ミュウさんのレビュー一覧

タッチ・ミー 小説

あさぎり夕  大和名瀬 

少女漫画っぽい可愛いラブコメ

少女漫画版BLって感じの爽やか学園物です。
暴力事件が原因で怖いと皆から誤解されている先輩に、天真爛漫な後輩が懐いて、先輩に優しくされて恋に落ちちゃうといういかにもな話です。

弓道部同好会・立波真人(高校三年)硬派ムッツリ攻め×バスケ部・相原陸(高校一年)天然元気受け
怖いと噂の立波先輩のことを陸も怖いと思っていたけど、満員のバスの中でそれとなく助けてもらってから、憧れの人に。
ホモじ…

0

まるで、灼熱のキス。―Boxer the Molester 小説

鬼塚ツヤコ  門地かおり 

孤独で愛をしらない設定に甘えすぎ

作品中7割はHしまくりなので、エロい事はエロいのですがカップルの性格が好みと合わなかったです。
無理矢理があるのと鬼畜エロが多いので、苦手な方はご注意。

ボクサー・柴賀 鬼畜無口攻め×ボクサー・木崎 被虐受け
いくら施設育ちで愛を知らない孤独な設定の攻めとはいえ、好きな相手にそれを伝える努力位してもいいのではないか。
木崎が他の男と関係を持っていたと言う事を知って無言のまま怒るのです…

2

職員室の最凶のプリンス 小説

水上ルイ  タカツキノボル 

俺様攻めの一途さが見もの

『職員室のイジワルなプリンス』の続編です。
月島先生の天然要素と、総受け、男子校でのアイドル要素が前巻より強くなっています。

数学教師・日浦遼一郎(28)俺様一途攻め×新米美術教師・月島景(22)天然お姫様受け
可愛くて天然な月島は生徒にモテモテで、思い出作りの為にプールの授業に参加してと言われて、プールサイドに恐慌を起こす。
俺様な日浦先生によって、難なくそれはいつものように処理され…

0

死にゆく夏の、喘ぎにも似て 小説

菅野彰 

硬派な極道がここにいます

古き良きJUNE小説です。
ベルベット・ロマンの耽美小説シリーズは、文学と哀愁が漂っていて好きでした。
なんちゃってじゃない本物の極道漢の魂と純愛が、この本にはあります。
無理矢理というか痛めのH有なので、苦手な方はご注意。

極道・竜二 硬派攻め×直人の恋人で元教師・悠一 芯が強い受け
恋人の八尋直人は極道の父親を嫌っているが、暴力事件を起こしては最終的には頼る羽目に。
度重なる事…

4

職員室のイジワルなプリンス 小説

水上ルイ  タカツキノボル 

天然お姫様体質の受け

生徒として在学中から目をつけていた天然でカワイイ新任教師が俺様攻めの先輩教師に、ついに食べられちゃう話です。

数学教師・日浦遼一郎(28)俺様攻め×美術教師・月島景(22)天然お姫様受け
月島と日浦は学校の生徒と教師として、在学中からの知り合い。
カッコイイけどイジワルで怖い日浦が、月島は苦手で。
月島を手に入れようとした日浦の画策で、教師同士として母校で会うことになって。

生徒…

0

寡黙に愛して 小説

火崎勇  北畠あけ乃 

性格のいい2人の不器用で丁寧な恋愛

火崎勇さんの本を数多く読んでいる中で、ベスト3に入るお気に入りの本です。
あらすじから想像するような借金を嵩にして身体を無理矢理とか、そういう展開では全くありません!
不器用な攻めと性格のとてもいい受けとで、心が穏やかになる温かい話です。

不動産会社社長・宗像天章(28)メガネ不器用ヘタレ攻め×借金持ちのアパート大家・有里早紀 性格のいい健気受け
祖母のハルをなくしたばかりの早紀の前に…

0

恋のたくらみ 小説

渡海奈穂  松平徹 

攻めよりケンカの腕がたってカッコイイ漢前な受け

「恋はハイテンション」の続編で、2巻です。
一応、この本のみでも大丈夫ですが、2人のくっついたキッカケは1巻です。
男子校が舞台で、体格は攻めの方が大きいですが、攻めよりも腕っ節も強く性格も男前な受けが出てきます。
受けの方が攻めだったらよかったのにと思った位カッコよくて、受けの皐月に惚れました。

応援団長で青龍・鈴木一也(高校生)俺様ヘタレ攻め×次期青龍候補・城島皐月(高校生)漢前マ…

0

ファントム・エクスプレス 小説

五百香ノエル  雪舟薫 

無防備な王子様

ミステリー要素のあるファンタジーです。
気負って頑張ろうとしている王子様が、等身大の自分をつかむまで。

トリスタン・バレンタイン伯爵 マイペース攻め×エイジス王国の妾腹の王子・ヨーク・ローゼン(翼)(16)強気健気受け
父母の役に立つ為に諜報員として、ファントム・エクスプレスと言う異名をとる豪華特急列車で、魔の眷属を自由に操れる『至宝・魔神の角』を運ぶ役目を買って出る。
誰が敵で、誰が…

0

愛してるっていわない 小説

渡海奈穂  門地かおり 

精神的に辛い恋

攻めに受けよりも大事な人がいる設定で、『恋愛的好意』じゃないだけに厄介でした。
頭が悪くて顔がいいだけのこまっしゃくれたお子様が、とても健気な受けになるまで。
切ない話です。

兄の友人で家庭教師・椎名章彦(大学生)マイペース自信家攻め×高校生・高原周一 健気受け
テストがあまりにも悪くて、成績の悪さから周一は予備校にいかされそうになる。
心配した兄の恒一が家庭教師をかってでるが、兄が…

2

もう一度キスして 小説

火崎勇  御園ざぼん 

全てが萎える要素に

ヘタレで口下手な攻めに、好きなのに思いが上手く伝えられない受けです。
どちらのキャラも不満が募って好きになれず、苦手でした。
火崎勇さんで同じヘタレ攻めで切ない展開が似ている話なら、『初恋の未来』の方がネタが上手く昇華されているので、こちらの方がお勧めです。

リーマン・安芸清史 ヘタレ口下手硬派攻め×出版社の記者・楠本和英 乙女誘い受け
大学卒業の時に別れた男と7年振りの再会を、取材に…

1
PAGE TOP