うえだ真由さんのレビュー一覧

恋はhigh interest~高利回り~ 小説

うえだ真由  金ひかる 

仕事もしっかりして、それから恋愛

お仕事描写重視な方には、特にお勧めです!
ページの半分位過ぎるまで殆どが銀行業務で、銀行業務ってこんな感じなんだと雰囲気をしっかりと味わえます。

銀行員・由井貴士 硬派攻め×銀行員・藤井鳴海 童顔強気受け
同期で研修も一緒だった貴士が鳴海と同じ支店に配属されて。
銀行の独身寮で自由がない身には、男の友達というのは便利で楽しくて、前よりも距離を近くに感じる。
彼女と一緒にいる時よりも、…

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くちびるの封印 小説

うえだ真由  高星麻子 

デビュー作の新装版

一回りの年の差カップルなので、瑛司はオトナなんですよねぇ。それがいいような悪いような。
狡さだって見え隠れもしてますし。
それに対して、悠紀は恋の駆け引きすら出来ないコドモ。
瑛司の気持ちが欲しくて欲しくて仕方がないけれど、それを口に出すと関係が壊れてしまうかもしれないという恐怖。
甘えたいのに甘えられない。
カラダから始まった関係だけに、好きだって言えなくて、ひとりであれこれ抱え込んじ…

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楽園 小説

うえだ真由  高星麻子 

純粋無垢かー…

どうも受け・千尋がダメでした。世間知らずで、ぶっちゃけ馬鹿なんですよ。
いや、ある意味純粋無垢なんでしょうが、無垢とかちょっと…w苦笑
しかも、宗治に嫌われているにも関わらず、なにかと話しかける千尋は見ててムカッと…。ずっと修道院にいたからしょうがないかもですがね。
まあ、こういう設定なで仕方ないんでしょうが、私には無理というか苦手なタイプでした。もう読んでて( ´゚д゚`)アリャー…とか。…

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楽園 小説

うえだ真由  高星麻子 

神に身を捧げた受けの初めての恋

千聖の天の『父』への思いが純粋であればあるほど、禁忌と背徳の香りが際立ちました。
ただ修道服を着ているってだけのなんちゃってでは、ありません。
どこか陰がある冷たい攻めを、純粋な受けが癒してくれます。こういう設定に弱いので、話の展開といいたまりません。
無理矢理があるので、苦手な方はご注意。

和久宗治(21)鬼畜トラウマクール攻め×修道院の子・森口千聖(16)天然一途受け
父親の影響…

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週末の舞踏室 小説

うえだ真由 

恋を育てる週末

作者曰く、自分の書いた作品の中で
一番ラブラブになりそうなカップルだそうです。
年の差で、価値観もまるで違う二人ですが。
セミリタイアの理人と学生の出帆。
時間が有り余っていて、暇なのです(笑)
だから愛を語らう時間がた~っぷりあるのですね。

物語は理人と出帆が過ごすあまあまな週末です。
事件も何も起こりません。
二人のラブラブっぷりに、ただニヤニヤしてしまうだけです。
ビリヤード台でのHがとて…

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くちびるの封印 小説

うえだ真由  高星麻子 

流れが…

ストーリーの流れが少しだらだらしていた気がします。
恋愛模様より親子の愛情について書かれていたように思います。
攻めも受けも親子関係に苦労していて、お互いにそのことを話した訳じゃないけど雰囲気などから「似た境遇だ」と感じとり、惹かれていきます。
大人びて見える悠紀ですが父親に自分への興味を持ってほしくて悩んでいます。その葛藤が私にはちょっとだらだらしすぎに感じました。特に進展もなかった気がす…

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くちびるの封印 小説

うえだ真由  高星麻子 

デビュー作の文庫化

絶版となっていた、
うえだ真由さんのデビュー作の文庫化です。
11年前の作品ということで、
文章をちょこちょこ直されたそうですが。
ストーリーは全く変えていないそうです。
11年前のノベルズ版をお持ちの方は、
今回の文庫版と読み比べてみるのも
面白いかもしれません。
私は残念ながら、
ノベルズ版を持っていませんが……


ストーリーは高校生とサラリーマン。
年の差恋物語です。
親の愛情に飢えている…

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モニタリング・ハート 小説

うえだ真由  影木栄貴 

今まで読んだうえだ真由さんの小説家のなかで一番好きかも

人気の『ロマンスの黙秘権』シリーズあたりは未読なんですが、今まで読んだうえだ真由さんの小説のなかで一番好きでした。
学園モノです。
主役ふたりが可愛くて可愛くて、青春っていいなァとキュンキュンしました。

主人公の寿(受け)はごくごくフツーの高校生。巨乳好きのノンケです。彼女が欲しいけどなかなかできない。
告白した相手が好きだというのはいつも、同じクラスのモテモテの晴佳(攻め)なのだ。
なぜ晴佳ば…

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やさしい告白 小説

うえだ真由  青樹緫 

下宿物語

小さい頃からずっと思い続けていた下宿人の玲司に失恋し、
玲司の弟・涼司と身体を重ねてしまった主人公・直希。

失恋の慰めを涼司に求めた直希に、
以前から直希のことが好きで、彼の弱った心に付入った涼司。
どちらも少しずつ狡くて、哀れです。

しかし偽りの一夜でも、肌を合わせた涼司を何となく意識しだす直希。
このまま直希と涼司がいい雰囲気になるのかしら?とニヤニヤしていたら、
とんで…

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夏の贖罪(表題作 1989リベンジ) 小説

うえだ真由  金ひかる 

復讐、憎しみの果てにあるもの

京介は幸せだった家族を奈落の底へ突き落とした有村へ復讐を誓い、
有村家を崩壊へ導くために、有村の妻とその息子を誘惑します。

ひとりの男を巡って、母と息子が恋のライバルになるという異常事態。
母親が女となり、息子と男の取り合いをする姿は醜悪でしたし、
仲の良かった親子が擦れ違っていく様は痛々しかったです。
京介と有村一家が過ごした軽井沢の別荘の愛憎渦巻く描写は、
昼メロ顔負けのドロド…

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