眠れる森さんのレビュー一覧

アルティメット・ラヴァーズ ROUND.1 コミック

ぱんこ。 

例え世界のすべてが「違う!」と叫ぼうとも

・・・つーか、普通のBLが好きな人が読むと左側の木場が右側の瀬戸に
「お前を服従させたくなってきた」
と掘りにかかるリバの場面が許せないような気がします。
そしてリバ好きでも「攻めがあえぐのが好き」という普通のリバ好きにも受け入れてもらえない。なぜなら木場は結局は瀬戸より俺様で
「もっとだ!」
とのしかかってしまうから。こんなに攻め攻めな受けは需要がない。

二人とも実際に殴り合うの…

5

倒錯レンズ コミック

天城れの 

驚いた!天城れのさんのウルトラガチ

天城れのさんってどのレーベルを見ても「どうしても取れないなんちゃって性」や肝心な所でひざを折られそうな脱力を入れてくるコメディ作家さんのイメージがありました。

でも、この本にはそういう面がまったく!登場してきません。
メインキャラのディフォルメもほとんど登場しません。凄い違和感。

女子生徒が持ち込んでた男の裸の雑誌を無造作に机にほおりこんでいたのを見つけたがゆえに
ゲイに、そして内…

4

いつかは熊殺し!! コミック

松武 

こんなに作品紹介タグの「巨根」が役に立つ本はない

流石にノーレビューですよね、この作品は・・・
だって、BLというにはあまりにも登場人物のガチゲイ率が高いし、筋肉量とビキビキに誇張した巨根ぶりが(しかもファンタジーな大きさではない。)余りにも生々しく、正直言って普通の腐女子向けではないと思うのです。

肉体派という雑誌自体がBLとゲイコミのボーダーラインを歩いてると思うのですが、
この本はその中でもよりゲイコミよりやと思います・・・。

2

いちばん近くで恋をする コミック

桐祐キヨイ 

物凄い画力じゃね・・・!?

表題作は基本的にぼけーっとした変態風味の弟が受け。
「獅子は拒まず」はピアスバンバカに開けた三白眼のヤンキーが攻め!じゃねえ「受け」!
(うっかり間違いそうなほど素では攻めっぽい顔なんだよこれが・・・)

樹のヤンデレ風味まで混ざったゆきへの変態的な愛情は時々ぞっとしますが、
そういう「ぞっ!」があるからこそ素直に感情を現したところが可愛いというか…
あ、兄の方は典型的な「可愛い」を感…

2

マーブルベリー・ビーンズ コミック

南野ましろ 

このちみっこ、できる・・・!

でもその性的思考は以外にも
「男も女もジョンもエリザベスも分け隔てなく好きなんだもんっ!」
結局そこが見た目と状況があまりにもかけ離れているキャラクターにしてるんですよね、藍羽を!小学生の娘を持つやもめという状況はこの顔からは想像しづらい。

そもそも幼少時は女装させられているのに、性格は男っぽく行動力は抜群。
そして人にはいらん事言いまくりなのに、自分自身に関しては
根っからネガティ…

0

キャラメル・ハードボイルド コミック

南野ましろ 

いやー、和み萌え笑う(これはシリーズ共通)

顔と性格がいい意味で(年上には逆らえないとか)ヤンキーな冴木君と
ファッションセンスが残念な意味でヤンキーな桃生さんの
両親が「盗んだバイクで走りだす」家庭に生まれちゃった二人の話です。

顔と表紙だけ見ると明らかに冴木の方が体格がよさそうなのですが、
実はちっちゃい。まるで幼児のような精神性を見せる藍羽とさえいい勝負。
しかも「営業できると思っているんですか」と言われるほど能力もない…

0

アイツの大本命 コミック

田中鈴木 

ちるちるでCMされるだけある作

ちるちるで何度もトップでアピールしてくるこの本。
やっとまとめて買えました。

1冊目読んだ感想ですが・・・
5巻まで続くのも分かる!と思う本でした。

ストーリー通りに吉田君は「不細工」という設定なのですが、
カラの小ささといい、容姿中心に自信がないのに態度がやんちゃな所といい、
目をつぶった時の表情といい(というか目以外は標準以上だと思う・・・)
十二分に「そりゃぁ佐藤が可愛…

2

言えるものなら言ってみろ コミック

楢崎ねねこ 

帯は嘘。

作者買いの一人、楢崎ねねこさんです。

取り敢えず、帯は嘘だと思います。それは言っておきたい。
関谷の「もてるのに」童貞のもてる前提は書かれず、童貞だけは正しい。
真菅はクールで無関心というより、反対のむしろ挑発的な人物です。

BLは初めて「なら試すか?」とかどんだけ思いきりなのでしょうか。
それに対してセックスするか!にもまったくもって平然としすぎてるのがびっくりです。
真菅受…

3

兄貴上等(2)(新装版) コミック

鹿乃しうこ 

男性陣がみんなかっこよすぎてもう

いよいよ恋人同士になった一楽×流生、そしてあわよくば3P仕掛けてこようとする困った受け、剛。
謎の多い三兄弟ですが、ここで最終的に生誕の謎が出てくるわけで。

悪魔のコスプレがぴったりな邪悪さと、二人の兄として体調不良をもものとせず働き続けようとする気丈さが両方ある一楽がなぜそこまで気丈なのかもそこで明かされるわけです。

そしてその間に二人の間に入り込むものは楽、さらに滝田夫婦。
と…

5

兄貴上等(1)(新装版) コミック

鹿乃しうこ 

一楽(他)のエロ男のテンプレを見るようで。

もともと「えろほん」掲載の番外編(それは「兄貴上等」には入ってない)からこの本に入りました。
鹿乃さん、この頃「ムラムラするから好き」作家棚にしっかり入ってるのですが、
ムラムラした状態では文章がまともに書けません。嗚呼、腐男子の性。

この本は前半が2に続く兄貴上等、後半が植木屋さんを舞台にした単発だけど、
どっちにしても攻めの雄としてのフェロモンがキッツイ。
しかもどうも、流生が慕…

5
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