total review:289198today:18
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
52/58(合計:579件)
沙野風結子 佐々木久美子
むつこ
健気受け、金持ち攻め、再会、すれ違い、そして遊郭モノ独特の雅びさや退廃的な隠避さが詰まった一冊でした。 ストーリーとしてはストレートすぎるほどに王道なんですが、洗練された文体とキャラの魅力が重なって、名作といって相応しいデキに仕上がっていると思いました。 遊郭モノはBLにはよくあるし、今までたくさん読んできましたが、そのなかでもかなり上位に位置する面白さでした。 読もうと思ったキッカケはドラマC…
秀香穂里 佐々木久美子
あけみ
いやはや、なんとも摩訶不思議な、まさに“御伽噺”なお話でございました。秀さんには珍しい、ファンタジー色の強いお話でした。 それでも、仕事に関して後ろ向きだった受けちゃんが、攻めさまの言葉で前向きに意識が変わっていくあたりは、さすが秀さんだなぁ~と感じました。 話の展開が、あまりにファンタジーというか、御伽噺というか、今までの秀さんのテイストとはかなり違ったことにびっくりしました。 正直、…
渡海奈穂 佐々木久美子
seven
物事を深く考えないタイプのカズイが、尾崎に避けられた事をきっかけに深く考え出す辺りはすごく良かった。 それまでの暴言の数々には少々辟易しましたが、さっぱりした性格をしてるのでそこまで嫌な子でも無かったのが救いだったかな。 短絡的すぎて尾崎を傷つけるたびに友人'sと一緒に、「お前ちょっと土下座して謝ってこい!」と思ってみたり。おかげで友人の1人になれた気分です(笑) 2人がくっついた…
桂生青依 佐々木久美子
茶鬼
佐々木久美子さんのイラストがきれいで表紙買いです。 お話も表紙のようにきれいな登場人物ときれいなストーリー展開です。 家業の花屋を手伝いながら、フラワーアレンジメント講師をしたりしている陽の目標はトピアリーを作って庭などの演出を手掛けたいということです。 トピアリーって耳なれませんが、よく公園や花屋で見かけるワイヤーなどに苔などを絡ませて立体オブジェにするやつですね。 クマとか馬とか巨…
井上ハルヲ(オハル) 佐々木久美子
この作家さんの商業誌初作品ですが、やはり設定上ハードでシリアスで、甘さが全くない辛くて痛い作品でしたが、こういうハードが好きな自分にはツボ作品でした。 柘植は祖対4課のキャリア崩れの刑事。 兄夫婦を麻薬のせいで殺された過去から、その存在を憎んでいます。 一方、麻薬取締り捜査官の早瀬はゲイであることを知る唯一の上司菅田を信頼し、彼の激しいSにも耐えるM気質の男。 そんな二人が同じターゲッ…
杏野朝水 佐々木久美子
はじめての男との再会ラブです。 世界を股にかけて活躍するカメラマンと、保育士の恋。 ところどころ面白いシーンはあったんですが(とくに、攻めがたまに見せる焼きもちは、ニヤニヤするほど面白かった)、全体的には萌えられなかったです。 あまり感情移入することもないまま、あらすじだけを追う感じで読了しました。 主人公の気持ちの揺れに共感できなかったのが大きいかな。 あと、子供の描き方も好きじゃなかったです。…
松幸かほ 佐々木久美子
タイトルと、中盤までの展開で、真の「腹黒でひとでなしな攻め」を期待してワクワクしてたんですが、普通にいい人だったので、ちょっとガッカリしました。 「ひとでなし=愛するあまり絶倫になる」という構図は、まあいいんですが、なんともかんとも「それ、ノロケやん」というモニョモニョ気分にさせられました。 あと主人公の「喧嘩っぱやくてすぐに手が出る気の強い男」という設定も、恋人相手ではまったく炸裂してなくて、そ…
水壬楓子 佐々木久美子
サガン。
ネタバレ
「エスコート」トップガード・延清美弦(28)×大学生・水嶋律(19) 「エスコート」シリーズ第2弾。 「ディール」 律は義兄から呼び出されてある公園に行った。 義兄との折り合いは良いとは言い難く不安に思いながら待っていた律の前に現れたのは義兄に頼まれたという男たちで。 男たちは律を襲ってくる。 そこへ延清が現れて…。 延清はどこか暴力的なところがあって。 律を結果的には助け…
栗城偲 佐々木久美子
てんてん
今回は香合わせの才は無いが聞香は得意な四位少将と 帝と小野小町更衣の間に生まれた二代目小町のお話です。 二人の出会いから百夜通いを経て恋人になるまでと その後の二人の番外編2本を収録。 受様は言い寄る公達にもなびかない才媛にして 祈祷や呪詛に長けた帝の更衣【小野小町】の実子です。 小野小町は更衣としてよりも 巫女としての役割を担う事が多かった上、 自身の命が長くない事…
叔父・国会議員・門真巽(46)×甥・「エスコート」オーナー・榎本和佐(32) 「エスコート」シリーズ第4弾はオーナー登場です。 『フィフス』 毎月5日は契約の日。 月に1回会って抱き合う。 それが榎本が巽と結んだ契約。 巽の未来を縛る代わりに、巽の自由に振る舞わせる。 その関係はもう17年も続いている。 なのに、その契約日以外に旅行に出かけようと言われて…。 オーナー、実…