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藤谷陽子
乱菊
ネタバレ
『るった』っていったい何?と思いつつも、CIELらしく可愛らしい表紙とそのタイトルの語感の良さに惹かれて、つい手に取ってしまった1冊。 藤谷陽子は「愛してる」でちょっと薄味だけどじんわりくるなあ・・・というのが初印象で、その後「ボーダーライン」の強気なチビ攻めが気に入って好き作家に入ったひとりだ。 表題作は タイトルどおり「るった」と「こだま」の物語。 るったはどうやら塁崎隆夫(るいざき…
SHOOWA
SHOOWAというと少々癖があって読みにくいという印象があったので、個人的には無意識に避けていたかもしれない作家に入る。 それは何度か読んでいる内にやっと言いたいことが伝わってくるという、読者の感性と読解力が試される作家じゃないのかな?と私は勝手に思っているんだけども。 舞台は欧州。 実はこの時点で(カタカナ苦手な)私は挫折しそうになったんだけども、頑張って2度読んでみて良かった・・・と…
ヘタリアに人気が出てから擬人化も少しは市民権を得たのかもしれないけども、その前から密かに擬人化には注目していた。 擬人化とひとくちに言っても、耳や尻尾に代表されるアニマル系や、吸血鬼や悪魔などのモンスター系、そして神様や天使系なども広義で擬人化・・・なのかな。 しかしそれよりもわくわくしてしまうのが『無機物擬人化』! これぞ擬人化の中の擬人化なんだと思っている(独断?)。 今回の擬人化…
大和名瀬
今回は「デキる男の育て方」サブカップル編としてシェフ・山咲とライバル店のオーナー・畠山のお話。 「デキる~」では変態的にしつこかった畠山に対して、鉄壁のガードでそれを撃退していた山咲。 そんな関係は「友達から始める」という約束で少しだけ変化したが、相変わらず山咲は鬼のように厳しい。 けども互いに想いを寄せ合っているのは確かであって・・・畠山は口を開けば求愛の言葉を連呼しているウザ男だが、タイ…
麻生ミツ晃
麻生ミツ晃のファーストコミックス。 表紙からも見て取れるけども「おどおどした受け」と「オラオラな攻め」というのが今回の主人公たち。 正直なところ、こういったカップリングは基本的に好みじゃない。 なんだけども・・・とても気になるキーワードが目についてしまった為につい読んでしまった一冊だった。 表題作は高校時代に「チデブ」と呼ばれていた、チビでデブな川口崇史のお話。 チビでデブだからチデ…
みなみ遥
新作ではお久しぶりのみなみ遥。 3年前からポツポツと書き続けられていたお話がひとつにまとまり、やっと今回発売となったのでファンとしてはとても嬉しいところだ。 途中出版社が倒産して掲載誌の「JUNK!BOYS」が廃刊になった時は、しばらくは日の目を見ないと思っていたが、意外と早く復刊となり、それも嬉しかった。 今回は原点に戻ったかのようなみなみ節炸裂ストーリー。 イケメン先輩×可愛い下級…
浜野リカコ
浜野リカコのファーストコミックス。 まるごと1冊読んで感じたのは、暴力的だったり、すごくつっけんどんだったり、激しくツンデレだったり・・・そう、ちょっと激しいキャラが多かったかなということ。 けれども基本的にギャグテイストなので、少々DVがあっても流血しても大・丈・夫!という安心設計となっていた。 表題作は義兄弟モノ。 突然聞かされた母親の再婚と、いつの間にか決定されていた新婚旅行。 …
今市子
今市子と言えば私の中では文鳥エッセイの人だったのだが、今回の萌えエッセイも作者独特の視点で、なかなかに個性的で面白かった。 まあ面白いと言ってもガハハ!ではなく、フッ・・・となってしまう類の面白さであるけども。 ただここに登場した連ドラ・映画、名作漫画・舞台などに少々疎かった私には、残念ながらこのエッセイの良さは半分も理解出来ていないかもしれない(´-ω-`) (大きく頷いたのはホームズとワ…
みろくことこ
今回のみろくことこには驚かされた。 実はタイトルと表紙カバーを見る限りで、なーんだありがちな学園ラブコメか・・・と、正直購入は後回しにしてしまいそうになっていたのだが、今迷っている方は騙されたと思ってぜひぜひ手にとって欲しいと思う! 今回は絶対に一般書店でカバーはかけてもらう気になれない、丸出し悶絶中の巻頭カラーページに、これまでのアニマルフードのショタっ子が「らめー」と喘ぐのとは一味違うエロ…
ヘタリアの日本版といった風情の47都道府県・ニッポン擬人化アンソロジー。 各都道府県をdrap!作家陣がオール描き下ろし!というから、擬人化好きとしては見逃せなかった訳なんだけども、内容的には大絶賛・・・とは言えないというのが正直なところだった。 やはり好きな作家が描いているとしても、全ての県民性というのは分からないため、丸々1冊理解するのは少々無理があるかなと。 とりあえず個人的には地…