思っていたのと違ったのは冬城先生のしゃべり方でした。
けっこう、乱暴な口調でした。イメージはおしとやかな感じを想像していました。

強気な感じなんだけども、犯人の前で震えたり、蒼白になったり、そのギャップに萌えました。
脅迫状が来ても気にしない感じの冬城先生だったので。

難しい内容でもなく、スラスラ読めました。ドラマの様でした。

わだかま…

2

輝血様と巫女 小説

沙野風結子  高階佑 

途中まではとても面白かったんだけど・・・

うーーーーんんん・・・・
すごく評価に困る作品でした。
設定もキャラクターもめちゃくちゃ好み。挿絵も綺麗。話も読みやすい。
そして、途中まではとても惹きつけられて夢中で読みました。

・・・・が。

途中からだんだん、なんかこう、こっちの萌えるところとは微妙にずれていって、でも完全にずれてるかと言うとそうでもなく、みたいな、痒いところのちょっとだけ横を掻かれていて痒いところには届かな…

2

輝血様と巫女 小説

沙野風結子  高階佑 

う~ん・・・

大変失礼ながら、沙野さんの作風そのものがものすごく苦手なんです(もちろん単なる個人的好みです)。

でも『獣の妻乞い』が意外と悪くなかったのでもうちょっと他のも、とこちらを読んでみたんですが・・・
苦手だとわかってる作家さんになぜ手を出してしまうんだろう。何度も同じ失敗を繰り返す懲りない自分に呆れます。

とにかく、こういう『田舎の因習もの』自体がもう無理だとよくわかりました。
肝心…

2

ミステリー作家串田寥生の考察 小説

夜光花  高階佑 

串田がその目で確かめたかった女凪島の因習

『眠る劣情』に登場した脇役・久緒主役のスピンオフ作は、孤島の因習を話の軸にした、なんだか匂い系のような小説。
孤島ミステリといっても、金○○少年の事件簿みたいな連続殺人とかの血生臭さはないのでご安心を。

一冊通してミステリ作家串田(注・久緒)の唯我独尊っぷりには惹かれるが、彼の頭の中にある島の謎は既に推理されていて後からそれを確かめるという形なので、探偵っぽい雰囲気は薄い。

今回の評…

4

深紅の背徳 小説

夜光花  高階佑 

半分以上エロでした

エロまみれ…
夜光さんはいつもわたしたちのエロ心を満たしてくださる、エロ手抜きなし!の素晴らしい作家さんですが、これはねー、ヤッてるだけとも言えました(笑
これはどの辺りがBLのLOVEで萌えなのか?という。
あともう少し、萌え要素が欲しかったー。
ちなみに攻め以外にもしっかり頂かれちゃっておりますので、嫌いな方はご注意を。

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受けの真人は自…

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