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みなみ恵夢
茶鬼
一見軽い中に実は重いものを秘めていて・・・シリアスとコメディが微妙にマッチングしている本作は、みなみ恵夢さんの美麗な絵と時代設定がばっちりと雰囲気に合い、とても楽しめる一冊になっていました。 事件解決率が高く優秀なマーカス警視は実は”グータラネコ”と呼ばれるほど日ごろの態度からは優秀さは感じられないのですが、その感は鋭く、ボケで実直で素直な新米刑事は、どの事件にもマーカスに振り回されて、その…
しもがやぴくす みらい戻
こんなにおバカな受けは見たことないっていうくらいの天然おバカ受けです♪ この作家さんは絶対お道具が必ず登場するので、道具攻め好きな方は必見、表紙のショタ風味にまどわされないようお気をつけください。 エロはものすごく激しく全てSMかかってます。 しかも、SMが激しいので要注意です。 田舎から上京してきた大学生の男子が、いじめっ子気質の同級生に美人な姉をエサにSM奴隷にされちゃうお話なんで…
ネタバレ
この作家さんの作品は何作か読むと傾向が見えてきますね。 そのショタ風の作風に、一見明るいものを期待すると見事裏切られる。 一見明るい展開でも、内面ハダークを含んでいたり、ダークな展開も二種類あって、徹底的にハードでダークなものと、歪んだ結末を受け入れて、それなりに主人公は幸せという、後味の悪いハッピーエンド。 この作品もそれらが取り混ぜられた構成になっています。 表題は元中学教師と恋人…
華炎
身体の描き方がちょっと骨っぽくて好みではないのですが、エロもがっつりだし、題名にふさわしい展開が面白い一冊です。 出張ホストクラブ「御伽の国」のホスト達はおとぎ話の主人公を源氏名にもっていて、その、それぞれのお話に照らし合わせたストーリー展開が愉しめます。 作品が03~06年にわたってなんで、服装なんかの現在とのズレは目をつぶっても、そこそこ華麗な感じで雰囲気はいいですよ。 最初は無理難…
神葉理世
すっかり淫魔の怜との生活にも慣れてきた(?)藤丸は、相変わらず天然ボケボケのオバカ丸出しですけど、怜の真剣な態度にちょっとづつ意識し始めている?そして、何だか色々な部分が見えてきて・・・の2巻も大変に楽しめました。 まだいたしてないんですよね~最後まで。 キスとフェラまではしてるんだよね~藤丸が大切にされている具合がうかがわれます。 前巻で入ったオカルト研究会で、とうとう藤丸にとりついた…
インキュバスが出てきて、題名も何とな~くエロを連想させる本なんですけれど、読み終えて何かさわやかなんです。 確かに触手プレイなんかも出てきたりもしますが、最後まではいたさないし、それよりも何よりもストーリー作りがしっかりしていて、彼等のキャラクターが立っているところが目立ってイイのですよね♪ 主人公藤丸はアイドルゆーこちゃんに目がないおバカな高校生だけど、弟の湊も可愛がっていていいお兄ちゃ…
摩耶薫子
エロ特化作品という部分では作者さんの意図は成功しています。 何と言っても、ほとんど服をきていませんし、95%くらいやってるシーンばかりですから。 お話は王道的よくある、降伏させられた小国の王子が人質として差し出され、大国の皇太子にあんな目や、こんな目にあわされて、淫乱にされて、最後は下剋上もあり?的な展開のお話です。 よく言えば単純明快、悪くいえばひねりがない。 帝国の皇太子アルバール…
麻生海
面倒見の良い吉岡も、実は甘え下手だったということで、大沢と二人の甘えベタ同士が、それぞれを助け合うことで得る居心地のよさ。 この下巻で大きく動いていきます。 やっぱりここで気になるのが、大沢の分かれた元妻の態度。 色々な事情はあると思うが、結果として主役カプの為にいいように働いたわけだが、やはりその経緯を読むに、女性として見た時、辛いが、こういうのもありなんだよな~と認めざるを得ない。 …
上下巻同時発売の意味が、2冊一気読みしてわかりました! 必死になって頑張っているシングルファザーと、ちょっと節操無し風のゲイのリーマンがくっついていく過程には、それなりの理由と段階が必要ですもんね。 エチも全くない、まだ第二種接近遭遇(?)的な上巻だけでは、海の物とも山のものともわからない状態。 結婚してもっと一緒にいられるかと思ったら全然そうじゃなくて、子育ては自分一人で、、と不満を募…
歩田川和果
旧版は09年の4月なのに、もう新装版? これには事情がありまして・・・新装版ということで何か変わったのか?と思いましたがどうやら何も変わっていない感じが(旧版を手放していた身なので) 当時、あまり好きになれなくてすぐ手放してしまったが、時間が経って見てみると、、、好きじゃないか!! 会話の底に含まれる、心の奥底と憶測。 彼等の会話の意味を考えながら噛み砕いていく作業の心地良さ。 旧約…