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一宮思帆
葡萄瓜
タイトルのつけ方に評者なぞは懐かしさを 感じたり致します。 古き血気盛んな二次創作同人誌と言う 雰囲気がございますね。 ジャンルと画風のバランス選択の感覚の好さに、 しっかり満腹できる一冊かと拝察します。
楠本弘樹
酔っ払って本性を曝け出した年上の後輩に 戴かれてしまい、でもOKな自分に苦笑する WEBデザイナー(表題作)。 完璧とは言い難い何処か補完し合う関係を 渋みのある色気で描く作品を収めた短編集 です。
ルゥのひたむきな想いに勇気づけられて 運命に立ち向かい行くザイン。ザインへの 想いを更に強くするルゥ。 二人の想いは、新しい明日を開いてゆく。 運命故に閉じた世界に沈み行くのではなく、 新しい明日を二人で歩こうと支えあって進む 新しい形の吸血鬼譚。 どういう明日に二人は落ち着くのでしょう。
街角で絵を描いて生計を立てていたルゥは ある日ザインと出会い、彼の肖像画を描く事を 条件に生活の庇護を受ける事となった。 そしてルゥは知る。ザインが吸血鬼である事を。 苦悶する吸血鬼を彼を想う人間が支え、見え難い 明日を掴み取ろうと歩みだす物語。 受の立場にいるルゥのひたむきな想いと芯の強さに 漢らしさを感じます。
『銀魂』二次創作アンソロジーの一冊。 性描写の激しさよりも丁々発止の駆け引きに 重心を置いた作品が集められている様な 手応えがあります。 カップリングは不特定多数とお考え下さい。
星崎龍
クラスの人気者が大人しい男の子の世話を焼き、 やがて二人は恋に墜ちそして…と言う王道パターンの 表題作とその続編、中学生と高校生の幼馴染が 心の距離を体を重ねて埋める恋愛確認譚、 幼馴染の別離から再会までを描いた一篇、 可愛い男の子に弱い(呪いも解く)鑑定士の話、の 五篇から構成されている短編集です。 作品発表時と単行本刊行時と言うのは、90年代 ショタブームが終わって次のブームが…
シマダマサコ
2004年に刊行された『どらきら』に単行本未収録の 連載分と描き下ろし作を加えた新装版。 カラー口絵は旧版表紙絵を用い、旧版の口絵(入浴 シーン)の再録はありません。あとがきも差し替えと なっています。 ……新装版になってもまだ伏線は回収されないの ですね。その点だけが読み手として非常に気掛かり です。メルヘンBLと言う認識で受け止めただけに。
少なくとも、受と攻が保育園に始まり 高校生に至るまでの同級生で…と言う 部分は判るのです。二人の人間関係も おおよそは見当がつきます。 しかし、二人を廻る都市伝説とやらが 妙に話しに絡むのでそこから話の芯が ぶれている感じがします。 果たして、続巻で伏線は回収されるの でしょうか? 受と攻の醸し出す雰囲気が結構妖しい ので気になる所です。
恐らく、「BOY'S LOVE NOVELS」と名乗ったのは この本が初めての筈です。そして、小説JUNE以外の こういう方面の小説誌でも初めての存在だったかと。 それだけに収録作品の端々に濃厚な耽美色が漂って います。それは決して古めかしい香りではなく、むしろ 今に通じる重厚さとして展開されるでしょう。 表紙イラスト / 竹田やよい
表題作相応の「鍋島専科」ですが、今で言う所の 不細工受と言う事になるのでしょうか。 好きになると言う行動に理屈は無い、と言う事を シニカルに描いた佳作ですね。 惜しむらくはこの作品が自費出版の選集にのみ 再録されているという点でしょう。 受と攻が自分達の事を「やおい男」と自嘲している 光景に時代を感じますね。 他の作品は概ね進んでいてもキス止まりです。 ボーイズラブ草創期の息…