葡萄瓜さんのレビュー一覧

育生&国立シリーズ(6) ありす♥すきゃんだる 小説

菜槻さあり  穂波ゆきね 

これにて暫し

とりあえずこれにて『国立&育美』シリーズの
最終巻となっている訳でございますが……
正直生殺しな気分です。
伏線は凡そ回収できている筈ですので、最後の
締めが欲しいですね。

同時収録作は主人公達に寄り添っていたカップル達の
決め話。こっちは綺麗に締まっています。

0

育生&国立シリーズ(5) V×shock(ヴァージン×ショック) 小説

菜槻さあり  穂波ゆきね 

辛うじて

本編は…受が他所のバカップルにあてられてしまう
展開です。
うん、それでもしっかり攻に懐くんですけどね、この子は。

『SWEET LIFE』は受の姉君の話、『Once More』は受の
中学生時代のサイドストーリーです。
『北極星になれない』は作品世界を同じくするのみの
別作品です。

0

育生&国立シリーズ(3) Focus 小説

菜槻さあり  穂波ゆきね 

渾然一体

思えばこの主人公達の登場するシリーズも
また作者さんが構成した作品世界の一部
なんでありまして、彼等が狂言回しになる
場合もあり得ると言う事なんですね。
この本編では辛うじて主役を張ってますが。

同時収録作、本編より一寸長いです。

0

育生&国立シリーズ(2) 2.14事件 小説

菜槻さあり  穂波ゆきね 

BLらしく、でもらしくなく

脳天気なバカップルに忍び寄る不穏な影?
でも基本的な部分で気持ちがしっかり寄り添ってる
から結局ご馳走様な展開です。

同時収録の『jinx』は主人公達の先代のお話。

0

センシティブ・ポルノグラフ コミック

さくらあしか 

淡々と劣情

表情に表れず体に表れてしまう劣情が、此処に在ります。
表情が淡々としてしまいがちなのは、純情さ故の不器用で
劣情を浮かべた表情で誘うのが下手だからなのでしょう。
表情以外の部分で語られる劣情には、艶があります。

2

ねじの回転 コミック

定広美香 

螺旋の行方

おおよそ定広さんの作品では、余り受攻の
立位置は重要視されない様です。
オス同士の絡み合いに受も攻も関係無いと
言う所なのでしょう。
そしてそう言うオス同士の関係は段々急に
なり行く螺旋をたどって何処へ行き着くのか。
暗闇でない事だけは確実な様ですが。

4

美少年 コミック

小野塚カホリ  団鬼六 

類稀なる

短編小説である原作を非常に忠実に描いて
なおかつ情念を浮き彫りにしている点に先ず
舌を巻きます。
激しい情念の世界が描かれながらも漂うのは
生臭い体液の香りではなく、時には強く時には
弱く香る菊花の薫り。
耽美は、きちんとここにあります。

7

なんか言えよ コミック

鳥人ヒロミ 

生々しい寓話

生々しくて、綺麗な関係。
その整合性故に御伽噺と一蹴する人も
いるかも知れない。
でも、それは必然性故の展開。

0

いとし、愛しと言うこころ コミック

竹美家らら 

さりげなく、さりげなく

狂言回しと御伽噺が上手い具合に混ざり合って
織り成される少々不思議なラブコメディ。
寝室を覗かなくとも髪結いと便利屋の仲の加減が
判りましょう。

3

ドーナツ通信 コミック

タカハシマコ 

ブッキラボー乙女モード

表題作の攻の三宅も受の木野もさりげなく
俺様モードなんですよね。その辺は年頃の
オトコノコですし。
そう言うオトコノコが見せてしまう乙女モード
だからこそ、余計に愛らしさを感じてしまうん
だろうかと。それ以外はそれなりにがさつなのも
また良し。他の作品も、基調はそんな感じです。

0
PAGE TOP