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表題作兄貴上等(2)(新装版)

矢井豆一楽,31歳,スナック経営,義兄
矢井豆流生,17歳,高校生,義弟

その他の収録作品

  • 矢井豆剛 哀メモリー
  • 矢井豆兄弟目録
  • スウィートホームへようこそ~矢井豆家編~

あらすじ

俺って淫乱なんかなァ。今まで散々スケベ呼ばわりしてたくせに、その「兄貴」と毎日でもしたい…。血が繋がっていないと知り、正式に恋人同士になった一楽と流生だけど、その想いは激し過ぎて胸もアソコもドキドキしっぱなし! そして3兄弟に、家族の秘密が明かされる!? 新装版2巻!
(出版社より)

作品情報

作品名
兄貴上等(2)(新装版)
著者
鹿乃しうこ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイコミックス~BE×BOYCOMICS~
シリーズ
兄貴上等
発売日
ISBN
9784862632692
4

(18)

(7)

萌々

(4)

(7)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
7
得点
72
評価数
18
平均
4 / 5
神率
38.9%

レビュー投稿数7

矢井豆家の秘密

2巻では長男・一楽の子供っぽいいじらしさが垣間見れて
兄貴かーわーいーいーっv

2巻の目玉は、まだあった!矢井豆家の秘密w
一楽秘密抱えすぎですwww
このシリーズ血縁、戸籍関係をそんなにあきらかにしなくても
いいような・・・気がしますけども。

個人的には『矢井豆剛 哀メモリー』が大好きです。
流生が生まれる前、剛が独り占めしていた一楽との思い出を
語ってくれますよv
こんな小学生いねぇーよ!と、思いつつメロメロです。

4

男性陣がみんなかっこよすぎてもう

いよいよ恋人同士になった一楽×流生、そしてあわよくば3P仕掛けてこようとする困った受け、剛。
謎の多い三兄弟ですが、ここで最終的に生誕の謎が出てくるわけで。

悪魔のコスプレがぴったりな邪悪さと、二人の兄として体調不良をもものとせず働き続けようとする気丈さが両方ある一楽がなぜそこまで気丈なのかもそこで明かされるわけです。

そしてその間に二人の間に入り込むものは楽、さらに滝田夫婦。
とにかくちょっとした噂話でも流生は心穏やかでないし、とにかく流生に発情するやりたい盛りの楽は危険人物。

なんにせよ流生は一楽の事、縋り付いてでも離したくない恋人だし血がつながってなくても元の穴に収まるとは思うのですが、それでもどうなっちゃうの?とハラハラさせられました。

ヤリビッチンな剛もちゃんと落ち着くところに落ち着いてめでたしめでたしです。
あとは「兄貴上等」と「えろほん」で読んだ話の間をつなぐ「次男上等」をどこかで読みたいのですが・・・。

って!次男上等3/9に出るじゃん! 読んだことのないpunchとの合本で…
うーむ、悩ましい事になった。
もし2本中1本が既読だと何を読もうとしたかわかんなくなる。

5

明かされる父親の秘密

フェロモン出しまくりの兄と血の繋がらない高校生の弟の、ブラコンラブストーリーの2巻です。1巻よりもさらにパワーアップしてて、2巻の方が面白いです。

1巻で恋人同士になった長男の一楽と、三男の流星。
だけど、一楽にはいまだに女性や男性との噂が絶えなくて。ついには、女優とのスクープが週刊誌に載ってしまって…。

でも、一切流星に説明しない一楽に、とうとうグレる流星。一楽を支えたいと思ってる流星の気持ちを考えると、秘密主義な一楽がはがゆくて悔しいんだろうな~と思います。そして、仲違いしてしまった二人に、胸が痛かったです。

この仲違いの理由には、流星たちの本当の父親が関わっています。
ここで、3人の家族構成が明らかになります。
だけど、父親と会わせようとしなかった、一楽の本心を知って、その可愛さにキュンキュンします。流星じゃないけど、こんなに愛してくれる兄貴を誰が離すんだと思います。
普通とは違うけど、3人の熱い兄弟愛に萌えまくります。最後に、楽と剛の合体まで確認できて、萌えでお腹いっぱいです。

