total review:286224today:36
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
234/253(合計:2523件)
井ノ本リカ子 BENNY'S
茶鬼
以前はショタが苦手でしたが、BLとは別の次元で”エロ”を見た時にショタにも俄然興味がわいてきた、雑食でどん欲な自分です。 BENNY'Sさんのは、明るく可愛く、そんなに毒もないので、とても入りやすいかと思います。 何せ深く考えなくてよいのですから。 大人がそのまま子供になったというのではなく、本当に子供の好奇心とか意地悪とかそんな視点で作られているので、入りやすいです。 ただ…
定広美香
新しい所長・ムトーが現れたことで、センに様々な試練が訪れます。 その中で揺るぎない愛で結ばれていくソードとセン。 センとソードに振られて腐っていたヘイズもノーマンと距離が縮まり始める。 センの犯罪の真相が判明したことで離れ離れになるソードとセン。 その結末はあまりに衝撃的で、、、 ムトーの陰湿ぶりが極められていて、この人物表現がこの物語を大きく動かすカギとなっています。 センとソー…
英田サキ「DEAD ROCK」シリーズなど、ハードボイルド風味のあるものが好きな方に超絶オススメ本です! 「DEAD~」より甘い雰囲気もありませんし、全編通して刑務所の中です。 そこにいる囚人である主人公はじめ、登場人物が物語の中で生きています。 痛いシーンも、閉ざされた世界が舞台であるだけにエロのシーンもハードに出てまいりますが、根底にある人間らしさ、駆け引き、愛や嫉妬や、そんなモノがリア…
志水ゆき
志水ゆき全集の三冊目、今回も分厚くボリュームたっぷりですが、一つのストーリーの流れを一冊で読み切れるのがこのいいところですね。 今回はいよいよ、蒼江と直也が・・・! そして思わず涙してしまった一本が、、、感動の一冊でした。 前の回で、蒼江との同居が始まり幸せの一歩を踏み出したかの直也でしたが、今回は亡くなった母の父=祖父が登場し、また直也にとても厳しい運命を突きつけます。 蒼江と離れて…
イシノアヤ
ネタバレ
ファーストコミック「君に沈む」の最後の短編、まだ見ぬ恋人をクマのぬいぐるみに託していた男が今回の表題作になっています。 作者が後書きで書いているように、社会人・学生・モラトリアム・擬人化とバラエティに富んだ作品郡ですが、どれも心の描写がとてもうまく、読めば読むほど味のあると言った作家さんです。 「椿びより」より少し大人な感じですが、じれったさはこの作家さんの得意技(?)かもしれません。 …
いさか十五郎
この本、同人作品の「ネクストラビュー!」以外きちんとしたエチがないです! 何かモヤモヤ・・・それにオメメぱっちりのカワイイ子などが沢山出演しておりまして、ちょっと物足りない感あり。 「ポケットの中はキミ」と「極上彼氏」は連作で同じ主人公です。 人づきあいの下手な屋良の白衣を借りて、返した時ポケットにゴムが入っていたことから、話始めた秋名。 屋良は天然なので、思わず誘っているような感じに…
本間アキラ
こちらの作品は04年から05年のもので、一時活動停止になる前に描かれた作品になると思われます。 この一冊で、とても目に付いたのが主人公達が涙を流すシーンです。 それは悲しみであったり、悔しさであったり、喜びであったり、こういう表情が豊かなモノってすごく主人公達に気持ちが入っていいな~と思います。 本間さんの絵と作品は淡々としてトーンは暗めなんですが、どうして暗いかわかりました! 背景の描き…
2003~4年の作品なので、まだ少し耽美をひきずっていますが、他3冊に比べると「兎オトコ 虎オトコ」に近いコメディタッチの作品で、とても面白かったです! ワンコみたいなダメリーマンが愛の力で(?)突っ走っていく姿にとても好感がもてます。 それにしても、本間さんの描く人物・・・白ヌキのサラサラヘアの受け様や黒ベタの攻め様はどの作品も顔が似ていてちょっとデジャブ感を呼んでしまいます。 ダメ営…
4冊同時新装丁でここに入っている「白き幻影の如く」がデビュー作品です。 地味~な表紙ですが、ページ開けて表題、、、「おおー耽美!!」本間さん色遣いに黒が多いですが、顔が濃いは、陰がたくさんあるは、、耽美好きな自分としてはゾワゾワしました。 しかも、お話もちょい暗~いです。 地検特捜の恭が、聴取に代議士の藤堂を訪ねると、彼は昔施設で一緒だったことを思い出す。 しかも藤堂は恭を激しく憎んで…
深井結己
この表題「俺はあなたの犬だから」と「ティータイム27:00」はバッドエンドまるごと一冊の「晴れたる青空」にも収録されています。 なのでこの本は、バッドエンド2本、コメディ2本というとても対照的な組み合わせの構成になっているので、その点珍しい一冊かもしれません。 表題作 兄貴・小田の為に、命を張って仕事してもけなされ、蹴られ、それでも犬のように慕う舎弟の戸越。 でもその影には憎しみだけで…