3

血よりも濃い家族の絆

家庭内恋愛、三兄弟の執着ラブストーリーの2巻。

 一楽へ思いが通じた流生は、いつ寝ているかもわからないような忙しすぎる一楽が、突然亡くなってしまった母のように、消えてしまうのではないかと心配します。人間離れした一楽だからこそ、浮世の者のようにふいに消えてしまうような不安があるのです。だから、もっと頼ってほしいと懇願するのですが、一楽は子供のままでいて欲しいと子供扱いをやめません。そんな時、一楽に芸能人との噂がスクープされて・・・!
 流生にいらない嫉妬をさせたり、外泊して心配させられても口にしなかった一楽の本当の気持ちが、流生と剛の出生の秘密が明かされたことで、明らかになるのですが、弟たちに対する愛情の深さと子供のような独占欲に、うるうるして一楽という人間の魅力が更にUPしました!
 ラストで、あんなに子供扱いするなと言っていた流生が、一楽に抱っこして甘えて離れないんです♡甘えられる一楽も嬉しそうです。流生にとって一楽は、親で兄弟で恋人。一楽にとってもそれは同じ。三兄弟でわいわいやりながら、これからも末永くお幸せに!!

・『矢井豆剛の哀のメモリー』
小学生の頃の一楽と剛の思い出話。「弟の事を悪く言う奴とはつきあえない」彼女らしき女の子へ放った、ランドセルを背負った一楽の一言です。カッコよくて可愛い一楽。子供の頃のエピソード、もっと読みたいです!

ところで、前回、流生の泣き顔にときめいた楽は、やはり流生に恋をしていて、流生と一夜を共にしますが、若さゆえに失敗(笑)そして、なぜかどさくさに紛れて、剛とカップルになっていますwww このカップルは次男上等へ続きます!

2

兄弟萌えの原点に立ち返れます。

ラブコメ色の強かった1巻から一転、2巻はググッとシリアスになります。
加えてこちらは丸ごと3兄弟のお話なので、1巻よりかなり読み応えがありました。

両親は居なくて3兄弟だけで生きている矢伊豆家は、長男と弟2人の間に血の繋がりがないことは明かされていますが、それ以外の詳細については実はかなり謎に包まれています。
2巻ではその部分に焦点が当てられます。

まだ高校生の〔流生〕と25歳になってもフラフラしているフリーターの〔剛〕を、1人でスナックを切り盛りしながら家事もしっかりこなし男手一つで育てている長男〔一楽〕。
20歳で親代わりになって以降、手のかかる弟達が一楽の生活の中心。
オマケに昼間手が空けばご近所さんの世話役に自ら進んで駆り出されたりと、いつ寝ているのか分からない毎日。
ヤリチンだ、フェロモン過多だと、1巻のレビューでは兄貴の色男っぷりばかりを強調しましたが、実際には恋愛なんてずっとしてないんじゃないかなというお兄ちゃんです。
そんな過労の日々が祟り、ある日一楽が倒れてしまうところから始まる2巻。

流生と一楽のラブももちろん描かれますが、どちらかと言うとメインは兄弟愛、家族愛。
3兄弟の三者三様の想いにジーンときます。

矢伊豆家の謎が解き明かされる時、一楽が初めて吐露する胸の内が泣けるのです。
一楽が必死に築いて守ってきた矢伊豆兄弟の絆がとても素敵で、自分の兄弟萌えの原点に立ち返れます。
兄弟モノに求めるのは、禁忌より強い結び付き。
私のBLの嗜好は、ほとんどが関係性への「憧れ」なんです。

3兄弟なのに1人あぶれてちょっと可哀想な感じになっていた次男〔剛〕にもしっかり春が用意されていて、全員揃ってハッピーエンドの大団円となりました(^O^)
めでたしめでたし!

剛のお話は「Punch↑+次男上等」へ続きます。

1

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